フルメタル・ジャケット
ホント 戦争は地獄だぜ! フゥハハハーハァー |
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フルメタル・ジャケット(Full Metal Jacket)は1987年のアメリカ映画、またはそれを原作とした日本のアニメ。
ベトナム戦争を題材に、軍用ロボット兵器と超人ゲリラ軍団の戦いを描いたSF作品。
フルメタル・ジャケットとは「鉄の服」という意味であり、主人公たちが乗るロボットの総称である。
共通の内容[編集]
ストーリー[編集]
ベトナムの独立と南北統一をめぐり勃発したベトナム戦争、その戦火は広まる一方であった。共産主義勢力の拡大を防ぐため、アメリカ合衆国は南ベトナムに大規模な軍事介入を行った。
……というのが、表の歴史である。実は旧ソ連と中国を中心とした共産主義勢力はバイオ技術を駆使し超人兵士を作り上げていた。ベトナムは初めての実戦投入の場であったのだ。人間を遥かに超える身体能力と、地形を巧みに利用するゲリラ戦法。その前には鍛え上げられたアメリカ特殊部隊も全くの無力であった。
超人兵士計画は今潰さなければならない。アメリカ軍は総力を上げ対抗兵器を作り上げた。それが歩行戦車「フルメタル・ジャケット」であった。
概要[編集]
本作はロボット映画だが、前半はパイロットの訓練と戦況の中継を同時進行し、新兵であるメインキャラたちはロボットへの搭乗はおろか触ることすらしない(させてもらえない) 前半で大量の複線を張り、後半ではひたすら戦いと伏線の回収に明け暮れる様は、勢いがあるという好意的な意見の一方、見ていて疲れる、混乱するという意見もある。
また、今作では新兵のシゴキの非道さや民間人を虐殺する兵士などの残酷描写も問題になった。そのため再放送では一部シーンのカットやぼかしが入っている。
登場人物[編集]
左側は映画版の役者、右側が吹き替え版とアニメ版の声優
- ジョーカー:マシュー・モディーン / 野沢 那智
- レナード(微笑みデブ):ヴィンセント・ドノフリオ /香取 信吾
- カウボーイ:アーリス・ハワード / 所ジョージ
- アニマル・マザー: ??? / ???
- エイトボール:??? / ???
- ハートマン軍曹:リー・アーメイ / 玄田 哲章
- ドアガンナー(鬼畜機関銃手):ティム・コルセリ / 千葉 繁
フルメタル・ジャケット[編集]
超人ゲリラは人間を軽く捻り潰せるが、戦車の装甲にはほとんど歯が立たない。そこからジャングルでも運用できる戦車として開発された。全長4m程度で、手足はあるものの、安定性と強度を重視し非常に太く短い。メイン動力はガソリンエンジン(一部ディーゼルエンジンの機体も有り)、バッテリーと火薬カートリッジを併用。ギアとチェーンで力を伝え、手足は油圧シリンダーで動かす。固定武装はなく、手に持つか背中に背負う。
戦車の延長上にある兵器としてデザインされており、迷彩柄とごつごつした重量感溢れる造形、飛んだりビームを撃ったりしない比較的現実的な動きからミリタリーファンからの評価が高い。
- フルメタル・ジャケット 高機動型
- ジョーカー搭乗機
- 足のローラーで滑るように走り、平坦な地形で力を発揮する。ただし軽量化のため装甲が薄い。基本武装は突撃銃。
- フルメタル・ジャケット 格闘型
- アニマル・マザー搭乗機
- 腕の大型化と専用火薬カートリッジによって、パンチスピードを43%、威力を86%上昇させることに成功。専用装備として、クラッシャークローやパイルバンカーなどある。
- フルメタル・ジャケット 爆撃型
- カウボーイ搭乗機
- 背中に汎用大砲を備え、迫撃弾、ロケット弾、焼夷弾、枯葉弾など、多様な弾丸を発射することができる。
- フルメタル・ジャケット 狙撃型
- レナード搭乗機
- 機体全長より長いスナイパーライフルと高精度スコープを装備。5km先の目標を30cmの誤差で打ち抜く。ただし接近戦は全く想定されていない。
- フルメタル・ジャケット 偵察型
映画版[編集]
スタッフ[編集]
- 監督:スタンリー・キューブリック
- 音楽:アビゲール・ミード
アニメ版[編集]
毎日放送系列で深夜に放送された。全25話。総集編が4回もあり、製作の遅れが伺える。
スタッフ[編集]
関連[編集]
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腐れフルメタル・ジャケットはお前か!! 「Sir! 自分であります!! Sir!」 正直なのは感心だ。気に入った。家に来てこの項目をぴーしていいぞ。 (Portal:スタブ) |
この項目「フルメタル・ジャケット」は、嘘です。よく近所の物知りおじさんが教えてくれた豆知識も大抵は嘘です。アンサイクロペディアを真に受けてはいけないのです。大事なのは、ジョークを笑い飛ばす心の広さです。 |