アグレッサー部隊
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
~ 訓練生 について、教官殿
~ 第8492部隊 について、ケイ・ナガセ
アグレッサー(仮想敵)部隊( - ぶたい)とは、戦闘訓練に於ける敵役の事である。脳内敵ともいう。
見た目は赤い星が描いてあったり白い星が描いてあったり何とも忙しい。飛行機模型で「TOP GUN」と書いてあるならば、それはアグレッサーであることが多い。アグレッサーを務めるのは教官殿である。仲間外れによるイジメはアグレッサーは関係ない。敵国の兵器は使えないので、基本的には性能がよく似た自国の兵器を使うが、時折鹵獲した敵国の兵器を使うこともある。
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[編集] アグレッサー部隊編成の経緯
アメリカの廃人養成組織トップガンに於いて、訓練生を相手に、教官が敵役としてソヴィエト連邦の戦闘機に似た機体性能を持つ航空機とソヴィエト流の戦闘法を用いて訓練をする目的で作られたのがアグレッサー部隊である。しかし、アグレッサー部隊も人の子、その戦法は訓練をしていくうちに洗練されてゆきソヴィエト流の戦い方とはかけ離れてしまう本末転倒なケースも多い。
[編集] アグレッサー部隊の役割
アグレッサー部隊の役割はずばり、敵役である。アグレッサーは敵の役に扮しなければならず、敵を心の底から理解しなければならない。遊園地のショーに出てくるショッカーが観客に危険は及ぼさないのは彼らもまたアグレッサー部隊の一員であるからだ。アグレッサーは敵役に心から扮するために、細心の注意を払わなければならない。時には非道をも冒す、これぞアグレッサーの鏡である。
[編集] 各国のアグレッサー部隊
[編集] 日本
- 航空自衛隊
詳細は飛行教導隊を参照。
航空自衛隊では同様の部隊として飛行教導隊を編制しており、当初はT-2を使用していたが、同機の空中分解事故が発生した事により、現在は他部隊と異なる迷彩塗装のF-15J/DJを利用して訓練に参加している。
なお、1990年代の末、防衛庁に総合商社を通じてロシア側から打診があり、スホーイSu-27を飛行教導隊にアグレッサー機として配備する計画があった。 その後もロシアは日本にSu-27の売り込みを続け、技術ライセンスを含む購入計画もあった。しかしながら、諸事情によりキャンセルとなった。
- 旧日本軍
他国と同様に不時着や占領地で入手した敵国の航空機を再生し、戦技教育に利用していた。
[編集] アメリカ
- アメリカ空軍
アメリカ空軍においては、ネリス基地の第57航空団隷下の第57アグレッサー戦術群に第64及び第65アグレッサー飛行隊が編成されている。両飛行隊は冷戦終結に伴い一度は活動を停止、代わって414戦闘訓練飛行隊が編成されたが、その後第64アグレッサー飛行隊は2003年に第414戦闘訓練飛行隊のF-16を移管されて活動を再開し、また第65アグレッサー飛行隊も2005年に余剰となったF-15を受領して再編された。第414戦闘訓練飛行隊は現在ではレッドフラッグ演習の運営を担当している。
- アメリカ海軍
アメリカ海軍航空隊では、ベトナム戦争における航空戦の苦戦から、1969年のNFWS(海軍戦闘機兵器学校)"トップガン"開校[1]を皮切りにVF-126、VF-43、VA-127等のアドバーザリー部隊を編制し、A-4をMiG-17に、空軍から借用したT-38をMiG-21に見立てての仮想敵任務に従事させていた。このうちNFWSはNSWC(海軍打撃作戦センター)に吸収される形でNSAWC(海軍打撃・航空作戦センター)として再編され、同センター内のN7部門”トップガン”として現在も活動している。また時代の変化に伴い対抗勢力の高性能化(Su-27やMiG-29等)が見られた事からF-16 A/B/NやF/A-18 A/B、F-14の配備も行われ、F-16AやF/A-18は現在に至るも使用されて居るが、VFC-111、VFC-12、VFC-13等では現在もF-5を使用している。
- アメリカ海兵隊
アメリカ海兵隊では、VMFT-401”スナイパーズ”がアドバーザリー飛行隊として編成され、ユマ海兵隊航空基地にて活動している。現在はF-5Eを装備しているが、かつてはイスラエル製のクフィル戦闘機をF-21として運用していた事でも知られる。
- アメリカ陸軍
アメリカ陸軍にも敵部隊の戦術をシミュレートする部隊がある。大半は米国製装備による代用であるが、少数であるもののMi-24、Mi-17、An-2などを保有している。
- 備考
なお一部で存在しているとされていた第三国を経由して入手したと思われる旧ソビエト製戦闘機を運用した部隊も1977年から1988年にかけて活動していたことが、関連文書の機密指定が解除されたことにより明らかになった。このような対抗勢力の航空機を入手し研究した航空機では、第二次世界大戦中の零戦等が存在する。また、最近ではモルドバ空軍で余剰となったMiG-29を大量購入した事が知られている(ただし、同機を使用するイラン空軍への機体・部品流出を防止する政治的側面が強かった)。
[編集] ドイツ
- ドイツ空軍
ドイツ連邦共和国では、東西ドイツ統一後MiG-29を24機を編入する形で保有するに至った。この機体が配備されていた第73戦闘航空団は、(専従ではないが)西側が表立って保有する数少ないアグレッサー部隊であり、東側戦闘機として各国との共同訓練に頻繁に参加させていた。(アメリカ及びイスラエルは研究用に第三国経由で入手しているが、表立った運用を行っていない)しかし、後にポーランド空軍に一機あたり1ユーロという破格値で売却(実質的に譲渡)されている。
また、ナチス政権当時は西部戦線で撃墜したアメリカやイギリスの軍用機をレストアし、対抗戦術の開発を始めとする研究材料として扱った。
[編集] ロシア (旧ソビエト)
- ロシア空軍 (旧ソビエト空軍)
ソビエト社会主義共和国連邦でも、空軍でベトナム戦争、中東戦争での航空戦を教訓にアグレッサー部隊が編成されていた。1974年、トルクメン軍管区にMiG-21bisを装備する2個飛行隊が編成された。両飛行隊には、ソ連各地から1級「狙撃手」の称号を有するパイロットが集められ、他部隊のパイロットの戦技の検閲に従事した。1975年秋には第2飛行隊にMiG-23M(1984年には当時最新鋭のMiG-23MLD)が、1987年には第1飛行隊にMiG-29が導入された。1991年秋、第2飛行隊の機種をSu-27に換装することが計画されたが、ソ連崩壊、経済難、トルクメニスタンの独立等によって実現しなかった。現在のロシア空軍において同種の部隊が存在しているかどうかは不明である。
[編集] 関連項目
- 高町なのは 私の教導に逆らう奴は撃墜なの!
- エクストリーム・鬼ごっこ

