ペ・ヨンジュン

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北四順(ペ・ヨンジュン)とは、麻雀における役のひとつ。四順連続で北牌を捨てた場合に成立する。捨てた北牌を他家に1枚でも鳴かれた場合は成立しない。満貫役。ローカルルールであり、主に朝鮮民主主義人民共和国で採用されている。

目次

[編集] 成立条件

通常の和了は手牌を和了形にすることで成立するが、この北四順(ペ・ヨンジュン)は流し満貫と同様に、手牌の形ではなく捨て牌を問う。成立の条件は、

  1. 四順連続で「北」牌を捨てていること。
  2. 四枚の北が一枚も鳴かれていないこと。

の2つである。これを満たしていれば、手牌はどのような形であって関係ない。

[編集] 得点

役の性質上、成立時には放銃者がいないため、ツモあがり相当の扱いとして他家全員から点数の支払いを受ける。一般的には満貫として点棒のやりとりが行われるが、取り決めによって倍満ないし三倍満とするルールもある。

[編集] 歴史

北四順(ペ・ヨンジュン)は中国由来の役ではなく、北朝鮮で考案されたルールである。風牌の中で「北」のみに特権的な地位を与えているのはそのためである。日本式麻雀は植民地時代に朝鮮にも普及したが、北朝鮮の成立後「東」と「南」のみが荘風になり「北」が不要牌として扱われる半荘ルールが問題視されるようになった。このため北入する一荘戦が推奨されるようになったが、今度は「西」が荘風になってしまうという問題が生じた。このため1972年8月29日、朝鮮労働党中央委員会は「北の槓子落としを満貫役とする」という決定を下した。これ以降、「北四順」は北朝鮮国内では公式ルールとして扱われるようになった。

[編集] その他

北四順を和了した者に与えられる賞品
  1. 一部の地域では屁四順または屁゜四順と表記されている。
  2. 北の槓子を落としていった場合、四順以内に他家が和了しない限り確実に満貫で上がれるうえ他家はほとんど抵抗できない。また放銃となるのは他家が国士無双をテンパイしている時のみであり、ほぼ安全である。非常に実戦的な役であると言える。
  3. 河に並んだ四枚の「北」を四つの楽章になぞらえて「冬のソナタ」とも呼ばれる。
  4. ドラマ「冬のソナタ」は、主人公の代打ち・ユジンがこの役を多用することからこの名がつけられた。この役は北朝鮮限定のローカルルールだったが、このドラマの大ヒット以来日本でも採用されることが増えている。


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