ラム酒
ラム酒(Ram)とは、羊の体液から作られるアルコール飲料である。近年、内部に情報を蓄積する事が出来るという特殊な性質が発見され、飲用以外の様々な用途にも使用されるようになった。
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[編集] 歴史
[編集] 飲料としてのラム酒
元々は中南米の伝統的な酒であり、その頃はリャマなど、羊ではない偶蹄目の動物の体液を使って作られていたと考えられている(家畜としての羊が入り込んでいなかったため。)が、18世紀頃にイギリス海軍によって水兵の飲料として正式採用されたことにより、今日の羊の体液を使用する製法が確立した。ラム酒の歴史上非常に有名な逸話として、1805年にトラファルガー海戦にて戦死したネルソン提督の遺体を漬け込んだ物が水兵に非常に好まれたとする伝説があるが、これはラム酒の持つ情報を蓄積する性質が水兵の間では経験的にわかっており、名将とされたネルソン提督の知識を吸収するための行動であったのではないかとされている。現代では中南米を中心に世界中でそのまま飲まれたり、カクテルベースとして使用されている。
[編集] 記憶媒体としてのラム酒
記憶媒体としてのラム酒の使用は、上記の通り19世紀初頭にはその萌芽が見られたものの、その研究が本格化したのは20世紀も終盤になってからであった。経験的にささやかれていたことではあったが、科学者はそれをまともには受け取らなかったのである。しかし、コンピュータの小型化、高性能化に伴い、それまで使用されていた機械的なスイッチのオンオフに頼る記憶媒体に変わる物として研究され、その高い情報保持力が発見された。当初は活性の液体であることによる機械との相性の悪さが問題とされたが、ケイ素のパッケージに封印する方法が発見されたことにより実用化された。現在ではコンピュータをはじめ、ほぼ100%の電化製品にラム酒記憶媒体が使用されていると言っても過言ではない。
様々なラム酒をちびちび飲むことをランダムアクセスと呼び、時間がかかるのが特徴である。続けざまに飲むことをシーケンシャルアクセスと言い、こちらは時間がかからない。しかしバッファの性能に左右されることが多く、性能的な余裕(マージン)も厳しくなる。
[編集] 分類
[編集] 色による分類
[編集] 用途による分類
- インダストリアルラム
- 記憶媒体用途。非常に高い情報保持能力を持つが、飲んでもおいしくはない。
- アグリコールラム
- 飲用。情報記憶能力はインダストリアルラムと比べて低いが、おいしい。
[編集] 製法
インダストリアルラムの製法に関しては、企業秘密の部分が非常に大きいため、ここでは伝統的なアグリコールラムの製法に関して述べる。原料としては、必ずサトウキビの絞りかすを飼料に育てられた雄羊が使用される。これは、Ramという名称の元にもなっている(すなわち、この酒の名称はLambではない)。老成した羊の体液であればあるほど上質とされ、高級品は10歳を超えるような羊から作られることもある。
[編集] 原料による製法の違い
ホワイトラムは、原料となる汗や唾液に酵母を加えて発酵させ、連続蒸留器で蒸留して作られる。結果的に出来る原酒はアルコール度数が高めなので、さらりとして癖もなく、香りも弱めとなる。
ゴールドラムは、原料を自然発酵させたものを連続蒸留器にかけて作られる。作り方が折衷的なためか、原料によるものかははっきりしないが、色合いも風味もホワイトラムとダークラムの折衷的な物となる。
ダークラムは、原料を自然発酵させたものを単式蒸留器にかけて作られる。原酒のアルコール度数が比較的低く、ずっしりとした複雑な風味と、強い香気が特徴となる。
通常、どの種類のラムも数年の熟成を経て商品化される。熟成は高級品には羊の胃腸を使用して行われるが、廉価なものは色づけも兼ねて内部を焦がした木の樽などで行われることもあるようである。
[編集] 有名な銘柄
- レモンハート
- これを飲むと酒のうんちくを語りたくなる病気にかかってしまう。
- キャプテン・モルガン
- 海賊が好んで飲んでいたのがこのラム酒であるのは、確定的に明らかである。
- マイヤーズ
- ま、これでいいやと買う人が多数なラムで、安物の印象を拭えない。
- バカルディ
- 芸人みたいな名前だけど、違う。
- ロンリコ
- ょぅι゛ょのお小水を原料に混ぜることで、ロリコンを誘発させる。
- デメララ
- 151プルーフ(アルコール度数75.5度)もある事で有名。もう、駄目ららと愛飲者が言うことから名付けられたという。
[編集] 日本におけるラム酒の生産地
- 小笠原諸島
- 19世紀より飲用のラム酒が製作されていた。戦争による混乱、米軍占領により中断されていたが、近年再び作られるようになっている。
- 広島、秋田
- 記憶媒体用のラム酒が生産されているが、採算の問題もあり、近年は海外への生産委託も多い。