ストーブリーグ
ストーブリーグ(英:stove league)とは、ストーブを使った球技の総称。 中世から世界中に広まったスポーツであったが、競技人口は減少傾向にある。
知ったかぶりの百科事典には契約・移籍についての用語とあるが、競技人口減少を狙った現在の世界の気運によるものである。
概要[編集]
現在、世界各地で行われている一般的な球技(野球・サッカー・ラグビー等)は元々ストーブリーグである。つまり、いまの若年層の知る球技のほとんどは、かつて各々の球を使っておらずストーブを扱った、いわばストーブ技、ストーブリーグであった。近年の研究により、競技中に死傷者が出るのはどうも火の点いたストーブが原因にあるのではという説が濃厚な可能性を孕み、比較的安全な球を使用するようになり、ストーブリーグはその存在を薄めていく。エクストリームスポーツとは違い、誰もが愛好したまっとうなスポーツと主張する愛好会や、高校・大学等の運動部が極少数存在するが、現在の人々からは狂気のエクストリームスポーツのプレイヤーとして可哀そうな目で見られるのが現状である。
嘘だと思ったら、あとでおじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみなさい。
ルール[編集]
それぞれの競技のルールはストーブリーグ時代に確立された。ストーブリーグそのものにおけるルールは、ストーブが無くなるに伴い、廃絶されている。過去の資料から代表的なルールを挙げると、
- ストーブは必ず火を点けておく
- ストーブがストーブたる所以は火が点いて人々を暖める事にある。火が点いていなければ、それよりももっとほかの、テレビ、パコソン、hyde、軍艦、壊れかけのRadio、骨川スネ夫、あたたかいコーヒー、hyde、松井秀喜外野手などでもいいのである。テレビを使用する際は、中に入っている人に一言ことわってから使用するようにしましょう。
- ストーブの前に衣類など燃え易いものを放置しない
- ストーブの説明書に書いてあることは遵守すべきである。蹴ったり投げたりしてはいけませんとは書いてないが、燃え易いものは置くなとの意がある筈である。当然競技者は素っ裸で臨まなければならない。以前耐火服を着て競技をしようとした者がいたが、服は服であるので、言わずもがな客席から盛大なブーイングとスタンディングオナベーション、かめはめ波等を受けた上、グーグル八分にされる事態にまで発展したが、当時の価値観から見れば当然の結果である。
- 離着陸の際は携帯等の電源を落とす
- ストーブの計器に影響が出るので、競技者が離陸・着陸したい時には、審判に申し出て通信機器の電源を切ること。安全のために是が非でも行うべきマナーである。
その他、8を出したら強制的に自分のターンになる、などのローカルルールが存在するが、前もって宣言しないと有効でない。
当時の競技についての概況[編集]
サッカー[編集]
ストーブリーグ時代に於いても、かなりの盛況を見せたのがサッカーである。初期のワールドカップにもストーブが使用された。試合開始時には、審判によるストーブトス(現在はコイントスに変更)によってキックオフをするチームを決める。表・裏どちらでもなく、上下逆になった場合、あしたの天気は雨ということで、新聞記者、テレビ局の記録のみ行われ、自由解散となる。ストーブ点火やスローイン時、ゴールキーパーのみストーブを手で触ることができる。言うまでもなく素手でなくてはならない。その他ルールは今のサッカーとは変わらないが、ゲーム展開が今のものとは比べ物にならないほどエキサイティングである。大概の場合は試合時間90分以内にベンチ要員も含めてほとんど焼死して、人数不足で試合終了となった。シュート時などでは何故か爆発する可能性が高かった。最終ラインを突破され、絶体絶命のピンチと思いきや、ストーブがフォワードもろとも爆発、といったスリリングかつ豪快な動きが世界中の子どもたちを魅了して、サッカーの人気を不動のものにしていた。