エクストリーム・鬼ごっこ
このエクストリーム・鬼ごっこは顕著な普遍的価値を有し、我々人類の尊守すべき伝統であると同時に実用性且つ効用性に優れたスポーツであり、我々アンサイクロペディアンはオリンピック種目登録を含め、世界にその価値観を広めていきます。
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エクストリーム・鬼ごっこ(えくすとりーむ・おにごっこ)とは、逃げる人間(逃走者)と追う人間(鬼)が深い山の奥で、広大な大海原で、そして過酷で崩壊した建物の中で逃走・追跡を行うエクストリームスポーツの一種である。
概要[編集]
エクストリーム・鬼ごっこは、逃走者はどれだけ長い期間逃げ切れるか、鬼はどれだけ短い期間で捕まえられるかを競うゲームである。このスポーツはしばしば思いつきで始められる。他のスポーツやレジャーのプレイヤーが、突如として心変わりを起こし、このゲームを始めるのである。マウンテンバイクで山頂を走っているバイカーが自ら谷底へと転がり落ちていくこと、またエクストリーム・草むしりの最中に、上から転がってきた岩や雪に敢えて当たりにいくことで、即座にエクストリーム・鬼ごっこを始めることが可能である為、プレイヤー数は年々増加の一途をたどっている。 たまにつかまった逃走者を楽にさせたりする。
得点[編集]
原則的に鬼は減点方式、逃走者は加点方式で行う。鬼と逃走者の参加人数の合計の1000倍から得点がスタートする。逃走者の得点は逃走時間に比例して増加し、鬼の得点は、逃走者を捕まえるまでは時間に比例して減少していく。
例えば、鬼200人、逃走者800人の合計1000人で試合を行う場合、最初は参加人数の1000倍すなわち1000000点を鬼200人で分け合った得点でスタートする。従って、スタート時点で、鬼1人あたりの得点は5000点である。
全体の1000000点は時間ごとに減少していき、規定時間を過ぎると全て逃走者の得点になる。捕まった逃走者は失格となるが、捕まらなかった逃走者は、本来捕まった逃走者に入るべき得点ももらえるようになる。
技得点[編集]
逃走者得点[編集]
フェイント 50点 これは逃げが鬼と正面で出会った場合に、右に避けると見せかけて(フェイント)左に避けるテクニックである。なお、フェイントをかける方向は右、左どちらでも構わないが、本来の避ける方向はフェイントと同じ方向であってはならない。また、このフェイントは良く知られているため対処法を考えられている事があるため、上級者には使用してはならない。
二重フェイント 100点 二重フェイントはその名の通り二重にフェイントをかける事である。右に避けると見せかけて左に行くと見せかけ右に行く。言葉で言うと紛らわしいが、これにより通常の「フェイント」が通じない鬼を避ける事が出来る。なお、この場合でもフェイントをかける方向は左右どちらでも構わない。また、通常の「フェイント」が通じない鬼かどうか見極めねばらなず、通じる鬼にこの二重フェイントをかけても逆効果である事を忘れてはならない。
内側フェイント 200点 電話がなっているだれだこんな時間に…
ルール[編集]
はじめに[編集]
下記のルールは最もメジャーなものであり、基本的にローカルルールで何でもありである。
鬼のルール[編集]
- ゲーム中は逃亡者を捕縛前に殺したり、逃亡者以外への犯罪行為をしてはいけない。
- 味方への攻撃は許可されているが行うとリンチの対象となる。
- 「一人狙いをしてはいけない」や「逃亡者を巡回する」というルールがある地域も一部存在する。
逃亡者のルール[編集]
- 乗り物を使って逃げてはいけない(捕縛されるとペナルティがあるが最後まで逃げ切れば免除される)。
- ゲーム中は鬼以外への犯罪行為をしてはいけない。
- 指定された範囲内でしか逃げてはいけない(範囲指定がある場合限定)。
主に鬼ごっこがされる場所[編集]
- 公園:これは基本中の基本。遊具が豊富で逃げ隠れしやすい。
- 校庭:これも基本。公園より範囲が広いので面白い鬼ごっこが楽しめる。
- キャンプ場、山など:校庭よりもさらに広い。広すぎるので鬼が大変である。
- 都会:隠れやすい場所が多い。人ごみに紛れるなどの上級テクニックも使えるため、上級プレイヤーにとっての聖地。特に100万人以上の人口を持つ都市は、敵味方の区別がつかなくなる。
- 校舎:かなり広く、逃げたりしやすくて面白い。だが途中で先生に見つかってしまったら…もうわかるだろう。
- 地獄:広い事は確かだ。だがそこまでどうやって行くの?
