リュージュ
リュージュ(Luge)は、そりに乗って超スピードで滑走し天国を目指すエクストリームスポーツ。冬季オリンピック正式種目の一つである。
概要[編集]
棺を模したそりに仰向けで乗り、最高時速150kmを越すスピードで滑走してゴールを目指すスポーツである。しかし例外もあり、ドラッグリュージュと呼ばれるスキージャンプ台を利用した直線のコースで行われる事もある。この場合はそりにジェットエンジンを取り付ける。最高速は250km/hを超える。コースは一流の設計士によって安全性を犠牲にする代わりにどれだけスピードが出せるかを重要視した作りに設計されているほか、競技者が「そりからダイブする」などのパフォーマンスを行いやすいように急カーブの出口付近の壁が低くされたりと様々な工夫がされている。またコースの周囲には幅50cmほどの鉄製の柱などの補助器具が設置されており、これらをうまく利用することで余命を短縮したり天国行きの可能性を上げたりすることができる。2010年にはこの補助器具を利用し、滑走中にそりからダイブした挙句コース付近に立てられていた鉄柱にヘッドバットをカマすという素晴らしいパフォーマンスを見せた競技者がいた。
1人で天国へ向かうのは心細いという競技者のために2人乗りの種目も存在する。ただし、2人仲良く天国に行けた例はこれまでに存在せず(#競技者のレベル参照)心中の手段としてリュージュを選ぶのは好ましくないと言える。
競技に使うそりの重量は21kg~30kg程度だが、壁に激突したときの衝撃を倍化させるために男子で最大13kg、女子で最大10kgの重りをつけることが許されている。そりに適切な量の重りをつけることで、クラッシュ時に全身を強く打ち付けることができることが実証されており、リュージュという競技を行う上で重りの使い方は重要な戦略要素となりうる。
競技詳細[編集]
両手でそりのグリップを握り、前後に動いて反動をつけてから飛び出してスタートする。スタート直後には指先にスパイクのついた手袋で氷をひっかいてダイイングメッセージを残す。後はそのままスピードを上げてゴールを目指すだけだが、競技者によってそりからダイブしたり、そりごと吹き飛んでクラッシュしたりといったパフォーマンスを見せる場合もある。
競技者のレベル[編集]
リュージュで公式記録に残る天国行きに成功したプレイヤーは2023年現在までに2人しか確認されていない。一人は1964年に開催されたインスブルックオリンピックに出場予定だったイギリスの男子選手、もう一人は2010年にバンクーバーオリンピックに出場予定だったグルジアの男子選手である。国際リュージュ連盟(FIL)はこの問題について「選手の力量不足」を強く訴えており、競技成功者の少なさには業を煮やしている様子である。
ユニフォーム[編集]
リュージュの選手は全裸に重りを付けた状態で競技に臨むことが望ましいとされている。これは、空気抵抗を軽減する目的であるとともに、「天国へ向かうことは即ち身を神に捧げることであって、神聖なる裸身でなければならない」という思想からくるものであると言われている。しかし、全身を強く打ちつけた際の後始末が困難であることや、「滑走中の超スピードが非常に気持ち良い」ということから競技中の様子が早すぎて見づらいことをいいことに選手がマスターベーションをするのではないかという疑念があった。後者はハイスピードカメラを意識して行われることも考えられ、選手村と類似したモラルの問題に発展する可能性もありうる。こういったことから、選手の体組織を回収しやすくするため、かつ自慰行為の防止策として、背中側にチャックのついたフルスーツ(全身タイツ)がユニフォームとして推奨されている。
また、このユニフォームはリュージュの観戦効果を上げることに成功している。ある意味臨死状態である競技者、特に男子選手らは滑走前から「より子孫を残そう」という本能に駆り立てられていることが多く、密着性の高い全身タイツがこの様子を最大限に強調している。
- 本能が強調されている様子 - リュージュの中継放送では必ずこのアングルで撮影される。仰向けで寝転んだ男子選手の盛り上がった下腹部が画面に迫りくる、という白熱したカメラワークである。
関連項目[編集]
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