キャトルミューティレーション
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
キャトルミューティレーション(cattle mutilation)とは、アメリカ合衆国陸軍による家畜、主に牛の虐殺事件のこと。畜産業者がこれに便乗し、宇宙人襲来説をでっち上げ保証金のだまし取りを試みたことで社会的な不安を煽り、内戦状態へと発展した。陸軍は事実を否定している。
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[編集] 変死する牛
1960年頃より、牛などの家畜が変死する事件が続発した。変死体には以下の特徴があった。
- 性器、乳房、臓器などが失われている。
- 死体の一部が切断されている。切り口は円を描き、焼いたような後がある。
- 体内の血液がほとんど失われており、血痕がほとんどない。
- 離れたところに噴射炎の後が認められる。発生前後にUFOの目撃証言がある。
その異常性から、カルト教団の儀式説、宇宙人犯行説、プラズマ兵器説、吸血生物説などが噂されたが、いずれも確証を得られていない。
[編集] 事件の真相
[編集] 合衆国陸軍の極秘作戦
1963年、使い捨ての個人携帯対戦車弾M72が開発されたが、前線に配備するには検証が不十分であった。また、朝鮮戦争ではM9など通称バズーカのバックブラスト(後方爆風)により味方が死傷したり、バックブラストの砂塵で敵に発射位置が特定され射手が戦死することが多く問題となっていた。米陸軍はバックブラストの衝撃を緩和する、かつ目立たなくする手段を模索していた。ロシア系移民の合衆国陸軍ヤルト・K・バックスキー体位大尉はアメリカ国内にもベトナムにも牛がいることに着目し、発射時に牛を背後にして後方爆風を緩和する方法を考案した。陸軍はこれを検証するため、特殊部隊を筆頭に国内の牧場で牛を背後にしたM72の発射実験を繰り返した。宇宙人犯行説は軍部が意図したものではなかったが、作戦の隠蔽に極めて都合の良いものであった。
牛を背後にしたM72の発射で、以下のようにミューティレーションはすべて説明がつく。
- 性器、乳房、臓器などが失われている。
- M72のバックブラストの爆轟で牛は内臓破裂をおこし、衝撃により軟らかい組織が削ぎとられ失われる。
- 死体の一部が切断されている。切り口は円を描き、焼いたような後がある。
- バックブラストの衝撃が死体の一部を切断する。火球はほぼ円形であり、爆炎で傷が焼かれるため。
- 体内の血液がほとんど失われており、血痕がほとんどない。
- 爆炎の余熱で血液が蒸発し、発見時にはほとんどの血液が失われている。
- 離れたところに噴射炎の後が認められる。発生前後にUFOの目撃証言がある。
- バックブラストで牛が吹っ飛ぶので、噴射炎痕は牛から離れたところに認められる。目撃されていたUFOはロケット弾であり、地表に近いため航空機より高速に見え、ロケット弾の燃料がなくなると噴射炎が消え、あたかも瞬間移動したかのように見える。
[編集] 畜産業者の狂言
次々に起こる家畜の怪死を受け、業者は被害届けを出して保証金を受け取ろうとした。認可されるためには「人為的な被害である」ことを立証しなければならなかったが、虐殺された牛には不可解な点が多く、届けは認められなかった。業者側は苦し紛れに「宇宙人の仕業だ!」と発言し失笑をかったが、複数の牧場主と結託して何が何でも宇宙人犯行説を社会に認めさせようと、狂言と自作自演を繰り返した。ショットガンの空包で鶏を撃ち殺し、ミューティレーションに見せかけた事例もある。軍が虐殺した家畜の数は定かではないが、畜産業者の自作自演を含め12000頭もの牛が殺された。
[編集] 交錯する陰謀
