フラグクラッシャー

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フラグクラッシャーとは、自ら運命を切り開く者たちへの尊称である。

概要[編集]

フラグクラッシャーとはその名の通りフラグを立てておきながらそれを無効化して引っくり返す人物のことである。まあそれに該当する人物すべてがフラグクラッシャーというわけでもないのだが、大方フラグクラッシャーとみて間違いはないだろう。彼らは物語の中で作者と言う名のが与える試練や一縷の希望、ご褒美を片っ端から無力化し、自らの手ですべてを勝ち取ろうとする。物語における作者の手を離れ勝手に動きまわるキャラのため、物語におけるバグと認識されているが、神に逆らい自らの運命を勝ち取るフラグクラッシャーたちの生きざまに感化されるものは多く、作者にとっては扱いに困るからといって下手に退場させられない頭痛の種となることも多い。

時たまフラグクラッシャーは物語の枠を超え現実にも現れる。現実のフラグクラッシャーたちは数々のピンチやチャンスを無効化し、劇場型とも言うべき生き様を我々に見せてくれる。そんな彼らはいつしか伝説となり歴史の中で細々と語り継がれる存在となっていくのだ。そもそもフラグクラッシャーは物語における主人公ライバルラスボスなんかに多くみられる。それが現実になったら伝説になるのは事例が少ないだけで当たり前なのかもしれない。

特性[編集]

死亡フラグを平気で叩き折るので生存率は非常に高い。そのためか精神的にタフな連中が多いのだが、生存フラグもたたき折る場合があり、ふとした瞬間に死んでしまう場合もある。また仲間の裏切りにあったり合わなかったりする。それと恋愛フラグも壊してしまうため、恋愛運はかなり悪い、まあ失恋フラグも消し去るため現状維持にはなりがちだが。もしその恋が実ったならばフラグクラッシャーを引退する時であろうか。

以上のことから考えれば相対するフラグを打ち消しまくるため結局は一般人とそんなに変わらないということも言えるが、そもそも一般人と比べれば遭遇するフラグ自体は多大であり、そのすべてを折って回避するような人物を一般人と呼ぶにはいささか抵抗があってしかるべきである。

解説[編集]

まずフラグクラッシャーという生き様を理解していただくには物語におけるフラグの大切さを理解していただかなければならない。そもそもフラグは旗と訳されるコンピュータ用語であり、ifなど命令文による分岐のことを指した。この発想がまずゲームに持ち越され、たとえば扉の前に立った時に扉の鍵を持っているなら扉が開く、そうでないなら開かないという分岐のことをフラグと呼んだ。それが一番わかりやすいのはギャルゲーだろうか。二股疑惑をもたれるとバットエンド、誕生日にプレゼントを贈るルートを通ればノーマルエンドやハッピーエンドなどとさまざまなルートをフラグによって管理しているのだ。

もし、こうしたフラグを片っ端から無視する人間が物語の中に投入されたらどうなるだろうか。扉の例なら鍵がなくても腕力で扉をこじ開ける。ギャルゲーの例ならば二股疑惑をもたれても選択肢を無視してどちらも口説いて恋人にしてしまったりする主人公がいたらどうなるだろうか。まあゲームとして成立し辛くなるだろう。それが物語の創造主を悩ませるフラグクラッシャーの本質である。つまり我々が生きる現実世界が神の見えざる手による筋書きによって動いているならばフラグによる支配をぶっ壊すためにフラグクラッシャーは生まれついたのではないだろうか。それが英雄の正体である。

関連項目[編集]

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