エクストリーム・DDR

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エクストリーム・DDRとは、ダンスダンスレボリューション (DDR) から発展した新たなダンスゲームのプレイスタイルであり、平和で健康的なダンスダンスレボリューションの姿とはかけ離れた殺伐とした競技である。主にアメリカや、メキシコブラジルなどの中南米で行われ、当地ではオリジナルのダンスダンスレボリューションが駆逐されるほどの人気となっている。

概要[編集]

種目名にDDRの名を冠しているにも関わらず、In The Groove (ITG) やPC用のStepmaniaといったオリジナリティ溢れるしかしクローンのゲームが主にプレイされているのが特徴。これは歴史的な経緯によるものである。

競技の起こりは不明確であるが、2002年から2004年頃という説が有力である。これはちょうどDDRの開発が一時終了していた時期に当たる。当時日本では人気が下火となっていたものの、アメリカではDDRは相変わらずの人気であったため、新作がリリースされなくなることに激怒したアメリカ人プレイヤーがDDRを違法改造してより難易度を上げたものを制作したものが発祥と言われている。このような経緯からエクストリーム・DDRプレイヤーは必ずしもDDRに良い印象を持っているとはいえず、そのためにIn The Groove、Stepmaniaや近年ではPump It Upが主流として扱われている。

特徴[編集]

DDRのような通常のダンスゲームとの最も顕著な違いは、その譜面にある。以下のようなギミックが手を変え品を変えプレイヤーを苦しませる。

小さい地雷
巨大な地雷
地雷ノーツ
踏むとライフゲージが減る上、情けない音が出るため精神的ダメージが大きい。最高難易度曲では曲のリズムを完全に無視して多用されるため、在庫不足が懸念されている。16分・32分間隔で矢印を挟み込んだ地雷は俗に地雷サンドイッチと呼ばれる。メキシコ産のPump It Up Fiestaでは、ただ一種類だけの地雷では満足できなかったのか、隠し地雷に加え核地雷、鮫地雷など多種多様な地雷が追加された。
特に800$を争う賭けエクストリーム・DDRにおいてそれまで完璧なプレイングを見せてきたプレイヤーが踏み抜き、勝利と800$を同時に失った事件はエクストリーム・DDRを象徴するシーンとして語り継がれている。
連打オブジェ
表示されている間、ひたすら踏み続けないとNGが出る過酷なノートである。
テトリス
矢印がテトリスの法則に従って自動的に落下し、自動的に消える究極とも言える方式。メキシコ人によって初めて導入された。
24分連打
連打でも早くとも16分音符相当のノートまでしかない通常のダンスゲームとは違い、身体能力の極限に挑戦するエクストリーム・DDRでは24分、32分、そして48分の連打が平然と使用される。In The Groove 2で登場した「Determinator」ではbpm147の3小節休符無し24分地帯が導入され、あまりの足ビーマニぶりに驚愕したアメリカ人によってThere is no musicという名言が生まれた。
トリプル・クアッド (3枚抜き)
足のみを使用する通常のダンスゲームとは違い、シングルでは最大4つまで、ダブルでは最大8までの矢印が同時に流れてくる。かつては手や膝を使って取るしかなかったが、近年手を負傷している・何踏んできたかわからない靴で踏まれたパネルを平手打ちしたくないなどの理由で編み出された、パネルの間に足を置き、2枚抜きをするBracketingというテクニックが一気に普及。ますます外人サイズの足専用になっている。この中でもITG1のリリースと同時に彗星のごとく現れたBend Your Mind Double Expertでは膝を使って取る6つ同時が、2004年という時代を大幅に先取りした時期に登場したため、メキシコ譜面界のオーパーツとして恐れられている。
アメリカの希望の星とも呼ばれる名プレイヤーのJBoyAAAは、高まる足サイズによる不平に対して「大半のメキシコ人の靴のサイズは22.25cm程度であり、要は努力の問題」と述べた。
ストレッチ (股割り)
子供でもプレイできるように配慮された通常のダンスゲームとは違い、全身を使ったゲームプレイを推奨するエクストリーム・DDRでは、遠く離れた位置のパネルを交互に踏むなどのパターンが頻繁に登場する。脱臼を防ぐため、プレイ前には充分に柔軟体操を行い、身体の硬いヘボプレイヤーは諦めて手を使うことが推奨される。代表曲はReactor(通称Don't use your hands)、Aliens In Our Midst(通称てれれれ~)等。

特殊なルール・ステージ[編集]

100%[編集]