- 家の中:家が広いところは隠れ場所も多く、楽しいだろう。だが、この後、お母さんのお叱りを受ける事になる。
- 図書館:図書館の中では静かにしなさいっ!
- 遊園地:かなり広く、鬼は大変。下手をすれば、観覧車やメリーゴーランドなどのアトラクションに乗り込まれてしまうため、鬼はかなりの脚力を必要とする。
- 尖閣諸島:国際試合の舞台となる。
- 宇宙:死ぬほど広く、鬼はとても大変。だが今の技術では行けないのでまだ未知の領域である。
壮大な鬼ごっこ[編集]
ここでは、歴史に残るような鬼ごっこを書いておく。
佐藤達(500万人) VS 国王の軍隊[編集]
リアル鬼ごっこ (伝記)参照。しかし、佐藤生存説と佐藤死亡説がある。
〜真・鬼ごっこ転生〜 人修羅 VS ダンテ(デビル・メイ・クライ)[編集]
デビル・メイ・クライの主人公のダンテが、真・女神転生3の主人公人修羅を追いかけるかたちで、おこなわれていた。ダンテは、銃を使うほか、捕まえると、剣で数回突いてから逃げ、人修羅はスタートにもどる。真・女神転生ⅢNOCTURNEマニアクス参照。別名「主人公の戦い」。
レオン&クレア&シェリー&エイダ VS タイラント&ウィリアム(G)(BIOHAZARD2,RE:2)[編集]
ウィルスが漏洩し廃虚となったラクーンシティで行われた。タイラントが熱焼却されたり高速貨物列車による逃走劇、最後の貨物列車爆破など至れり尽くせりの名勝負であった。
ジル・バレンタイン&カルロス・オリヴェイラ VS ネメシスT型(バイオハザードBIOHAZARD3 last escape,RE:3)[編集]
熱狂的なエクストリーム・鬼ごっこファンが多いラクーンシティで行われジルがウィルス感染したりネメシスの首が跳ぶ等、血みどろの阿鼻叫喚、地獄絵図の中、歴史に残る名勝負となった。
イギリス陸軍SAS VS イムラン・ザカエフと愉快な仲間たち(Call of Duty 4: Modern Warfare)[編集]
1995年から繰り広げられていた熱戦。2010年からはアメリカ海兵隊のフォースリコンもSASサイドに加勢した。 鬼だった筈のSASサイドが、ロシアのアルタイ山脈でザカエフとその手下のMi-24攻撃ヘリや装甲車で追い詰められてしまう。 結局SASの支援を要請で駆けつけたロシア軍によってヘリは破壊され、ザカエフもSASのソープ軍曹に射殺されたことで決着がついた。
タスクフォース141 VS ウラジミール・マカロフと愉快な仲間たち(Call of Duty: Modern Warfare 2・Call of Duty: Modern Warfare 3)[編集]
前大会で大活躍したソープ大尉(当時は軍曹)、プライス大尉も登場。いろいろあった末にタスクフォースがマカロフを追い詰めれそうになったが、司令官のシェパードが手柄ほしさに暴走。ソープ大尉とプライス大尉もマカロフそっちのけでシェパード退治に乗り出し、結局マカロフが勝利・・・かと思われた。しかし、試合は続行された。またもや色々あって、マカロフの仕掛けで鬼サイドのエースであるソープ大尉が死亡する。それによって怒りが頂点に達したプライス大尉によって、マカロフは追いつめられる。そしてマカロフはアラビア半島のホテルからヘリで逃げ出そうとしたところをプライス大尉の超人的プレーによって阻止される。そして殴る→ザイル(ラペリングで使うアレ)で首絞め→そのまま屋上の天窓割って首つり状態 というスーパーコンボによりマカロフが死亡。世界中を巻き込んだ壮大な鬼ごっこはタスクフォース141(ほぼプライス大尉のおかげ)の勝利に終わった。
モサド VS ナチス残党[編集]
第二次世界大戦後、主に南米に逃げ込んだナチス残党をモサドが数十年に渡って追いかけ回した壮大な鬼ごっこ。アドルフ・アイヒマンをはじめ、数多くのナチス残党はモサドに捕まったが、ヨーゼフ・メンゲレは最後まで捕まることなく、勝ち逃げを決めた。ちなみにアロイス・ブルンナー(1912年生まれ)はまだ競技を継続している、らしい。
サンタクロース VS 北米航空宇宙防衛司令部[編集]
1955年から始まる壮大な鬼ごっこ。結局一度たりとも捕まっていないので、これまでサンタクロースの全勝である。
