グロッケンシュピール

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Glockenspiel-malletech.jpg

グロッケンシュピール: Glockenspiel)は、高価でなかなか手が出ない楽器や機器の代用として用いられる鍵盤打楽器である。以下、「グロッケン」と記載する。

概要[編集]

の中間のようなキラキラ感のある音を出す楽器であり、通常2オクターブ半の音域を持つ。メロディラインにキラキラ感を付加する用途でオーケストラ吹奏楽で広く使われているが、Mr.Childrenのシングル「掌/くるみ」のように邦楽ポップスで使われたり、Nintendo Switchファミコン探偵倶楽部 消えた後継者のクライマックス曲「真実」の冒頭のようにゲームミュージックで使われることもある。

元々は教会のカリヨン(鐘)を手元で叩けるように魔改造が繰り返されてグロッケンになった歴史があり、お金のないアマチュアの管弦楽団や吹奏楽団やバンドでも比較的安価(新品で10万円未満、中古で1万円~3万円)で購入できる鍵盤打楽器として普及したが、今度は「あまりにも高価で手が出ない特殊楽器」の代用としてグロッケンシュピールが頻繁に用いられるようになった。また、近年は楽器以外の機器の代用としても用いるケースが出てきている。

以下、その代用例を挙げる。

グロッケンによる代用例[編集]

チェレスタ[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「チェレスタ」の項目を執筆しています。
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「鍵盤付きグロッケンシュピール」の項目を執筆しています。

グロッケンにオルゴールを混ぜたような音を奏でる楽器であるが、元々カリヨンがグロッケンに魔改造される過程での中間成果物だった「鍵盤付きグロッケンシュピール」から派生してチェレスタが発明されたという歴史があり、グロッケンのいとこにあたる。

ただし、その値段は新品で200万円前後であり、グロッケンの20倍以上にもなる上級国民風情がする楽器であるため、普通の楽団ではまず手が出ない。そのため、チェレスタが含まれる楽曲を演奏する場合はチェレスタのいとこであり安く用意出来るグロッケンで代用することが第一の選択肢となる。

チェレスタが活躍する曲としてはチャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」の1曲「金平糖の精の踊り」が有名だが、この1曲のためにチェレスタを購入するわけもなく、かと言ってチェレスタを保有している楽団から借用するにも躊躇する高額楽器であるため、高確率でグロッケンで代用される。同曲はチェレスタが19世紀に開発されてから歴史上初めてお披露目された曲であるが、当時チャイコフスキーが「金平糖の精の踊り」の世界観を実現するために楽器を探しまくってチェレスタに決めた想いは21世紀になっても「お金」の壁に阻まれてしまいなかなか本来の姿を見せられないでいる。

アンティークシンバル(クロテイル)[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「アンティークシンバル」の項目を執筆しています。
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「クロテイル」の項目を執筆しています。

大きさの異なる小さなシンバル(フィンガーシンバル)をたくさん並べて音階を作ったような楽器である。音はグロッケンの響きをより強化したような感じであるが、音感はほぼグロッケンと変わらず、またグロッケンと同等以上の音域を用意しようとすると50万円くらいかかることになるため、これも高確率でグロッケンで代替される。

この用法は上述のチェレスタ代用よりも一般的であり、ウィキペディアにも「この楽器が用意できない場合には、グロッケンシュピールで代用する」と書かれているくらいである。

チャイム(チューブラーベル)[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「チューブラーベル」の項目を執筆しています。

NHKのど自慢の鐘として日本でも有名な楽器であるが、安物でも70万円を超える高価な楽器であり、また縦長であることから運搬しづらく(特にエレベータの無い建物に持ち込んで階段で運ぶ時は地獄レベルである)、かつ非常に壊れやすいため、プロ・アマ問わず「あまり触りたがらない」楽器である。ヘタに触って壊してしまったら自分の財布が大惨事になるからである。

音はグロッケンとはだいぶ異なるため演奏会(コンサート)本番ではグロッケンで代替することは少ないが、上記のように運びづらく壊れやすいため、本番が近くなるまでは安くて運びやすく壊れてもどうにでもなるグロッケンで代替して合奏練習に使われることが多い。

ハープ[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ハープ」の項目を執筆しています。

エントリーモデルは30万円、最上級モデルになると1000万円を超えるという最も高価な楽器の1つであり、アマチュアの楽団ではまず手が出ない。また奏者を探すのも一苦労であるため、アマチュア楽団の演奏会でハープがある曲を行う場合はほぼ100%別の楽器での代用が検討される。低音~中音域が中心の場合はピアノヴィブラフォンで代用されることが多いが、高音域が中心の場合はグロッケンで代用されることがある。代用楽器ではハープの特殊奏法である「グリッサンド」(ポロロン~という音)をどうやって実現するかが課題となる。

デジタルカメラ[編集]

1820万画素、光学ズーム20倍の撮影機能を有するグロッケン

21世紀になりデジタルカメラが普及したが、グロッケンで代用されていたケースが確認されている。おそらくデジカメ黎明期当時は高価であったためグロッケンで代用していたと推測されるが、どのような操作で撮影していたかは不明である。特定の鍵盤やメロディを叩くことで撮影したり、鍵盤の端を布で擦ることでズーム倍率を調節することなどが考えられるが、一般的にグロッケンは説明書がない状態で販売・使用されるため、グロッケンを使った撮影方法は謎に包まれている。

その後デジカメはスマートフォンの付随物として普及しつくしたこともあり、現在は中古のグロッケンは撮影機能の有無に関係なく安価でハードオフなどで売られている。この写真で紹介するグロッケンは2002年当時としてはかなりのハイスペックなデジカメの代用として用いられたと思われ、コンディションも良好であるが、売価は2万円を切っており、2021年時点では撮影機能の商品価値はほとんどなくなっていることがわかる。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「グロッケンシュピール」の項目を執筆しています。