ある程度のミスも許容される通常のダンスゲームとは違い、ミスに対して極めて厳格なエクストリーム・DDRでは、完璧なプレイすなわち達成率100%以外を出したプレイヤーは競技者として認められない。

スーパーランダムを含む前衛的な[1]オプション20個以上を同時につけた上で、HARD以上の曲を100%でクリアすることができなければこのスポーツに参加したとは言えない。 -- エクストリーム・DDRプレイヤー、WinDEU

Bloodrush[編集]

In The Groove 2に収録された楽曲であり、エクストリーム・DDRを語る上で外せない文化の一つ、「Bloodrush Dance」で知られる。これは血も涙もないハードなアシッドテクノに合わせて、手足をニョロニョロのようにくねらせて大多数の人間で踊るというもので、ヲタ芸の範疇を超えた宗教じみた動きが注目されている。一説によると、エクストリーム・DDRにも収録されているプレイに値しない簡単な譜面に疑問を持った外人が、これらを楽しくプレイするために進んで課した手枷のようなものだと考えられている。

67000 Step Challenge[編集]

ITG界でも随一のスピードプレイヤーとして知られるcalimist氏が挑戦したリズムゲーム史に残る最高の挑戦が67000 Step Challengeである。これは2時間に渡りbpm140の16分連打(休符なし)をひたすら踏み続けるというもので、その過酷さはサハラマラソンに匹敵するとも、火星競歩大会に匹敵するとも言われる。なお、この挑戦を受けてWinDEU氏が2時間に渡りbpm140の24分連打(休符なし)をひたすら踏み続けるというBob Munden Challengeを考案したが、未達成に終わった。

Pump It Up への移行[編集]

その激しい競技性で人気を博してきたエクストリーム・DDRであるが、あまりの過熱ぶりにコナミが規制を行うこととなり、当時最も使用されていた機材であるIn The Grooveは使用停止、没収となった。それを受け、今度は同じ足踏みパネルを使用したPump It Upをアメリカ大陸向けに改修。片側4枚から5枚へと増え、片足2枚抜きが容易なようにややずらして配置され、股割りの距離が伸びたパネルが特徴的なこの筐体により、エクストリーム・DDRの歴史に新たな風が吹くこととなった。

WorldMAX[編集]

メキシコ史に燦然と輝く血の黒歴史がWorldMAXである。その概要を一言で論じることは非常に難しい。あえて言うなれば、保険加入率世界最下位のメキシコと、MMORPGのやりすぎで死亡する韓国との融合が生んだ悲劇と言うほかない。

ただ、悲劇ではあるが、その刺激的かつ刹那的な内容は北中米を中心に高く評価され、一部ではこのモードの登場により他のモードにプレイする価値がなくなったとまで言われるイノベーションを巻き起こした[2]

ミッションモード (Pump It Up ZERO)[編集]

当時から既に人間(メキシコ人除く)には不可能な難易度でこの世の春を謳歌していたPump It Upだったが、何をトチ狂ったか中の人がe-Sports化のためにもっと難易度を上げたい'とブチ上げてしまった。手始めに登場したのがこのミッションモードである。但し、ミッション自体2、30個程度しか無く、後半は保険加入が必要なレベルの難易度であったものの、中盤までクリアすれば隠し曲(しかも版権曲)が全て解禁された上、最後までプレイした所で「鑑賞譜面が解禁されるだけ」という点から、いまひとつ誰の記憶にも残っていないのが事実と言えよう。

WORLD TOUR (Pump It Up NX)[編集]

e-Sports化を促進すべく更なるメキシコのメキシコたるメキシコ化を推し進めた今作最大のウリがWORLD TOURであった。ミッションモードに各国の国旗を貼り付け、1国3譜面連続クリアと更なるボリュームアップを図ったものの、例によって頑張ったところで前衛譜面か鑑賞譜面が解禁されるだけであったため、とメキシコ人 (と、ごく一部のトッププレイヤー) のみが熱狂した。なお途中1譜面でも失敗するとゲームオーバーなので一般人は触れてはならない。

WorldMAX (Pump It Up NX2)[編集]

WORLD TOURの好評を受け、ついに伝説のモードWorldMAXが産声を上げてしまった。マリオ3かスーパーマリオワールドかと見紛うような移動マップをベースとしたミッションモードで、333ミッションものボリュームを誇る。最初の10ミッション程度はチュートリアルモードかと見紛うような難易度であるものの、最初の島から出るためにクリア必須となるTempleは16分連打しながらいきなり5つ同時の階段[3]が流れてくるという勇壮な譜面であり、日本人は誰一人として単独で最初の島から脱出することができなかった。なおクリア条件はノーミスでクリアするな!であり、ノーミスでクリアしてしまったメキシコ人がいたとかいないとか。