サンタクロースは、毎年12月24日に幼児のいる家庭へ不法侵入するだけでなく、玩具の一斉在庫処分も兼ねて子どもの部屋に不法投棄していくので、1955年には痺れを切らした子どもからホットラインを通じて北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)に追跡要請が出たが、現在においてもサンタクロースの逮捕はおろか、その正確な位置を特定することすらできていない。北米航空宇宙防衛司令部は、サンタクロースの追跡情報を公開することによって自国のレーダー網が完璧であることをアピールしているが、それはすべてセキュリティホールの隠蔽工作である。
また、年に一度の犯行であるためか、「乗り物を使用してはならない」というルールは黙殺されていると認識されているが、トナカイの牽くそりが、実はサンタクロースのスタンドであるという可能性も否定できないため、ルールの適用が不可能であるというところが真実のようである。
100歳以上の高齢者 VS 地方自治体・厚生労働省(行政連合)[編集]
1970年代から始まる壮大な鬼ごっこ。現在も進行中。日本各地で所在不明となっている高齢者を地方自治体・厚生労働省が追う。元々、各自治体ごとに行われていた為、決着が着かず、2010年に試合の途中経過を公表し、厚労省と連合する。
シータ VS ムスカ[編集]
1970年代にラピュタで開始。 シータは負けそうになったため、パズーと共にバルスの変を起こす。本来なら反則なのだが、なぜか認められ、力でねじ伏せた結果となった。
- その後会場は崩壊し、ムスカは落下したという。
ジャニーズ事務所のアイドル VS ジャニオタ&腐女子[編集]
常時進行中。だが、開催以来一度たりともNEETな女共の勝利報告は入って来ない。
韓流ドラマの男性俳優 VS おばちゃん[編集]
逃亡者の主に来日・帰国時に開催。毎回もの凄い数の鬼がスタンバッているが、壁の存在によりいずれも失敗に終わっている。何故か逃亡者が死んだ場合においても開催される事があるが、既に死んでいる為ノーゲームとなった。
トム VS ジェリー[編集]
ある家庭に住み着いているネズミ(ジェリー)とその家庭で飼育されているネコ(トム)との戦いである。どう考えても死んでいるような重症を負うトムだがなぜか次のシーンでは回復しt…ん?だれだこんな時間に…
平尾受刑者 VS 広島県警[編集]
愛媛のゆるい刑務所からしまなみ海道へ逃げ出した、他称「平成の逃げの小五郎」と、日本が誇る警察の広島組の戦い。警察は「平尾は向島に留まっている」として捜索を続けたが(一部は島外も捜索)、やがて広島市の路上で見つかり逮捕。警察は裏をかかれるかたちとなったがなんとか勝利。
樋田容疑者 VS 大阪府警[編集]
大阪富田林署のゆるい警備により逃げ出した、上記の平尾受刑者に並ぶ「平成最後の脱走犯」に名乗りを上げた。大阪府警の不手際を突き、挙句にはひったくりと窃盗を繰り返しながら逃げ続けた。窃盗した自転車による逃亡を続け、山口県周南市で万引きをしていたところを警備員に捕まり、逃亡犯と警察の戦いに緊急参戦した警備員が勝利する意外な結果となった。
中国海警当局 VS 日本海上保安庁[編集]
実際のところ、すごーく昔から尖閣諸島周辺で人知れず行われていたが、近年になって、海警当局が活発に動き始めたため、年々盛り上りを見せている。2000年代に入ってからは高難度の技を繰り広げており、両者とも試合に熱が入っていると言う事が伺える。 この試合では海警当局以外にも漁船軍団が156隻近く参戦しており、海上周辺ではその熱気により魚が減っている。 類似の試合は、竹島独島紛争が有名である。
北朝鮮人民海軍 VS 日本海上保安庁[編集]
2001年、奄美大島近海にて行われた、海の警察(笑)vs北朝鮮という異色の戦い。この戦いは海保は巡視船三隻、対する人民海軍は不審船一隻、おまけに海保は米軍情報により逃げ側の位置も把握済みというハンデバキバキの戦いだったが、不審船は持ち前の速さで善戦し、海保側の巡視船一隻を弾薬切れで離脱させる活躍を見せた。さらに、海保側の網を幾度となくかわし、追いつかれると壮絶な銃撃戦を展開するという圧倒的根性をみせ、最終的には強靭な精神力で自爆した。歴史に残る名試合だったが、ノーゲームとなった。なお海保は同じ敵に対し何度も敗北しており、この戦いで始めて敗北以外の結果となったが、勝利はいまだつかめていない。