あしながおじさん
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
あしながおじさんとはイギリスの民衆の間で語り継がれてきた、小説・児童文学的な物語であり、作家アーノルド・グレイブスが1911年に編集し、発表した。
[編集] 概要
この物語は、貧乏な農村に生まれた少女アコプレッサの重税に苦しむ姿を見た、貴族のアルフレッド・レーナーが金銭的援助を施し、また農村への税を減らすよう貴族会に直訴する物語である。
物語に登場する貴族アルフレッド・レーナーは実在の貴族であり、英国貴族史にも彼の行為は書き記されている。
アルフレッドは貴族の中では珍しく、農民や一般市民に対する温情の念が強く、弱者に優しい貴族として知られていた。物語にある農村への減税懇願も、農民からの願いを受けアルフレッドが先陣を切って行った。しかし、当時のイギリスでは貴族の権限が非常に強く、また市民派として人気が高かったアルフレッドは他の貴族達からも疎まれる存在であった。そのため、レーナー家は1677年に貴族会から脱会させられることとなり、国外追放処分を受けることとなった。
その後、レーナー家はフランスへと渡ったが、そこでも迫害を避けることはできず、アルフレッドの息子、カレス・レーナーの代でレーナー家は滅んだ。