その他にもいきなりテトリスが始まる、曲が終わった後に適当に踏んでいたら隠し地雷が仕込まれていて即死、何もないところで連打するとオブジェが増える(クリア必須条件)、それどころか譜面が毎回変わる、いやむしろステルスでフルコン必須、謎のノーヒントコマンドを入力しないと解禁されないミッションなど、極めてアグレッシブなイノベーションを連発し、メキシコ界に一大センセーションを巻き起こした。

また、各所に設置されたボスミッション・セミボスミッションの上を通るたびに一定条件で地雷が発動し、強制的にプレイさせられるという謎の仕様が搭載されており、1コイン入れてピラミッド(フルバージョン曲で3曲分消費)の上を通過したらいきなり地雷が爆発。超難しい譜面をプレイさせられて30秒で終わったといった喜びの声が多く寄せられた。

しかしながら、難易度的には完璧とは言いがたく、メキシコ人には2日で、アメリカ人には1週間でクリアされてしまった為、下記する「UFOの悲劇」を呼び寄せることとなる。

WorldMAX (Pump It Up NX Absolute)[編集]

前作の難易度調整に不備があったため、わずか2日でメキシコ人に全クリされてしまった反省を活かし、666ミッションにボリュームを倍増させて臨んだ伝説の名作。

一見、旧来のマップの左側にチョコチョコと新しい島を追加しただけに見えるが、その実はメキシコ人を全滅させるために作られた最終兵器であった。

なぜか大半の復活曲と一部の新規版権曲までもがWorldMAX専用として登場。勿論、復活曲は全て前衛的な譜面でリニューアルされており、版権曲に至っては後述する宇宙までまともな譜面が登場しないため、一般人はプレイすることすらままならない。

まず、新しい島に渡るとなぜか5,6ミッションほどチュートリアルレベルの難易度が連続するのだが、その僅か数ミッション後にダブルの超難しい復活曲を500コンボ繋げという幻想的なメキシコワールドが展開する。その後も全部16分連打の譜面、タコのボスはタコらしく股割り限定、というかメキシコ人でも4人がかりでないとクリアできないボスミッションといった名作を連発。前作で大好評だったヤサングマ(意味:野生の馬)も競馬っぽい曲と強化された馬のいななき、X字股割りを引っさげて復活した。

さて、苦労して地上にあるミッションを全部クリアしても、達成率は70%程度にしかならない。ここから先に進むためには、まずノーヒントの隠し通路を通った先にあるノーヒントのパスワード入力をクリア(ミスるとアイテム没収)し、全部で7つある離島のミッションをクリアしなくてはならない。また、なぜか離島においてはミッションをクリアする順番が指定されているが、意味不明の単語によって曖昧にしか表現されておらず、順番を間違えるとミッションをクリアしても何の反応も無くやり直しとなる鬼畜仕様がメキシコ人を熱狂させた。

なお、一度離島に移動すると当該エリアのミッションを全部クリアするまで戻れなくなるため、明らかな3人用ミッションが設置されていると知らずに飛んで袋小路に入ったアメリカ人の被害が続出した。

この離島を全てクリアすると、ついにメキシコ人感涙のエキストラゾーンである宇宙に進出である。宇宙においては数歩歩くたびにUFOが登場し、なぜか30秒以内に迷路から脱出しろと迫られるが、脱出できないと1曲プレイできる曲が減らされる上、脱出できたところで超難しい譜面限定ランダムセレクトでプレイさせられるという超エキスパート仕様となっている。なおクリアできないとゲーム内のポイントが減るので、USBを引っこ抜いたほうが良いらしい。この宇宙のミッションのクオリティは筆舌に尽くしがたく、当時エクストリーム・DDRのトッププレイヤーとして名を馳せていたWinDEU氏の口からもF*CKという美しい言葉を65536回は絞り出したと言われる。また、随所にバグが存在し、よくわからんが進めなくなることが多い。最終的にWinDEU連合は自作のF*CK NEXCADEシャツを着用することで100%を達成した。

でも数人でプレイすればクリアできるんじゃないかって? ちなみに宇宙には3人用ミッション(=日本人10人用)が存在します。

Pump It Up Fiesta[編集]

前作のWorldMAXがあまりにも好評すぎた為、いきなりミッションモードの規模が縮小された。ただし難易度は更に上がったという評判である。パネルをリアルに斜めにしてプレイするPump Pump Revolution、PuBeat、Pumkoの達人、PJ MAXといった驚異的なモード群を引っさげて登場したものの、移動中にUFOが登場しないことからメキシコ人の評価は高くなかったのが実情。

