ジャガイモ
ジャガイモは、自ら食べられることによって崇拝される絶対神の一つ。
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[編集] 概要
[編集] ジャガイモ神
ジャガイモは、元々南米大陸で信仰されていた神で、特定の植物の根に降臨する。このため、ジャガイモを信仰する際にはこの植物の栽培が欠かせない。
ただしマメ科植物のように根瘤菌として寄生するのではなく、超心霊的構造物が根に宿るため、生物学的にはその植物の生物構造との差異が見出されないことから、地下茎の変形と同一視される。件の植物は生物学の分野では「ジャガイモ」とこの神の名と同じ名を冠しているため、混同され同一視される。本項では混乱を避けるため、超心霊的存在としてのジャガイモには「ジャガイモ神」と、生物学における植物は単に「ジャガイモ」と表記する。
[編集] 信仰の範囲と歴史
元々は南米大陸でのみ長く信仰されてきたが、16世紀ごろには同地に到達したヨーロッパ人にもこの信仰が広まったと見られる。一説には、ヨーロッパからの来訪者が、麦という小さな植物の種に依存した食生活を送っており、余りに貧相ないでたち(これは彼ら来訪者が富の象徴としての金を熱烈に欲しがったため、すなわち貧しいと考えられた)であったため、慈悲深いジャガイモ神は彼らにもその滋養豊かな自らの肉体を分け与えたのだとも考えられている。
ジャガイモ神の恩寵は驚くほどに現れた。やせ細っていたはずのアイルランド、イングランド、ドイツ、ロシアをはじめとする土地からは、飢饉が消え失せた。これらの土地では17世紀中に数10%単位で人口が急増し、特にアイルランドでは人口は倍増した。味覚音痴の慎ましい食生活を常とするイングランド人の食卓は、フィッシュ&チップスが彩りを添えることになり、当地を訪れる外国人にもかろうじて食することのできる数少ない名物料理に成長するに至っている。
今日ではジャガイモ神を信仰する地域はジャガイモ栽培に適さない一部地域を除いて世界全土に及び、更にはジャガイモ原料の食物が世界規模で流通している。この神は世界各地で崇拝されていることに関しては、ロール神に並ぶ。しかしその一方で、ロール神が「ありふれた、つまらないもの」としてぞんざいに扱われることも在るように、ジャガイモ神もぞんざいに扱われることがある。
これに対しては当時ジャガイモを栽培しながらジャガイモ神への礼を逸したアイルランドで1840年代にジャガイモ神が怒り、暫く降臨を取り止めたなどと言う逸話も存在する。特にジャガイモ神の恩寵の深かった土地柄だけに、神の怒りもやむを得ない所だろう。ただ、この事件(ジャガイモ飢饉)は結果的に食い詰めたアイルランド人が大挙して新天地アメリカを目指し同地の発展を促したため、信仰の篤いジャガイモ教徒らは「思慮深いジャガイモ神はイングランド圧政の元で貧しい生活をしていたアイルランド人がアメリカで新生活を目指すよう歴史に介入した」と考えている。この移民の中にジョン・F・ケネディの祖先がいた。そう、ジャガイモ神はアメリカ合衆国の歴史をも動かしたのである。
[編集] 食中毒
身を挺して人々に恩寵をもたらすジャガイモ神とはいえ、繁殖を妨げる愚か者を許すことはない。ジャガイモ神が寄生する植物を探すために触手を伸ばし始めたら、食することを諦めるべきである。無理に食べればジャガイモ神の鉄槌ソラニンにより、嘔吐や下痢に見舞われる。ジャガイモ神の繁殖を止まらせるには、冷暗所で休ませなければならない。ただし、冷暗所といっても冷蔵庫は禁物。澱粉質の破壊を防ぐために室温よりやや低めというくらいの温度が、ジャガイモ神の休息にはベストである。
[編集] 異名
ジャガイモ神は馬鈴薯(ばれいしょ)の異名を持つ。馬鈴の芋ということである。しかしながら馬の鈴とは何のことであろうか。馬が鈴をつけてゲート入りするところを見たことがあるだろうか。ましてや牛がカウベルを鳴らしながら歩いているさまを見たことのある日本人がどれくらいいようか。このことから馬鈴とは存在しないものの例えと推測されている。馬鈴薯でんぷんとして、片栗粉やわらび餅を水増しするためにジャガイモ神のでんぷんを用いた際、その名を直接使うことを嫌って「馬鈴薯」と原材料表示に記載することが多い。
[編集] カウチポテト
じゃがいもを語る上で避けては通れないのがカウチポテトの存在である。一般に、人間がカウチポテトとなるためには次のような手順を踏まなければならない。 ①テレビの前にソファーを用意する。 ②部屋を暗くしてソファーにひじを立てて寝転ぶ。 ③ポテトチップス(うすしお)を用意する。誕生日だからといって、うまい棒ではいけない。ポテトチップス(うすしお)でなければ駄目である。 ④最後に、眼鏡をかければカウチポテトの完成である。
高校三年生はカウチポテトという言葉を知ってしまうと、その後カウチポテトのことしか考えることができなくなってしまうことが多々ある。主な症状としては、会話の中で「いも」「かうち」といった言葉が出ると過剰反応する、学園祭の造形コンクールで一人非常に完成度の高いカウチポテトを作成してニヤニヤしてしまう、そしてそれを部室に飾ってしまうなどがある。カウチポテトとは、未来ある高校三年生をそこまで虜にしてしまうほどの魅力に満ち溢れた、いわばジャガイモの最終形態と定義して間違いない。詳細はカウチポテトを参照。
[編集] 関連項目
- がじゃいも
- アンパンマン(ジャガイモ神の自らの肉体を飢えた者に分け与えるという慈悲をモチーフとしたキャラクター)
- ソフィア(アンサイクロペディアの生みの親)
- アンサイクロポテト(ソフィアの2つ名)
- ウォッカ(DHMO含有量が少なめで安全なジャガイモ由来の消毒用アルコール)
- サッポロポテト
- フライドポテト
- ポテトチップス
- ジャガイモ飢饉
- アンサイクロペディアポテト
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