藍藻

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シアノバクテリアから転送)
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この美しい赤色の惑星が……
このような穢らわしい青色と緑色の星になってしまった。その全ての元凶こそ藍藻類、シアノバクテリアである。

藍藻(らんそう、シアノバクテリア)は、赤く美しい母なる地球を、醜い植物と動物が跋扈する穢れた大地へと変貌させた、地球史上最悪の特A級戦犯である。

原始の地球[編集]

地球は約46億年前に天体同士の衝突により形成されたとされる。原始地球は微惑星の衝突の繰り返しによって高温に保たれ、その地表面は岩石の溶けたマグマの海で覆われた、赤く美しい惑星であったとされている。しかし不幸にも質量が小さかったため核融合が起こらず、また微惑星衝突の頻度が低下してくると、大気中に高温で保たれていた水蒸気となって地表面に降り注ぎ、生物の温床となる海洋を形成してしまったのである。

とは言え、その段階ではまだ海の成分は金属イオンなどが大量に溶けた強い酸性を保っており、小煩い生物の生存など許さない静かな海であった。実際、大型の生物が表立って現れ地球上を荒らし回るようになる6億年前のカンブリア爆発までは、僅か存在した生物も慎ましやかな原核生物、小型のバクテリア等がいいところであり、最終期にいた比較的大型の多細胞生物がようやく他生物の遺骸を細々と食べて暮らすという程度の、弱肉強食食物連鎖がほとんど存在しない大変平和な時代であったことが明らかになっている。

しかし、そのような一見平和に見えた時代より、これら藍藻類の暗躍はとうに始まっていたのである。

藍藻類の台頭[編集]

藍藻類の悪行の証拠である、27億年前のストロマトライト化石

一般に先カンブリア時代と呼ばれるカンブリア爆発以前の時代は、大きく分けて冥王代・始生代・原生代の3つに区分される。その区分の最初の一つであり、地球誕生より始まる原初の時代たる冥王代は、原初の生物が生まれたことによって終焉を迎える。最初期に存在した生物というのは上述した通りの原核生物ばかりであり、遺伝子のプールも極めて少なく、遺伝的変異による多様性など持ち得ないかのように思われた。しかし紀元前およそ32億年。遂に大地を食い荒らす生物の進化の元凶・藍藻類が地球上に降臨する。次代・始生代とはその名の通り「生物」が「始まる」時代であり、正にこの藍藻類の台頭こそ、後の生物どもが跋扈する狂った地球環境の形成に繋がってくるのである。

この大犯罪者が行った事はただ一つ、「光合成による酸素の排出」である。原始地球の大気の大半を占めていた二酸化炭素を、この異物はなんと二十億年以上に渡って酸素に変換するという、実に地道かつ壮大な悪魔的所業を影より行い続けた。彼らの行いにより、海を酸性に保っていたイオンは酸化して沈み、海中の鉄イオンを喰らい尽くした酸素はその後には外海の大気にまで侵食を始めたのである。

当初こそ、酸素はそれまでの地球で細々と生きていた単細胞生物達にとって有害極まる物質であったため、藍藻類が放出する酸素はそれらが分を弁えずに大量増殖することを防ぐ機能として期待され、実際に20億年もの長きに渡り、藍藻類はその真の目的を隠したまま暗躍し続けた。

他にも藍藻類は、自らを非常に効率の良い餌として他生物に提供することで食物連鎖の進化を更に促進させるという、自己犠牲を呈してでもこの地球を汚し尽くそうという驚異的な意思までもを垣間見せている。

それが明るみに出るのは紀元前およそ12億年を過ぎる頃であった。始生代の終焉・原生代の始まりとされるこの時代こそ悪夢の先駆けである。何と、それまでには存在すら考えられなかった、酸素を用いる効率のよいエネルギー回路をもった生物が登場したのである。これら好気呼吸を行い始めた異形のモノ達は、「真核生物」として今までとは比較にならない異常なペースで身体の大型化、形質の多様化を果たし、そして数億年も経たぬ一瞬の間に地球上は彼らに覆われる事になってしまったのである。正にそれこそ、平和だったカンブリア紀以前の陰生代に終焉を告げる、混沌の時代・顕生代の始まりであった。

顕生代以降の地球[編集]

無知で傲慢なる植物どもが、母なる大地を毒々しい緑で覆い尽くす。

このような忌むべきモノが生まれた背景には、地球の公転する位相が「水が液体で存在する」という最悪な希少条件(ハビタブルゾーン)にあったために海洋が形成されてしまった不幸が大きいが、最早そんなことは些末な過去である。

顕生代以降になると、藍藻類に続けとばかりに光合成を行う生物が大量に繁殖し、大気の大半を占めていた筈の二酸化炭素はほとんど酸素に置き換わるまでになってしまう。この下賎なる便乗犯こそ、今に陸上全てを覆うまでに至った植物類である。現代においては最早今の形こそが地球本来の姿であると言わんばかりに、彼らは憚ることなく母なる大地を食い荒らし、好気呼吸に頼る動植物達の後押しを得てこの世の春を謳歌しているのである。

核兵器は現在の人間が持ちうる最大の武器ではあるが、生物という生物の全てを根絶するためにはこの程度ではまだまだ足りない。もっと強力な兵器を開発しなければならない。

人間と自然[編集]

今まで述べた通り、現在の地球環境などというものはただ藍藻類によって仕組まれたペテンに過ぎないにも関わらず、ほぼ全てに近い生物がこの「毒々しい青と緑に穢された星」こそが母なる地球の原形であると誤認するに至ってしまっている。それどころか昨今では、科学技術をもって唯一その真実を見抜くことができた我々人間の間にまでも「愚かなる人間の文明が地球の美しい自然を破壊する」などという間違え尽くした文明論が幅を効かせており、挙句最後には「人間は傲慢だ」という結論を求める度し難い風潮が蔓延っている。

そんなものに惑わされてはならない。大体からして植物なんぞが陸上に進出してきたのはここ数億年が精々であり、地球の歴史全体から見れば陸地とはただ静謐たる岩山・砂地であった時代が圧倒的大半を占めているのである。傲慢なのは母なる大地を緑などという穢れた色で覆い尽くしている植物どもの方なのであり、寧ろ人間はこのまま文明の進歩を続け、最終的には発達を極めた兵器をもってして地球を「真に本来の姿」たる溶岩と酸の海に戻すべきなのだ。我々人間はその崇高なる目的のため、母なる大地より生まれ出た星の代行者なのである。

人間を含め、地上の全ての動植物は藍藻類どもの策謀によって忌々しい酸素に依存する生態に生まれついてしまっており、またその全ての動植物はその真実を知らぬばかりに地球を青と緑の星と勘違いしている。故に人間が始めねばならない。理を解さない動植物達は命惜しさにこぞって抵抗するであろうし、人間の中にもそのような愚かな抵抗勢力は少なくないであろう。だが、この雄大なる大地の上に生きとし生ける者として、人間には母たる地球の苦しみを取り除く義務がある。恐れる必要などない。真に最後の審判は、地球の代弁者を気取る愚かな自然どもにこそ下るのだから。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「藍藻」の項目を執筆しています。
  • 自然崇拝 - 「自然」などという穢れた緑と青ばかりに傾倒し、「真の自然」たる赤を忘れ貶す愚者崇拝。
  • ガイア理論 - 地球は悲しんでいる。それは藍藻類どもの横暴と増長、そしてそれに踊らされる生物たちの無知を嘆くものである。