ザンダグローズ

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ザンダグローズの似顔絵。
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ウィキペディア専門家気取りたちも「ザンダグローズ」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

ザンダグローズとは、サンタクロースの宿敵の、南極の地下に住む悪い老人である。ザンダグローズは鋭い目付きをしてがりがりに痩せていて、サンタクロースと似たようなふわふわの衣装を着ているが、その衣装は赤ではなく黒で染められている。

ザンダグローズはのちに述べるような理由から、サンタクロースに対して非常に深い恨みを抱いている。ザンダグローズの生きる目的はただ一つである。「地球から、サンタクロースを信じる子供をなくすこと」。彼は、このためだけに自分の全人生を捧げている。

特徴[編集]

サンタクロースと違い、ザンダグローズは子供が大嫌いである。悪い子が嫌いなのは言わずもがな、よい子はなおのこと嫌いである。むしろザンダグローズは、地球上の全人類を嫌っている。ザンダグローズの空飛ぶ橇を引くのは9頭のハイエナたちである。このハイエナ達はザンダグローズによく懐いており、ザンダグローズが心を許せる唯一の友達でもある。

ザンダグローズはヘビースモーカーで、起きている時は子供が嫌う臭いのする苦い葉巻をひっきりなしにふかしている。ザンダグローズは酒もよく飲む。ワインよりもジンウィスキーを好んで飲んでいる。ザンダグローズの機嫌がよくなることはないが、南極の我が家でハイエナをはべらせて、葉巻をくゆらし、ジンを飲みながらカントリーミュージックを聞いている時だけは、不機嫌の度合いがいつもよりましなようである。

目的と活動[編集]

上に書いたように、ザンダグローズの目的は、サンタクロースが存在しないと全世界の子供たちに信じ込ませることである。

この目的のためにザンダグローズが取っている手段は、非常に残酷なものである。彼は毎年クリスマス・イブの晩がくると、北極から出発して全世界を回るサンタクロースの橇の後をつけて、寝ている子供の枕元におもちゃや絵本が配られると、それを隙を見て取り上げてしまう。時には、その子供が欲しがりそうもない、何か別のつまらない品物とすり替えておく。たとえば、サッカー好きの子供の枕元から、サンタクロースが置いていった新品のサッカーボールを取り上げ、代わりに字ばっかりの本を置いていく。その字ばっかりの本は、本の好きな子供の枕元から取り上げて、代わりに小さい子供しか喜ばないような、つまらないアヒルの人形などと取り替えてきたものである。

幸いなことに、ザンダグローズの橇はサンタクロースのものよりもずっと遅く、また、ザンダグローズ自身もサンタクロースほどには手際がよくない。このために、いかにザンダグローズといえども、サンタクロースが配ったすべてのプレゼントを取り上げたり、すり替えてしまうことはできない。そのお蔭で、多くのよい子たちは普通に自分の欲しいプレゼントを、サンタクロースから受け取ることができる。

しかし、もしあなたが一年間いい子にしていたにも関わらず、プレゼントを貰えなかった、あるいは頼んでいたのとはまったく違うつまらない物が枕元に置かれていたのであれば――間違いなく、それはザンダグローズの仕業である。

なお、クリスマス以外の日も、ザンダグローズは年中無休でサンタクロースが存在しないという考えを、全世界の子供たちに吹き込み続けている。その目的のために、ザンダグローズはテレビから漫画まで、あらゆるメディアを利用している。「サンタクロースが存在しない」ということを前提に作られたテレビの番組や漫画の話は、ザンダグローズがテレビ局や出版社に企画を持ち込んで作らせたものだ。もし、「サンタクロースなんていない」と賢しげな理屈をこねまわすような友達が君にいるのなら、それはザンダグローズの宣伝活動のたまものである。

経歴[編集]

まだサンタクロースが今ほど丸々と太ってはおらず、真っ白な髭が白髪まじりの茶色だった頃の話である。その頃、ザンダグローズはまだ老人ではなく、一人の悪戯好きな少年だった。彼は勉強も家の手伝いもせずに、毎日近所の自分よりも小さな子供をいじめ、大人たちの仕事を台無しにするような悪戯ばかりをやっていた。

その癖、クリスマスになると、「袋一杯に詰まった金貨」だの「ダイヤモンドが散りばめられた最上級の橇」だの、自分の身の丈にあわないようなプレゼントばかりをねだっていた。もちろん、サンタクロースが彼の願いをかなえてやるようなことは決してなかった。

こうして、彼はとうとう13歳になるまでプレゼントを受け取ることができなかった[1]。これを逆恨みしたザンダグローズは、自分の一生をサンタクロースへの復讐に捧げることを決意したのである。

敵対組織[編集]

ヴァチカン
彼らにとって聖人の否定は、教義の否定とその崩壊に繋がり兼ねない。ただし今のところ13課は動いていない模様。
宇宙人ジョーンズ
2009年、彼によって地球外の文化圏にもサンタの存在が報告されてしまった。
巨大複合玩具企業
サンタクロース法との絡みで、サンタの存在否定は死活問題である。
トナカイOB連
企業年金を維持するため、サンタを否定されるわけにはいかない。

注釈[編集]

  1. ^ その人種・民族・国籍に関わらず、地球上の全ての12歳以下のよい子は、サンタクロースからプレゼントを受け取る権利を生まれながらに持っている。しかし13歳以上の子供は(いや、もうそれは子供とは呼べない)、よい子であるかないかに関わらず、もうプレゼントを受け取る権利は持っていない。ただ、サンタクロースは非常に寛大なので、たとえ13歳以上になっても、その子がよい子であり続け、サンタクロースを心から信じているなら、プレゼントを贈り続けてくれるだろう。しかし、これは正当な権利ではない。もしあなたが13歳以上になっているのに、まだサンタクロースからプレゼントを受け取っているのであれば、あなたは彼の好意に甘え過ぎている。すぐにサンタクロースに手紙を書いて、自分に送る予定のプレゼントは、他のもっと幼いよい子のために取っておくように頼むべきである。

関連項目[編集]