ライトノベル

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ライトノベル(Right Novel = 正統な小説)とは正しいと認められる内容と1000年以上の長い歴史を持った書籍全般のことである。しかし挿絵がアニメ風であるという理由だけで学校の教師や世間一般からはエロ本や漫画と同じものとして見られている。そのため学校にライトノベルを持っていくと没収される可能性がある(執筆者は学校にSAO全巻と人退全巻を持って行き教師に一旦没収された)。対義語はフェイルノベル(fail novel)、レフトノベル(left novel)。

概要[編集]

携帯を目的とした形状をしている書籍であり、平均的なポケットに収まるサイズにあわせて作られる。しかし中には「終わりのクロニクル第7巻」のように無駄にページ数の多い、どう考えても携帯できないものも存在するが、「川上稔ファンは音速超過が当たり前にヨユーなくらい力持ちだから」という理由(負け惜しみ)でサイズ調整は免除されている。他の書籍に比べてライトノベルが軽量化に成功している理由は、ひとえに文字を減らしたことによるインク重量の節減にある。近年ではシリーズポータビリティ制度が普及したことで作家がシリーズ作品を別の出版社に持ち運ぶことがトレンドとされている。

一説によると、オタク文化の独占を企む角川書店がライトノベルを唯一無二のオタク向けジャンルとするべく、様々な裏工作や取引を行っているらしい。すでに京都アニメーションは彼らの手に落ち、涼宮ハルヒの憂鬱らき☆すたなどの作品を通じ、アニメ視聴者の洗脳を行っていると言われている。ライトノベルは基本的にオタク文化の人口構成の中心を占める通勤通学時に書店に立ちよる機会の多い大都市圏の中産階級の若者を標的としており、社会的弱者(老人、知的障害者、ブス・ブ男)や農業関係者を主要人物の中に含めず、欠陥または核家庭で成長した若者を中心とする清潔なストーリーが展開される。時折、超能力者天才狐憑きといった被差別民を扱ったものも存在しているが実態とは乖離しており、都市部の好奇の目をその人たちに向けさせ差別を助長したといわれている。

一部の文学者やSFオタは市場がライトノベルことキャラクター主体の小説に占拠されつつあることに立腹している。しかし日本を代表するSF作家の筒井康隆は嬉々としてライトノベルを書いてしまった。内容については様々であるが、中には強すぎる邪気眼を含んだ発眼性ノベルや中二病ノベルなど非常に危険なものもあり社会問題となっている。

また、日本において最もアニメ化へのルートが確立されており、売り上げの大きいものは多くアニメ化され、世界中に輸出されている。

ライトノベルの歴史[編集]

世界初のライトノベルは平安時代に紫式部が著した「源氏物語絵巻」である。この作品はおもに宮中の女性向けに書かれ、現在では日本文学史上最高の傑作と言われる。

ライトノベルの種類[編集]

ハードカバー
鉄で作られたカバーと改行連発で水増しされたページ重量で敵を撲殺することを目的とされた書籍。しかし1575年の長篠の戦い合戦の主武器が鉄砲に移ってからは衰退の一途を辿り、近年では趣向品として少数が存在するにとどまっている。
文庫サイズ
国内初の携帯化に成功した書籍。しかし初期の文庫はまだサイズも大きく重量も15kgを越えたためつりひもで肩にかけて持ち運んでいたことからショルダーブックとも呼ばれた。
ノベルス
森博嗣清涼院流水の作品などライトノベルかどうか微妙なものも多い。
文庫よりも縦長なため本棚の互換性は非常に悪い。しかも飛び出た部分切っても普通に読めるぐらい余白が多い。
講談社BOX
前述のハードカバーの代わりに現れた装甲が中程度で携帯しにくい形態の書籍。一部のライトノベルって軽い小説の略だろ?という不届き者を滅するために作られた書籍。カバーなどを装着し、内装も単色にするなど工夫を凝らしたが、実際の装丁は安っぽいとは言ってはいけない。西尾維新奈須きのこの作品が出ている。
角川ミニ文庫
軽量化を究極まで推し進められた書籍。しかしその技術は精神が未成熟な人類にはまだ早過ぎると判断されなんか宇宙から来たっぽい人から封印指定を受ける。しかしその封印された技術を偶然を開封してしまった主人公はなんか凄い超能力を手に入れた! その超能力を巡って暗躍する謎の組織! 事件に巻き込まれる幼馴染にして最近義理の妹になったヒロイン! そして主人公の前に立ちはだかる影! そんな、あなたは死んだはずの兄さん!? 俺は組織によって作られた超人暗殺者、お前の兄などではない……うっ、頭が割れるように痛いっ! そして事件は超宇宙超皇帝(のじゃロリ)の出現によって急転直下の展開を迎える! 以下次号!
ウルトラライトノベル
軽量化のために紙ではなく空気を用いた、携帯性に優れる形態の書式。形状を自由に変更できるため一部の層からはカルト的な人気を誇っているが、意識を集中しないと持ち上げることすらままならない。柔軟性に優れている反面、攻撃には向かないため、一般市民が用いている。

