ホラガイ
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
法螺貝(ほらがい)は、うねうねした巻貝の一種である。不幸にも人間に捕まってしまうと、身は壺焼きに、色艶の良い貝殻は楽器にされることが多い。
「ホラ貝」というと、真っ先に楽器を思い浮かべる人間も多いと思われ、頭の固い百科事典では、ほら貝の写真にわざわざ「生きたホラガイ」と記して紹介している。一般人が、生きたホラガイにふれる機会が少ないので仕方ない面もあるが、これでは本末転倒であるといえる。
[編集] 概要
「ほら」とは、中身がなく虚ろであるさまを表しているが、貝の身を勝手に掻き出せば、殻の中が空っぽになるのは至極当然であり、法螺貝に罪はないのである。これは法螺貝の身を殻のおまけぐらいにしか思っていない人間本意な考え方であり、ホラ貝にとっては迷惑千万な話である。
近年、珊瑚を食い荒らす鬼海星(おにひとで)を食らう存在として注目を集めている。珊瑚礁という人類の宝を守るために、法螺貝は救世主のような扱いを受けることになったが、もはや手遅れという感は否めない。
かつて人間がホラ貝を取りすぎたことで鬼海星が大発生して、珊瑚が食い荒らされたといわれているが、螺子が緩んでしまった社会に一石を投じた意味は大きいといえるだろう。
[編集] 楽器
その見かけとは裏腹に、とてつもなく大きな音が出るため、その音色は、獅子の吼える声にたとえられ、禍々しい災厄を遠ざけ、おぞましい邪気を祓うことが出来るため、山伏や侍によって盛んに用いられた歴史をもつ。
「嘘も方便」といわれるとおり、嘘は必要悪であるともいえ、目的のためなら手段を選ばない極悪非道な破戒僧が、いたいけな庶民に出鱈目を吹き込むという罰当たりな行為に及んでいたことが「法螺吹き」の語源であると言えば、信じてしまう人間も多いだろう。
戦いの始まりを告げる楽器でもあり、敵を欺くためには、味方をも出し抜いて戦場を混乱させ、どんなに劣勢であっても、その音色によって士気を高めることで、自軍を勝利に導いたのである。奏者の技量が高ければ、頭の固い連中が差し向けた刺客であっても、簡単に退散させるため、このような素晴らしい楽器もそうそうあるものではないだろう。
[編集] 関連項目
| この項目「ホラガイ」は、先人によって冒頭部が作られ、代々伝えられてきた物語のほんの序章に過ぎない、始まったばかりの項目です。これからの本当の物語の綴り手は、あなた自身です。 (Portal:スタブ) |