パウル (タコ)

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「神に逆らった罰だ!お前が死んでうれしいよ!」
パウルの死 について、神(の手を持つ男)

パウルとは、ドイツ在住の占い師である。ヨーロッパ各国の思惑に翻弄され続けた波乱万丈の人生を送った伝説のタコである。

目次

[編集] 出生

パウルは2008年1月、イギリス南部の水族館で誕生した。生まれて間もなく両親が亡くなり、ドイツの水族館に引き取られた。ここから、パウルの波乱万丈の人生がスタートするのである。

[編集] 差別

パウルは水族館で、観客にタコの生態を教える仕事に就いた。しかし、ドイツにはタコを食べる習慣がなく、タコは「悪魔の魚」であるとして忌み嫌う人々もいた。パウルは「食べられるよりはましだ」と自分に言い聞かせ、このいわれのない差別に耐えた。

[編集] 占い師への転職

日本に於いても2010年参議院議院選挙の結果を占い、的中させた実績を持つ。

2008年、サッカー欧州選手権のドイツ戦の勝敗を予想するように命じられた。方法はいたってシンプルで、両国の国旗が付いた二つの箱に貝を入れ、どちらの貝を先に取りだすかを見る、というものだった。この命令に対してパウルは困惑した。パウルは占いなどした事がなかったし、第一サッカーのルールすら知らなかった。ただ、自分が「客寄せ」として利用されているという事だけは、何となく理解できた。しかし、「悪魔の魚」である自分がドイツ人に認められるため、そして、箱の中の貝を取って生きる糧を得るために、仕方なく占いを始めたのであった。

[編集] 欧州選手権

欧州選手権での予想を通じて、パウルは自らの占いの才能に気付いた。パウルは決勝戦を除くドイツの5試合のうち4試合で見事予想を的中させた。これまで無名だった知名度が一気に上がっていった。そして、決勝戦のドイツ対スペインを占っていたとき、パウルは気付いた。「あ、これはスペインが勝つだろうな」。しかし、パウルは空気を読んだ。ここでスペインと予想してしまえば、ドイツ中から非難を浴びる危険性があった。そのため、パウルはここでもまたドイツが勝つと予想した。結果、ドイツは敗北した。

[編集] 傷心

その後のドイツ国民の反応は冷ややかだった。「しょせんタコはタコ、結局占いなんて当たらなかったじゃないか」。またしても降りかかるいわれのない中傷。パウルは言った。「違うんだ! 俺はスペインが勝つって分かっていた! でもあの時は空気を読んでドイツが勝つって言ったんだ!」。しかし、誰も聞く耳を持たなかった。容赦なく降りかかる「エセ占い師」という声。やがてパウルは思った。「普通のタコに戻りたい」。

[編集] ワールドカップ1次ラウンド

しかし、パウルの周囲がそれを許さなかった。2010年のサッカーワールドカップに合わせ、水族館は再びパウルを利用したのである。身の安全や食料を水族館に依存している身では、水族館側の要求に従わざるを得なかった。しかしパウルは、今度は「空気」を読むことなく正直に占いをやろうと決めた。予選のセルビア戦でドイツが負けるという予想も、正直に答えた。いつしかパウルは、占い師としてその名を世界中に知られるようになっていった。

[編集] ワールドカップ決勝トーナメント

そして、運命の決勝トーナメントがやってきた。初戦のイングランド戦で、パウルはドイツが勝つと予想。すると、その予想にイギリス国民が噛みついた。「自分の生まれ故郷なのに負けると言うのか!この裏切り者!」パウルにとっては国家などどうでもよかった。ただ真実を伝えようとしただけなのに、それでも降りかかる誹謗中傷の声。パウルの心は折れそうだったが、占いの的中を重ねることで世界中に理解者も増えていった。パウルは彼らの声を胸に予想を最後まで続けようと決心した。

そして、ドイツの準決勝の対戦相手は、またしてもあのスペイン。二年前の苦い出来事が頭をよぎる。予想の結果はまたしてもスペインの勝利。その占いを聞いたドイツ人は怒り狂ったが、パウルは「占いが正しいと分かれば彼らも自分を認めてくれるだろう」と思っていた。しかし、スペイン戦に敗北した後もドイツ人の怒りは収まらなかった。ナショナリズムに燃える彼らにとって、パウルは「裏切り者」以外の何者でもなかった。「あのタコをマリネにしろ!」「パエリアに入れてやるぞゴラ!」

パウルはショックを通り越して生命の危機すら感じた。一方のスペインではパウルは英雄と崇められていたため、スペインへの亡命を真剣に考えた。しかし、息つく間もなく次の占いをしなければならなかった。もはやパウルの脳裏に浮かぶのは、自分がソーセージに加工される光景だけだった。その時、が現れて言った。「そんなけったいなモン食えるか、このタコ」この言葉にパウルは神の無限の愛を感じ、一切の迷いを捨てた。そして3位決定戦でドイツの勝利を当てて、ドイツ人の怒りを鎮めると、続く決勝戦でも予想を的中させた。パウルは運命に打ち勝ったのだ!

[編集] その後

イタリア人女性が証拠として提出した写真。
  • 国際テロリスト集団の動物の倫理的扱いを求める人々の会は7月2日に「パウルを自由にしなければ水族館の未来は保障しない」との犯行声明を発表した。これに対し水族館側は「パウルと我々には明るい未来が待っている」と述べ、既に2歳半のマダコで明日の命も危ういパウルを今後も飼育して収益を得ると発表している。
  • イタリア人女性が「パオロは自らが4月にイタリア国内で捕獲し水族館に引き渡した」と主張し、パウルの国籍詐称疑惑が浮上した。
  • 2010年10月26日、永眠。周囲の喧騒がおさまり、ようやく静かな余生を送ろうとしていた矢先の出来事であった。上記テロリスト集団の犯行の疑いが強く、ドイツ警察が捜査に乗り出している。様々な国家の思惑に翻弄された2年9カ月の生涯であった。
  • ドイツ全土の水族館は、パウル二世の育成を目指しており、八匹の選ばれしタコ達が集い厳しい修練に励んでいる。

[編集] 関連項目

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