日本国外の動向(ほとんどウィキからコピペ)[編集]

台湾・香港[編集]

台湾香港では角川書店の現地法人・台湾国際角川書店がスニーカー文庫や電撃文庫の一部作品を繁体字中文に翻訳して発売している[1]2007年には青文出版集団が集英社と独占契約を締結し「菁英文庫」(Elite Novels) のレーベル名でスーパーダッシュ文庫・コバルト文庫のタイトルを刊行[2]しているのを始め、日本では後発参入であるGA文庫やHJ文庫もそれぞれ、現地の出版社と独占ないし優先契約を締結している。太字は独占契約。

2008年には、台湾角川が主催する台湾でのライトノベル新人賞・台湾角川ライトノベル大賞が始まった。またそれ以前には、雑誌『ファウスト(台湾版)』で募集された浮文誌新人賞があった。この賞は、もともとはジャンルを限らず短編小説を募集していたが、2009年より名称を浮文字新人賞に変更し、長編のライトノベルを募集する賞として刷新された。

青文出版集団
菁英文庫(Elite Novels) - スーパーダッシュ文庫・コバルト文庫・ジャンプj-Books
青文文庫(CW Novels) - ファミ通文庫・ジャンプ j-Books・EXノベルズ・なごみ文庫
莉莉絲文庫
尖端出版
浮文字 - 電撃文庫・富士見ミステリー文庫・ファミ通文庫・ガガガ文庫・ルルル文庫・MF文庫J・GA文庫・講談社ノベルス・講談社BOX・ハヤカワ文庫JA・徳間デュアル文庫・角川スニーカー文庫
台湾国際角川書店
Fantastic Novels - 角川スニーカー文庫・角川ビーンズ文庫・富士見ファンタジア文庫・富士見ミステリー文庫・電撃文庫・ファミ通文庫
Midori Novels - 角川ビーンズ文庫・ファミ通文庫
Ruby Series - 角川ルビー文庫
BLOOM Series Novels
東立出版社
東立軽小説(LIGHT NOVELS) - 電撃文庫・ファミ通文庫・ガガガ文庫・ルルル文庫・MF文庫J・HJ文庫・徳間デュアル文庫・富士見ミステリー文庫
炫小説(SHINE NOVELS) - 集英社のジャンプj-Booksと独占契約
酷小説(COOL NOVELS) - ジャンプ系以外のノベライズ小説
銘顕文化事業
銘顕文化日系小説 - MF文庫J
台湾のオリジナルライトノベル作品も刊行している。

中国[編集]

天聞角川において角川系作品の翻訳版が出されている。日本のライトノベルだけでなく台湾作家の著作、中国本土作家のオリジナル作品もある。天漫軽小説というライトノベル専門誌も存在する。新人賞を設けており、長編優秀作には日本での発表もあり得るとうたっている。それ以外に西尾維新刀語なども翻訳版が出されている。だが尖閣は日本のものであることは変わりない。

韓国[編集]

韓国では主に大元CI鶴山文化社ソウル文化社が日本で人気が出たタイトルを軒並み翻訳しており、一部の大型書店であれば簡単に手に入れることができる。刊行ペースもかなり早く、日本国外では最も日本産ライトノベルを受容している国の1つといえる。

