サラブレッド
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サラブレッド(Thoroughbred)は、18世紀のイギリスに誕生したとされる食肉用のウマの品種である。
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[編集] 概要
古くはイギリスにおいて、アラブ馬という品種を改良して作られたもので、主に競走用として用いられてきたものである。日本では19世紀の開国以後に輸入され、後に国産も行われるようになっている。2007年現在では日本のサラブレッド自給率は約80%にのぼり、残りをアメリカ合衆国、オーストラリア、イギリス、フランス、アイルランドなどから輸入している。世界規模では約11万頭が生産され、そのうち約8000頭が日本で消費されているという。
サラブレッドの肉質は脂肪分が少なく、熊本産などの国内種馬肉と比較しても硬い筋肉質の印象がある。これらを改善するために、トレーニングセンターと呼ばれる特設の肥育施設を設けており、そこで飼料を与えて肉質・食味の向上を行っている。日本では茨城県美浦村と滋賀県栗東市の2ヶ所に農林水産省直営のものがあり、他にも全国に民間(第3セクター含む)の施設が存在している。但し、近年は輸入の増加から国内のトレーニングセンターは減少傾向にある。
近年においては、輸入食肉への不信感の高まり(後述)から、国内産の人気が戻りつつある。また、日本からの輸出というケースも近年になって増加傾向にあり、主に韓国、中華人民共和国、シンガポールなどへと輸出されている。
[編集] 食用の形態
- 馬刺し
- サラブレッドの最も有名な用いられ方である。馬肉の刺身で、醤油と生姜、にんにくをかけて食べるのが一般的である。「桜肉」とも呼ばれる。
- 肥育したサラブレッドは熊本産国内種馬肉に比べると硬い印象があるが、近年では安価で低脂肪・高たんぱくであることから注目を集め、またモンゴルブームの潮流から馬肉の生食に対する抵抗感が薄れてきたことから、需要は拡大の一途をたどっている。
- 他の畜肉に比べて安全性が高いため、居酒屋などでも多く見かけることができる。
- コンビーフ
- 元来は牛肉の塩漬けを指すコンビーフであるが、牛二頭の重要性から代替材料として馬肉が利用されることが多い(この場合、「ニューコンミート」という品名で販売されている)。
- 馬刺しと比べてあまり知られていないが、国産馬肉の大多数はこちらに加工されている。
- ペットフード
- 主にネコ科の肉食動物向けペットフードとして加工されることもある。
- 一般の飼料と比べても高価なことから多数の需要があるというわけではないが、動物園などのセレブ層に人気のあるペットフードとして知られている。
[編集] 栄養
他の畜肉と比較しても高たんぱく・低脂肪で、鉄分などのミネラルに富む。ただしアレルゲンを含んでおり、一部の人間に食べさせようとすると非常に激しいアレルギー反応を起こすので注意が必要である。
[編集] 問題
[編集] 動物愛護団体らによる抗議
アジアにおいては、ウマもイヌも等しく畜生として問題なく畜肉として処理されるが、イギリスを始めとしたインテリジェントデザインによって創造された人種の国家では、ウマは有色人種などよりも遥かに崇高な存在であると考えられている。そのため、日本やアメリカの片田舎、ベルギー、フランスなどの野蛮な風習のある国家においては、サラブレッドを食用とすることに遺憾の意を表明する神の意向を汲んだとする団体が異議を唱えることが多々ある。
サラブレッドの生体を取り扱う業者では競馬場と呼ばれる広大な施設にて馬を展示し、それらの一部が種牡馬・繁殖牝馬になったという旨を伝えることでこれらの追及を逃れている。実際に、肥育の未熟であったサラブレッドの一部(メスは30%、オスは0.5%程度)はそれらの目的に転用されるが、繁殖能力が無くなった場合は本来の目的に「用途変更」される。
[編集] ファーディナンド事件
2002年、アメリカから輸入した畜肉用サラブレッドの一部にファーディナンドが混入していたという事件が発生し、アメリカの食肉の管理体制に対する疑念が日本の消費者に蔓延した。これに際して、アメリカの畜産グルメ評論家のバーバラ・バイアは「イエローどもが刺身になって喰われるべきなのに、残念だ。」とコメント、またアメリカのグルメ雑誌『ブラッドホースマガジン』の編集長レイ・ポーリックは「サンデーサイレンス最高!サンデーの子孫を喰らう日本人はアグネスタキオンに喰われて死ぬべきだ。」と、日本人の過剰な拒絶反応を冷静に批判している。
[編集] 関連項目
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