市民の財産をなんとも思わない合衆国陸軍と、それを利用し国家から保証金を掠め取ろうとする一部の畜産業者の企みは社会に混乱をもたらした。宇宙人の侵略を信じた人々が自警団を結成し、飛行するものに対する無差別銃撃を敢行したのである。個人で所有しているブローニングM2重機関銃を持ち出す市民すらいた。パイロットたちもそうした銃撃を避けるため乗員に狙撃銃を持たせたり、機体に7.62mmミニガン(多銃身砲)やロケット砲を搭載して地上からの銃撃に対し反撃したため、地対空の内戦状態となった。これによりキャトルミューティレーションで殺された数以上の牛が射殺されたが、死因が明確であったため、そのまま食肉として格安で市場に出荷されバーガーキングやマクドナルドなどファーストフード店の発展をもたらした。このころより、従来の皿型の円盤と代わって土星型UFOの目撃談が多くなった。ハンバーガー業界が畜産業者と癒着し、デマを流して土星型UFOを社会に印象付けたのである。「牛、UFO、あの形・・・、食べたくなるなる」という人間の思考連想を利用して顧客を引き付けたのだ。
[編集] 拡散する戦火
当初は航空機側が圧倒的な火力で地上勢力を黙らせていたが、70年代後半以降、航空機が相次いで撃墜されるようになった。地対空ミサイル、FIM-92スティンガーが開発され、牧場で発射実験が行われたのである。国内で十分な実績を得たスティンガーは、ソビエト連邦が侵攻したアフガニスタンに送られ、多くのソ連軍航空機を撃墜した。また、スティンガーとともに家畜を背後にした射撃戦術がムジャヒディンたちに伝えられ、ソ連軍はRPG-7などの攻撃に苦戦した。合衆国連邦捜査局(FBI)はアフガニスタンとの関連を隠蔽するため、ミューティレーションは野生動物による食害であるという結論を1980年に発表した。ソ連がアフガニスタンから撤退した1989年、牛を背にした射撃を考案したバックスキー体位中佐(死後二階級特進)は拳銃で自らの頭を撃って自殺した。「ゲリラが牛やヤギを背にして祖国に多大な被害を与えている」と書かれた遺書が残されていた。米国内の地対空の内戦は、湾岸戦争の開戦により終息した。
[編集] 極秘資料
ここに作戦中の機関銃手へのインタビュー記録がある。
- イェハッハー、ゲッサム、ベイベーッ!ゲッソウゲッソウ!ゲッソウゲッソウ!カモン!ゲッ(略)イェヤーッ!イエー、イエーッ!アイガッチューファーダー!ハッハー!
- 逃げるやつ(牛)もBC(バックキャトル、背後にできる牛)だ!逃げないやつ(牛)はいいBCだ!ンハハハッ!おれの事を記事にしても宇宙人のせいになるだけだぜ
- 記者:どのくらいの牛を背後にしたんですか?
- メチャウマだからよお、うそじゃねえ、おれ一人で国内の牛156頭を始末したぜ。(ベトナムの)水牛50頭も。ミューティレーションだぜ
- 記者:子牛も(背後にして)殺ったんですか?
- サムターイムッ(時々な)
- 記者:よくかわいい子牛ちゃんを背後にできますね
- イィジーッ(簡単さ)、動きがのろいからな、ハハハハハッ!
- 記者:この極秘作戦に関して何か一言を
- ホント、牧場は地獄だぜ、ハハハハハッ!
このインタビューはあまりにも軍の品位を落とすものとして放送禁止となっていたが、1987年に公開された。このインタビューに答えたティム・コルセリ軍曹は軍法会議にかけられ、降格処分となった。退役軍人だったハートマン軍曹が後任を務めた。
訳者注)ゲッサム:get some 「やったぜ!」とかの意。もともとget testicleだったが、下品だということで「なにか」を表すsomeになった俗語。コルセリ軍曹は興奮しすぎてろれつが回らず「ゲッソウ」と聞こえたのでそう訳した。
[編集] 関連項目
- なんだかんだで宇宙人がらみのほとんどは牧場から始まっている。牧場から始まる事件は疑った方がいい。
- きゃとる☆みゅ~てぃれ~しょん
- 成人向けパソコンゲーム。宇宙からやってきた、生殖機能を持たない4人の美少女型宇宙人が、牧場で働く主人公をアブダクションして性的な検査をするという内容。未発売。
| 本項は第1回執筆コンテストに出品されました。
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