大元CIではライトノベル等を対象とする大元小説賞(Issue・B愛小説部門、武侠・ファンタジー小説部門、ロマンス・その他小説部門)を2007年から募集しているが、Issue Novels部門で受賞者は出ていない。その前身の第1回Issue Novels/B愛Novels公募戦では、『월하의 동사무소전혜진(『月下の町役場』ジョン・ヘジン)が受賞し、Issue Novels初の韓国人作家としてデビューした。鶴山文化社はライトノベルも含め幅広いジャンル小説を対象にしたファウスト小説賞を募集している。またエクストリームノベルやD&Cメディアのシードノベルでは、賞という形を取らずに、期限などを設けず国内作家のライトノベルを募集している。

大元CI(DAEWON CI)
NT Novel - 角川スニーカー文庫・富士見ファンタジア文庫・富士見ミステリー文庫・電撃文庫・スーパーダッシュ文庫・MF文庫J・ファミ通文庫
(NTは「Newtype」の意味。大元メディアは韓国語版「Newtype」を発行している)
Issue Novels - 角川スニーカー文庫・角川ビーンズ文庫・講談社X文庫ホワイトハート・C★NOVELS
鶴山文化社
エクストリームノベル(Extreme Novel) - 角川スニーカー文庫・電撃文庫・富士見ファンタジア文庫・富士見ミステリー文庫・ファミ通文庫・MF文庫J・スーパーダッシュ文庫・EXノベルズ。韓国オリジナル作品もある。
メイクイーンノベル(May Queen Novel) - 角川ビーンズ文庫・コバルト文庫
ファウストノベルズ(Faust Novels) - 講談社ノベルス(雑誌『ファウスト(韓国版)』)
Book Holic - 乙一米澤穂信桂望実天野節子舞城王太郎有栖川有栖橋本紡など。ライトノベル以外の作品も含む。
ソウル文化社
J-novel - 日本の作品の翻訳のほか、韓国作家の作品も出版する
Wink Novels - コバルト文庫・角川ビーンズ文庫
D&Cメディア
シードノベル(Seed Novel) - 韓国作家のライトノベルを出版する。特に期限を設けず、ライトノベル作品の公募を行っている。
Rノベル(R Novel) - 日本の作品の翻訳

北米[編集]

アメリカでは2004年TOKYOPOPが「スレイヤーズ」を刊行して以降、VIZ Mediaが「灼眼のシャナ」を刊行するなど紹介されたタイトルは少数で、漫画作品に比べると翻訳出版は進んでいなかったがセブンシーズ・エンターテインメントがメディアワークスやメディアファクトリーからライセンス供与を受け2007年より「rightnovel」レーベルを新設し「しにがみのバラッド。」、「ヴぁんぷ!」、「かのこん」や「ゼロの使い魔」などを刊行[3]。台湾・韓国に続き2008年夏には講談社『ファウスト(アメリカ版)』が発売し、西尾維新奈須きのこなどの作品が掲載された。

TOKYOPOP
TOKYOPOP Novels - 角川スニーカー文庫・富士見ファンタジア文庫・富士見ミステリー文庫・電撃文庫・ハヤカワ文庫JA
Seven Seas Entertainment
lightnovel - 電撃文庫・MF文庫J

ヨーロッパ[編集]

ヨーロッパではTOKYOPOPがドイツで主に角川グループ系やコバルト文庫の作品を翻訳出版している[4]

Carlsen
Nippon Novel[5]
TOKYOPOP
TOKYOPOP Romane - 角川スニーカー文庫・角川ルビー文庫・電撃文庫・ファミ通文庫・コバルト文庫

北の大地[編集]

ロシアでは日本における略称「ラノベ」がそのまま単語として定着しつつある。表記は「ранобэ」で、元の略語が英語の「right novel」の省略形であることを考えると「ланове」の方がより正確だと思われるが、既に「кавасаки」(カワサキ。カニ籠漁船の意味。造船メーカー・川崎重工業が由来)と同様に日本からの外来語としてローマ字表記「ranobe」の転写である「ранобэ」が主流になっている[6]。そんなことより北方領土返せ。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ライトノベル」の項目を執筆しています。

出典[編集]