キックオフと同時に爆発、センタリング時に爆発、といったことも多かった為、フォワードはかなりのハイペースで「消費」されていた。もちろんディフェンダーも敵フォワードが突っ込んできた時や、ストーブを前線にフィードする際に帰らぬ人となるケースも少なくなかったので、安全とは言えなかった。ただし、ゴールキーパーや監督などは、やばいと思った時、メガザルを唱えることがあり、最終的な犠牲者はそれほど多くない。選手の多くは熾炎脚(しえんきゃく)を繰り出すことができる。ここぞという時に足に火をつけ、の目の前で跳び上がるという突飛な技であるが、目くらましや威嚇にしか役に立つことはない。
ラグビー[編集]
かつて世界で最も人気があったストーブリーグであった。その所以は、ストーブを抱えてトライを決めに走る場面に他ならない。当然選手は炎上するのであるが、ほかの選手たちや観客は、彼の情熱と意思がなす心理的エフェクトであると信じて疑わなかった。かなりの高確率でトライ時に爆発するが、スクラムを組んでいる時に爆発するよりは人数の減りは少ない。
野球[編集]
ストーブを用いた野球はイギリス、グレートブリテン王国時代に既に行われており、"Base-stove"の名で人口に膾炙していた。現代の球を使った野球は19世紀になって考案されたものである。特徴として、ピッチャーは相手のバッターに「握り」を悟られないように、極度に太った上で後ろ手にストーブを持っていた。それでもやはり、ストーブはバットにミートしやすく、またライナーが直撃・爆発等々があった、苦労の割に報われないポジションである。それにも増して最も報われないのはキャッチャーであるとされる。「フォークストーブ」を取り損ねたり、豪速球をキャッチしたときには爆発したりする。バッターもまた然りであり、バットがジャストミートした時や、キャッチャーの先述の通りのミスに巻き込まれた時、デッドボールなどを受けた場合には目も当てられない状態になっていることが多い。ホームランは観客席で大規模な爆発が起きて危険であるため、ホームランは反則となっていた。「ファウルボウルにご注意ください」と、外野スタンドの惨状を冷静に高みの見物しているウグイス嬢も、放送室に飛び火しない保証はないので安心できない状況だった。
近年では開幕が早まっており、蒸し暑い夏頃から始まっている。
バスケットボール[編集]
おそらく天に召される選手が最も多かった競技である。ドリブルなどをするときは相当な速度で床に叩きつける必要があった。そのため簡単に爆発して、ものの2,3分で試合終了となる。江戸時代、「すらむだんく」なる戯画がコミックス化されたが、1巻で完結となっている(4ページ)。
運動会における玉入れ[編集]
ストーブリーグが廃止される前までは、日本の尋常小学校において盛んに行われたストーブ入れである。広場に設置された巨大なかごにストーブを只管入れ続け、より多くのストーブを入れることができた組が勝利となる。最後には恒例であるが、先生によるストーブのカウントが行われ、相手チームの上空にめがけてあるだけのストーブを高々と放り投げることにより相手チームに「爆撃」することができる。これにより、敵の人員を減らし、その後有利に展開していくことで勝利するという狙いがあった。戦前の軍事教育の一環として、各地方である種「義務付け」がなされていたという。もちろん「大ストーブころがし」もまた一発逆転を狙って特攻する者もいた。ただし、保健の先生はやはりザオリクをマスターしており、たいていは無事に閉会式を迎えることができる。
お手玉[編集]
ストーブを2,3個用いてジャグリングするお手ストーブである。上級者ともなると、体育館用の巨大なストーブを使用したり、8個同時にジャグリングすることが可能であったと伝えられる。あり得ないくらいの怪力が要求されるほか、火傷しない箇所を見極めてキャッチする動体視力も必要であった。失敗した際は、空中のストーブや落ちたストーブも含めて連鎖爆発が発生し、自分は当然即死、見守る観客にも死者が出て、あっという間に消防車、救急車、霊柩車などのはたらくくるまがてんてこ舞いとなった。
