エクストリーム・試食
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エクストリーム・試食とは、スーパーマーケットなどにある試食台に置かれた食べ物を食べていくエクストリームスポーツである。
概要[編集]
主にスーパーマーケットやデパ地下において年中行われているもので、競技参加への経費がほとんどかからないことからおばちゃんや苦学生らに人気があり、それらを中心に全国的に浸透しているスポーツである。
食品販売の現場において各食品会社によるスポンサードも行われており、世界的展開もなされている。
歴史[編集]
起源は古代ローマ時代、暗殺を恐れる王侯貴族たちが、市井の食べ物をわざと毒見も無しに食べることによって、その度胸と勇敢さを競ったのが起源とされる。発案者はペトロニウスであったらしい。これはシルクロードを通じてアジアにも伝わった。だが、時代の経過によりこの競技は廃れた。
近代競技の元となったものは、第二次世界大戦中の食事の配給制度からと言われる。ただし、当時は競技としては成立していなかったとされている。終戦後、物資の不足と人件費の削減から一時廃れかけるが、食品製造会社らの尽力によって商品の宣伝という形で現存・特化していき、現在の形に落ち着いている。
ルール[編集]
基本ルール[編集]
- 店内で提供されている試食物を、手にとって食べる
- これは全てのルールにおいて共通なことで、食べることによってポイントを得られる。
- 一見してまずそうな物ほど、開拓者精神を評価されてポイントが高くなりやすい。
- 手に取ったものは必ず食べる
- 酒類の試飲は未成年者の場合原則禁止だが、勧められた場合はこの限りではない。たぶん
- 同じ商品をたくさんたべると高得点
- 得点の低いものでも、短時間に複数掻きこむことによって4倍~36倍以上の高得点を叩き出すことも可能である。
- 店長を呼ばれると、それまでの取得ポイントが0になる
- 事実上のゲームオーバーとなる。警察を呼ばれる前に、おとなしく買うものを買って帰ることが望ましい。
- まずいものを大量、高速に食べる
- まずいとわかってるものを食べること。2個食べたら、2倍、3個食べたら3倍・・・というようになる。
反則など[編集]
- 試食であるので、商品を購入してしまった場合は失格
- 食べ残し、嘔吐、マズそうな顔をすると減点
- 武器の使用は禁止
- 胃薬の使用はドーピングであるので禁止
- 主にタッパーなどの凶器がよく摘発されている。
エクストリーム化の動き[編集]
第1回大会が開催されたのは最近のことである。スーパーやデパートの連合は、商品の宣伝を理由に試食大会と称する競技を提供した。 しかし、食べ過ぎて具合が悪くなる選手や、途中で寝てしまう選手や、試食台においてあった餅を一気にほおばり、そのまま飲み込めずに窒息し病院へと運ばれた選手が多数出てきたため、エクストリーム化を検討、そして翌月エクストリーム化が決定され現在に至る。そのような事故を考慮し、現在では、吐き気などの身体症状は自己負担となっている。
歴代試合[編集]
- 第1回大会(2004年)
- クッパが試食台のクッパをたいらげ、大量に得点を取った。2位と大きく得点を離して、堂々の優勝である。
- 第2回大会(2005年)
- 安田大サーカスのHIROが、競技終了2分前から、偶然試食コーナーに置いてあったシュールストレミングを2缶食べたため、逆転勝利。
- 第3回大会(2006年)
- 第4回大会(2007年)
- 食品の産地や賞味期限が相次いで偽装されたため、やはり安全を考慮し中止となった。
- 第5回大会(2008年)
- 中国製の餃子に毒が入っている恐れがあったため、またもや安全を考慮し中止。
- 第6回、第7回大会(2009年、2010年)
- 民主党が政権を握ったことによる不況のため、予算不足で開催されなかった模様。
- 第8回大会(2011年)
- 東日本大震災の影響で、東北地方の食品を提供できなくなってしまったため中止。これで6年連続中止であり、その影響を受けてか現在は試食自体が衰退傾向にある。