雀罰
雀罰(すずめばち)とは、雀(スズメ)の下す裁きである。
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[編集] 概要
雀は自分や自分の仲間、自分たちをかわいがってくれた者に危害を加える人間を罰することがあり、これを雀罰という。雀罰の対象になった者には、たとえ罪を悔いていたとしても酌量の余地なく裁きが下るので、雀や雀のお友達には決して手を出してはならない。
[編集] 方法
まず、対象者が住んでいる近くの電信柱に集合してチュンチュンとさえずることで、罰を与えることを予告する。雀が電信柱に並ぶのにはこのように恐ろしい意味があるが、ほとんどの人はそれをのどかな風景とみている。ちなみに、近くに電信柱がない場合はなんでもいいので高さのあるもので代用する。
そして、予告から1週間以内に雀罰を実行する。実行するのはハチに似た生物であり、毒針を用いてターゲットを毒殺する。一般にはこの生物がスズメバチと呼ばれているが、雀罰はあくまで雀が下す裁きのことであり、雀罰を実行する生物の名前ではないので注意すること。もし間違えればあなたにも雀罰が下るかもしれない。
ごくまれに、一度刺されても一命を取り留める場合がある。それはいわゆる執行猶予である。もう一度刺されたら間違いなく死が訪れるので、一度刺された方は雀にいただいた余生を大切に生きていただきたい。
なお、なぜその生物が雀の意向に従うかは謎とされている。理由として、雀罰を実行してもらう代わりにその生物の餌や住居を与えているという説や、雀がその生物を餌にしているので、捕食されないために雀に従っているという説がある。
[編集] その他
スズメに毒殺された人は、警察により病死と判定される。なぜなら、そうしないと警察が雀罰の標的にされるからである。
雀罰に遭う人は黒いものを身につけていることが多いが、それは黒がスズメの大嫌いな色だからであると言われている。黒髪ですらだめなので、黒髪の割合が多い日本人は雀が気に食わないことをしたら間違いなく標的にされるだろう。若者が茶髪にしているのは雀を恐れるからであり、生徒指導部等で行われる頭髪指導は雀の恐怖を考えると理不尽な仕打ちである。逆に白髪を染める人は自殺志願者なのか雀には逆らいませんという意思表示なのかどちらかはわからないが、正気の沙汰でないことだけは確かだろう。
夏になると雀罰によって命を落とす者が増えるが、これはスズメの餌となる米や果物の収穫期である秋に備え、手近な人間を見せしめとして粛清しているからである。
中にはスズメの習性を利用して、スズメを飼い自分に何らかの危害が及んだ場合スズメに代わりに制裁してもらおうと考えている人がおり、自分で手を下すことなく恨みのある人物を毒殺する者もいる。庭やベランダにスズメの餌台を用意している者は、スズメを手なずけて誰かを毒殺しようと企んでいる可能性があるので注意が必要である。
あなたの近くでスズメの群れが電信柱に着陸したならば、あなたの近くで誰か死人が出るかもしれない。