ガンキャノン
ガンキャノンとはシャア専用でない赤いモビルスーツである。近年、間違えてこれに搭乗するシャア・アズナブルが増えて社会問題となっている。 本来は原作漫画版にもあるようにガン・キャノンと呼ぶべきである。ドラグナー2という別名を持っている。
ガンキャノンの特徴[編集]
ガンキャノンとは地球連邦軍のV作戦の一つとして、ガンダムの先輩キャラとしてお茶の水博士に開発された機体。 主な登場作品は「機動戦士ガンダム」でおり、量産型や改良型など多数存在する。 肩のキャノン砲も種類がありミサイルランチャーやビームキャノンなども装備した機体が存在する。
シールド、及びビームサーベル装備したガンキャノンは、コジマ基地所属の第30MS小隊や宇宙世紀0083年のGMキャノンⅡがある。
ガンキャノンの歴史[編集]
ガンキャノンは戦国時代に兵科のひとつ「銃砲兵」として生まれた。これは銃を持った足軽がさらに大砲の管理までするもので、火薬の扱いに長けたものでなければ危険な兵科であった。
このとき、暴発した味方の返り血で真っ赤に染まった銃砲兵を恐れ敬い、当時の兵士たちは「銃観音(がんかんのん、銃を持った観音の意)」と呼称した。
ただし近づかれたら終わりである。
信長は銃砲兵を大量に並べ、武田騎馬軍団を駆逐したといわれるが、信長自身も紀伊の山中に篭った銃砲兵には苦労している。
戦争の発展に伴い、銃砲兵(英語圏ではガンキャノン。ドイツ語ではゲヴェールカノーネンと呼称)は各地で活躍していったが、大砲の巨大化に伴い人が持ち歩けるものではなくなったため、今度は船に乗せたり(日本軍が作った戦艦大和は世界最大のガンキャノンである)、列車に乗せたりして活躍していった。
宇宙世紀になってやっと人型ロボットにおいて本来のガンキャノンができたといえる。
アニメでの活躍[編集]
ガンキャノンは1979年に機動戦士ガンダム内で初登場した。この中でガンキャノンは主役のガンダムを喰う大活躍をし、劇場版ではガンキャノンのライバルであるガンタンクを宇宙から消滅させるという離れ業を見せた。ガンダムもまたガンキャノンのコンセプトに倣い、装甲強化と固定武装を追加した改良型を作成しパーフェクト・ガンダムの名を冠している。もちろん、後付けパーツによる改修は無駄や無理が多く、ガンキャノンの性能に及ばなかった事は言うまでもない。
このため、1985年度のアカデミー賞アニメ部門において最優秀助演男優賞を受賞している。
機動戦士ガンダムと同じく、大変人気のモビルスーツであるガンキャノンは、ガンダム終了後も続々と続編が作られた。ファンの間では初代を「ファーストガンキャノン」と呼ぶこともある。
- 機動戦士Zガンキャノン
- 機動戦士ガンキャノンZZ
- 機動戦士ガンキャノン~逆襲のカイ・シデン~
- 機動戦士ガンキャノンF71
- 機動戦士Vガンキャノン
- 機動武闘伝Gガンキャノン
- 新機動戦記ガンキャノンW
- 機動新世紀ガンキャノンX
- ∀ガンキャノン
- 機動戦士ガンキャノンSeed
- 機動戦士ガンキャノンSeedDestiny
- 機動戦士ガンキャノン00
- 機動戦士ガンキャノンDT
- 機動戦士ガンキャノンAGE
現在も続々と続編を開発中である。
なおガンキャノンのプラモの事を「ガンプラ」と略しているが、現在ではガンキャノン以外のMSのプラモもガンプラと呼ぶ。
簡単なガンキャノン[編集]
用意するものは以下のとおりである。
- これらはガンキャノンっぽさを演出するほか、花火を防御することに役立つ。
- ビール瓶などを二つ。
- 笛ロケットなどロケット花火
場所はなるべく人の居ない海岸や空き地などで行う。上記の服装をし、ガムテープで肩にビンを固定する。笛ロケットを肩のビンに入れ、発射する。なお、点火役は別に居るほうが望ましい。発射時にはなるべくガンキャノンっぽい台詞を言うべきである。
- 「お、俺だって、俺だって!」
- 「俺はジオンを叩く!徹底的にな!」
日本の夏の風物詩である笛ロケット戦争でこの行動を取ると大幅に注目されるが、その一方で耳の真横からロケットが発射される為、初心者にはお勧めできない。またガンキャノンに理解のない人間が居る場合はドン引きされる。
幻想郷にある妖怪の山は、簡単なガンキャノンが住んでいる事で有名である。
世界の中心...或いは局地での「ガンキャノン」[編集]
- 大韓民国軍の「ウ・ディ技術大尉(婚約者有)」が試作した「宇宙黒砲手」とかいうものがあるとかないとか。我らが警察特攻隊に配備されるそうだ。
- 中東の過激派がガンキャノンの登場する子供向け番組を制作。それが功を成したのか、中東の子供たちの間ではソ連製対戦車ロケット砲RPG7を二つばかし背負う「ガンキャノンごっこ」が連日昼夜行われているそうな。