タケコプター

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タケコプターとは究極の一人用ヘリコプターである。

概要[編集]

究極のヘリコプター[編集]

夜中に笛を吹くとヘリがやってくるよ!
ヘリに本気を出されると手も足も出ない

人類にとって「を自由に飛びたい」という願望は有史以来の望みであり、そのためにさまざまな技術が実用化されていった。1783年にはモンゴルフェ兄弟により気球が発明され人類は空を飛び始め、1903年12月17日にはライト兄弟の手により飛行機が発明され、人類はとなんら変わらない飛行能力を手に入れたといえよう。しかし聖書の天使のように天を駆け巡ると同時に空中で自在に停止できる(ホバリング)という能力は1937年のヘリコプター実用化まで待たねばならない。

だが飛行機がすぐに平和利用から逸脱し、戦闘機として空中を飛び回り、爆撃機爆弾で町を焼き尽くし、ミサイルを乱射する物騒な代物になったようにヘリコプターも兵器の枠組みへと徐々に組み込まれていったのである。巨大な機関砲とミサイルを多数積んだ戦闘ヘリは戦場の主役のひとつであり、強力な輸送能力を活かして屈強な兵士達をどんどん運ぶ輸送ヘリは現代の軍隊におけるロジスティクスに必要不可欠なものとなっていった。

だが強力な兵器というものを手に入れた人類は間違いなく次の願望を抱く。すなわち「より強力な兵器の入手」である。兵器の優位性で主導権を握った軍隊が主導権を保持し続けるにはグレードアップを繰り返すしかなかったのである。21世紀初頭、非対称戦争に苦しむ米軍はヘリコプターについても同様の性能向上を求めた。いや、性能向上というよりはヘリコプターという概念を崩し、デメリットを除去してメリットだけを求めたといっても過言ではない。米軍が求めた無茶な要求は以下のとおりである。

  1. 兵士一人で運用でき、十分な火器を持ち運べること
  2. 既存のヘリコプターと同様の機動性および航続距離を確保すること
  3. 兵士が携帯しても問題がない程度のコストパフォーマンス
  4. 軍用として十分な信頼性
  5. 武人の蛮用に耐える

軍産複合体および各種研究所、航空産業は仰天した。このような性能を満たすものはまず作れないと踏んだためである。しかしイタリア日本などで一人用のホビーヘリコプターが開発されたことで状況は一変する。これらを改良することで軍の求める性能のものの開発の目処が立ったため、各社では急遽戦闘用の一人用ヘリコプターを開発し、数年後には幾つかのサンプルの製作にこぎつけ、軍に提出することが可能であった。

だが軍の首脳部による回答は「NO」であった。すなわち一人乗り用のヘリコプターでは兵士は操縦にかかりきりになってしまい、その間に地上からの射撃や航空機に的にされて撃墜されてしまうというものである。軍の要求の真意は「一人乗りヘリコプター」という枠だけではなく「すべての歩兵を空飛ぶ歩兵(ヘリボーン)にアップグレードさせる」というものであったのである。またその他に一人乗りヘリコプターは巨大化してしまいコストがかさむという点や航続距離においても問題が残されていた。ここでいったん開発は事実上頓挫してしまったのである。

発想の転換[編集]

ヘルメットおよびフライトスーツと一体化したタケコプターを装着した兵士

だがここからが軍産共同体の発想力と努力の見せ所である。彼らの技術革新(および金儲け)にかける情熱は大企業の技術を底辺から支える下町の熟練工のそれに勝るとも劣らない。まず「一人乗り軍用ヘリコプター」という要求を満たすために、ヘリコプターではなく「兵士をヘリコプターにする」装備を企画する。その発想にを得るために彼らはレオナルド・ダ・ヴィンチのメモから東洋の伝統的玩具である竹とんぼ、宇宙人と秘密の取引で得た超技術までさまざまなものを参考にし、研究に研究を重ね、ついにひとつのコンセプトに達する。すなわち兵士の頭にプロペラをつけるという狂気の沙汰であった。

通常、プロペラを頭に直接つければ人間の体は猛烈な回転に耐えられずバラバラにちぎられてしまうか、たとえそれに耐えたとしても猛烈な回転でパイロットの体も回転してしまうはずである。しかしプロペラの羽自体に反重力発生装置と慣性制御装置を内蔵させることで、兵士の首に負担を減らしつつ揚力を得ることが可能である。プロペラの素材にはさまざまなものが検討されていたが、竹槍などで著名な大日本帝国最強マテリアルとして名高いを強化軽量セラミックや特殊合金で補強したものが用いられた。このためこの装置の名称はTakecopter(タケコプター、竹とhelicopterを合成した造語)と呼ばれることになる。また航続距離の問題は超小型・高出力・省エネのモーターおよび燃料電池の内蔵で解決された。また脳波制御装置によるコントロールのため、兵士は煩雑なコントロールの必要がなく、両手を自由に使い自在に飛ぶことが可能である。耐久性の実験や安全性の検証には多数の動物実験と有志の被験者(大部分はグリーンカードや多大な報酬を目当てに集まった発展途上国の人達)により何度もエリア51で行われ、また首と胴体が離れた大量の死体や脳波制御のバグによる廃人を生み出すことになった。そして、その中で唯一の成功例が、幾度となく世界を救った兵士であった(画像はその成功例の人物)。

実践への投入は遅れに遅れ、結局21世紀末になってやっと現地の兵士に配布され、空飛ぶ騎兵隊として対テロ戦争に終止符を打つ事になった。また試作段階のものが一部流出し、ゴルゴ13暗殺稼業などで利用されたと言われている。

民間での平和利用[編集]

ジャンクで作った夏休みの自由工作。楽しく空中散歩。

紛争があらかた片付きエンタープライズ号宇宙を駆け回る22世紀になりこの技術は民間に提供されていった。最初は救急患者の搬送手段や警察の特殊部隊などで活用され始め、次第に新聞社の取材用などにも運用を開始すると同時に民間人が扱えるようにさらなるコストダウンと安全性の追求・乗り心地の改善が図られるようになっていたのである。22世紀半ばにはネコロボットには標準装備として装備されはじめるなど民需が軍需を上回り23世紀が近づいた現在では枯れた技術ではあるが、庶民の生活には欠かせないものとなっている。

関連項目[編集]


Suneohatsugen.JPG 悪いなのび太。この「タケコプター」は3人までしか見れないんだ。 ま、のび太はドラえもんに頼むのがお似合いだけどね。 (Portal:スタブ)