(相撲)[編集]
相撲は球技の範疇にはないが、知ってのとおりここ一番で横綱に土という事態になると、観客から投げつけられる座布団が土俵を埋め尽くす。この大量の座布団が、かつては技術力の関係で、大量のストーブを充てていたと伝えられる。横綱は間違っても負けることは許されないので、昔の横綱は無敵と言える強さを誇ったという。行司も、微妙な判定となった場合、とばっちりは避けたいので極力横綱に軍配を上げていたという。とはいえ、やはりストーブを投げつけられて死亡した横綱&行司もいた。百烈張り手を心得ているエドモンド本田以外、横綱は敗北=死という恐怖に苛まれて精神をひどく病み、無事断髪式を迎えた日には、号泣する者がほとんどであった。
歴史[編集]
- 旧石器時代
- ラスコー洞窟の壁面に、ナショナルFF式石油暖房機らしき物をヘディングしていると思われる絵が描かれているので、有史以前に原始の人たちはストーブでサッカーに似たストーブリーグを行っていたと思われるが、現在と同じく、ごく僅かの異常者が行っていたとみられる。
- 古代(~A.D.470)
- 中世(A.D.470~1500)
- アリアハンという国で、「ああああ」なる勇者が、何気なく落ちていただるまストーブを蹴ったところ、下の世界に落ちて行った。これに面白さを見出した「ああああ」は、仲間を集め、ストーブを極力少ない回数で蹴り落とすゲームを開催、人が人を呼ぶ大ブームとなった。言うまでもないが、後のゴルフとされる。一方下の世界では日に8万を超えるストーブが飛来、下の世界を焼き尽くし、ほどなく滅亡。上の世界の人々を暖めることになった。これがきっかけとなり、各地でストーブを使った競技が発案される。今日おなじみの球技の原型が出来上がることになり、さまざまな場所で爆発事故や火災などの被害が及んだ。
- 近代(1950~現在)
- 1933年、世界的に有名な科学者、Dr.ウイリー氏が、「ストーブリーグをすると体に火がついて危険ではないか」、といった旨の説を練りだし、国際学会に発表された。発表当時は「そんな訳ないだろう」「無粋だ」「空気嫁」など、散々に揶揄されたものの、漸次これを聞いた人から「そうじゃないかと思っていたんだ」「ですよねー」といった反響が聞かれるようになる。数ヶ月後、ようやく正式に認められ、画期的な説としてノーベル文学賞、最優秀助演男優賞、皆勤賞、全米オープンブービー賞など、よく分らない賞を総ナメする。これ以降、世界はストーブ廃止の方向にベクトルが働き、各々の競技に適した球が採択されることになる。
著名なプレイヤー[編集]
- (故)勇者ああああ(?~?) ストーブを使ったスポーツの嚆矢。イオナズンによって力尽きたとされるが、否めない胡散臭さがある。
- (故)S・S・チャダ(?~?)インド人歌手。羽突き(ストーブに羽をつけたもの)を日本に広める。自身も羽突き中に爆死。
- (故)ザルカウィ(?~2006)中東においてストーブリーグを浸透させるよう努めたが、慣れない人たちの操作ミスで事故多発。巻き添えで死亡。
- (故)二葉亭四迷(?~?)日本の小説家。父親に「くたばってしめぇ」と罵倒されたのを捩ったペンネームを思いつく。皮肉なことに3日後、本当に焼死する。
- (故)伊佐坂甚六(?~?)世田谷の学生。長年の浪人人生に幕を下ろし、大学に入学。ここでストーブリーグを知り、スタープレイヤーとなるのだが、そこで人生に幕を下ろしてしまう。原因は煙による一酸化炭素中毒に加え、二酸化炭素中毒、ニコチン中毒。
- (故)J・F・ケネディ(?~1999)アメリカ合衆国大統領。ダラスにおいて影武者が殺されたとの報告もそっちのけでストーブリーグに熱中。普通に老衰で逝去した珍しい猛者。
気のせいか、物故者が多いようにも見えるが、ストーブリーグとの関連性は当時証明できなかったので、この際忘れてしまいましょう。
関連項目[編集]
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