マクロビオティック
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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マクロビオティック(Macrobiotic)とは、加工・精製されすぎた食品や添加物による弊害を排し、より自然に近い形の食物を摂取することで心身の健康をはかる、という食習慣に関する一種の宗教哲学である。別名を玄米正食という。いわゆる菜食主義とは違い、その対象とするものは単に食生活に留まらない、と当事者は主張しているが、一般人にとってはほとんどまったくどうでもいい違いである。
マクロビと略すと、いかにも「流行ものに飛びついた」感があって人間性を疑われかねないので、注意。
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[編集] 概要
基本とされる概念は無双原理であり、それは次の二つの標語によって表される。
- 身土不二(しんどふじ)
- 肉体と住んでいる土地とは、もとは二つではなく一つのものである。従って、その土地で穫れるものを食べるのが体のためにはよい。
- 具体的には、自分の住む土地でとれたものを食べましょう、ということである。外国産のものよりは国産、それもできる限り地元のものを食べることが奨励されている。もちろん、理想とされるのは、野菜なら家庭菜園、魚なら近所の川で釣ったもの、肉は検閲により削除である。
- 一物全食(いち
もつぶつぜんしょく) - 食物はその全体を食べることによって体にとってバランスのよい食事となる。
- 具体的には、野菜や果物は皮ごと種ごと、魚も骨ごと食べることである。「貝は殻ごと食べるの?栗はどうするの?サトイモも皮ごと食べるの?」などと疑問に思ってはいけないらしい。
その他にも、白米・白砂糖・食塩などの精白された食物はよくない、とされている。また、ナス科の野菜やキノコ類は、体を冷やすという理由で、あまり奨励されていない。
[編集] 矛盾・問題点
精製された食品はよくない、といいながら、大豆から繊維質を取り除いて精製した豆乳やそれを固めたものである豆腐は、積極的に食べるものとされている。さらに、加工度の低い自然塩をとりましょう、という一方で、味噌やしょうゆや酢などの加工度の高い調味料やこんにゃくのように非常に加工に手間のかかる食材を使うことについては問題にされていない。
乾物などは自然に近い加工品として積極的に食べることがすすめられているが、その多くが遠くで作られたものであることについてはとりあえず棚上げとなっている。
厳格なマクロビオティックの実践者になると、旅行へいくのにも玄米を炊くための専用の鍋を持参することになるが、そこまで厳格ではない場合には、レトルトの玄米御飯を持参する。レトルトは自然からおおよそ懸け離れていると思うが、それはオッケーらしい。
また、一般的には体によい食品とされることが多いキノコ類やトマトなどナス科野菜などは、単に提唱者が嫌いだったからという理由で忌避されているのではないかという疑念が持たれている。
…という具合に、結構恣意的というかご都合主義である。しかしながら実践者にとっては大した問題ではないらしい。まあ大多数は健康のためというよりは、個人的な嗜好、たとえば「和食党」などをなんらかの形で権威づけ、実践者であることに選民意識を持っているのであろうと予測される。
しかしここまではそう大した問題ではない。それらにもまして大きな矛盾点は、人間は本来草食動物ではない、というところである。霊長類の多くは雑食である(ついでに言えば、発生上霊長類は食虫類と比較的近縁であり、偶蹄目や奇蹄目からはもうちょっと遠い)。だいたい、人間の体は野菜や豆ではなく肉と脂で出来ているのだから、肉や脂を食べる方がはるかに自然で理にかなっていると言えよう。
なお、創始者である桜沢派と、そこから分裂した大沢派との、ありがちな「こっちが本家だ」争いについてはお察し下さい。
[編集] 実践者として著名な人物
[編集] 断念した人物
[編集] 関連項目
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