U.C.S. (Pump It Up Fiesta EX)[編集]

上記WorldMAXの削除が不評だったため、Pump It Up Fiesta EXから登場した機能がU.C.S.である。これは「User Custom Step」の略であり、読んで字のごとくプレイヤー自身が好き放題に譜面を作ることができるシステムである。これによりFiestaで失われたエクストリームっぷりは取り戻され、さらなる熾烈な譜面が生み出されることとなる。

おそらく最も有名なのがJKD氏作成のRealityだろう。この譜面では股割りや反復横跳びは当たり前、手の使用が必須なのはもちろんのこと、腕立て伏せや土下座を強いられるなど、普通にプレイしていては足が10本あっても足りないレベルの譜面である。

過去の世界大会優勝国[編集]

優勝回数 国名
13 メキシコ
2 ブラジル
1 アメリカ
1 韓国

なお日本はDDR発祥の国ながら優勝どころか大会完走すら1度しかない。2016年にWorld Pump Festivalの一部門で悲願の優勝を果たしたものの、他部門で後塵を拝したために優勝が叶わなかった。

メキシコの悲劇(Mexicanazo)[編集]

メキシコの悲劇またはメキシカッソ(西: Mexicanazo, 葡: Mexicanaço)は、2011年に中国の広州で行われた、World Pump Festival 2011の男子スピード部門にて、メキシコ人だけがバー無しで挑んだために全員予選敗退したことを指す通称である。

ロンドン五輪の開幕に先駆けてスタートしたPIU世界大会(WPF 2011)。王者の風格を見せつけるメキシコは果敢にもバー無しで挑んだが全員予選落ち。「スアベ・・・」。応援に声をからしたメキシ子からはため息が漏れた。アカプルコ市の港湾地区のパブリックビューイング(PV)には、数千人の市民が集まったが、メキシコが滝をこぼすたびに、「ULTIMATE SPEED!(へたくそ!)」とヤジが飛んだ。

そして会場は水を打ったように静まり返り、国籍を返上して渡米を図る者まで現れた。結局2人がその場で渡米、2人が!(Bang)で心臓発作、20人以上が失神し、エクストリーム・DDR大国メキシコにおける史上最大の事件となった。

大会後に寄せられたコメントをいくつか抜粋する。

  • 「今回のメキシコは(腰が)弱い。格下相手にバーを持ってしまった」と肩を落とし、「WorldMAXの宇宙で多人数プレイしたツケが回ってきた」--Mexico AAAA Companyさん(100.00)
  • 「メキシコはもうだめだ。(決勝曲のWi-Ex-Doc-Vaの)股割りは遠い」--Takoyakiさん (60)

近況[編集]

アメリカや中南米では非常に高い人気であるエクストリーム・DDRであるが、現在の二大筐体製造国である日本、韓国での人気はそれほど高くない。特に日本では下火となっており、Pump It Up PrimeがPump It Up史上初めての日本上陸を果たした時には日本仕様のみ大幅な弱体化カスタムが施され導入された。それでも危険であるとして日本での販売代理店であるセガは筐体の回収を実施している。

そんな状況に業を煮やした一部のプレイヤーが、ITGに代わる新たな筐体を開発、販売を開始した。その名もStepManiaX、プレイヤーが待ち望んだエクストリーム・DDR専用筐体である。そのインパクトは絶大で、数多くのプレイヤーが購入を希望したため販売開始以来入荷待ち状態と入荷即完売を繰り返している。そのためエクストリーム・DDRの新たなステージとしてエクストリーム・StepManiaX購入が加わった。

なお日本でも購入が可能ではあるものの、高額な輸送料を工面する必要や、輸入に関わる手続きを全て自力で行わなければならないために勝負の場に立てる者すら一桁台しかいない。

脚注[編集]

  1. ^ 「プレイヤーにとって不利になる」と同義。
  2. ^ Pump It Up NX Absolute稼働当時、とある掲示板で「あなたがプレイするモード」というアンケートを取った結果、通常プレイモードがほぼ0%、前衛譜面とロングバージョンで構成されたSPECIAL ZONEが2割、WorldMAXが半分で残りがBrain Showerという結果になったため、普通のモードにメキシコ需要は無いという事実が浮き彫りとなった。
  3. ^ 短い間隔でノーツが左もしくは右から順番に連続して流れてくる譜面の形態。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


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