ロック・フェスティバル

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SUMMER SONIC 2008の作品(コールドプレイ
FUJI ROCK FESTIVAL '01の作品(ニール・ヤング

ロック・フェスティバル(Rock Festival)は、その名の通り石材から彫刻作品を創り出すイベント。その多くが美術大学の生徒やデザイン関連の職に就いている者が多数参加する大規模なイベントである。

概要[編集]

岩盤がむき出しになった山岳地帯で大規模に会場を設営して行われることが多い。ロック・フェスティバルはそのむき出しになった岩盤に大人数で彫刻を施し、巨大なアート作品を創りだすことを目的とするイベントである。その性質上、イベントの参加者は美術に携わっている者が多く、運営スタッフは構造力学や地質学、土木工学に秀でた専門家が多い。

1969年8月15日アメリカで開催された展覧会が始まりである。ここでは斬新でアヴァンギャルドな岩石彫刻の数々が注目を集めた。彫刻表面の一部または全体をお花畑で覆う芸術家が多く、意図的に構築された多数の突起に色とりどりのテディベアを掛ける彫刻家すら存在した。このためもあって足場に用いる鉄パイプが足らずに、周辺の大量の木が切り倒された。展覧会開始時にも足場用の丸太の山がびっしり積まれていたことからこの催しは俗にウッドストック・フェスティバル(Woodstock Art Festival)と呼ばれており、彫刻愛好家にとっては今でも伝説となっている。なお、これら丸太は開催中に全て現地で燃やされ、会場から沸き立つはウッドストックの象徴であるとされる。

日本では、彫刻作品は絵画と違い注目されることが少なかったが、同年に兵庫県の小野アルプスで第1回「日本ロック・フェスティバル」が試験的に行われた。採石の本場であるから運ばれた石材による複数の現代アート作品で一気に注目度が高まり、現在のような大規模なロック・フェスティバルの開催に繋がったと言われている。

関東においても同様にいち早く取り組みが始まり、同年に、年がら年中ロック・フェスティバルを行う場として箱根 彫刻の森美術館が開館した。この施設では岩石にこだわらず金属、とりわけブロンズとはじめとする重金属による作品も多数展示され、ロック・フェスティバルの多様化の先駆となった。現在ではさらに多様化が進み、地球環境保護のための岩石代替素材や、資源を有効に活用する意味も込めた合金を含む合成素材も展示作品によく活用される。

ロック・フェスティバルの多くは夏季に開催されるため、夏フェスと称されることもある。現在では「FUJI ROCK FESTIVAL」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」「SUMMER SONIC」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が国内四大ロックフェスと呼ばれる大規模なロック・フェスティバルとなっている。

美術史的な意義[編集]

従来、彫刻とは屋内で鑑賞するものであるとされていた。しかし部屋中、壁や柱、天井までもが彫刻だらけという環境下では一点の作品をじっくり鑑賞することは困難を極めた。咳払いをすれば響き、頭からつま先まで全身大麻でキメれば伝染性の汗疹や蕁麻疹によりパンデミックに陥るという懸念すらあった。

ロック・フェスティバルはこの常識を覆し、彫刻を屋外に置くことにより脇目もふらずにじっくりと鑑賞することが可能となった。真剣に観るためにあらゆる鑑賞方法が可能となった。代表的なメソッドはモッシュであり、これは巨大な彫刻作品を隅々まで観るために人や自分を高いところまで押し上げる/押し上げさせるものである。端的に言えば大人の高い高いであり、どこをどう考えても美術館内では実現不可能であったことである。

ロック・フェスティバルの概念はアロマテラピーの世界にも影響を与えた。集団で屋外に出て香りを楽しむ場としてレイブパーティーが西洋式アロマテラピーの集散地であるスペインイビザ島や東洋の香道の源流であるインドゴアで盛んに行われている。

安全性問題[編集]

開催規模の大きいロック・フェスティバルでは毎年必ずと言っていいほど事故によって負傷者が出ることが問題となっている。事故のほとんどは「破壊なくして創造はなし得ない」「良い子でいるばかりが芸術ではない」と考える一部の参加者が運営スタッフの指示に従わずに作品の破壊を伴う危険行為に走ることで引き起こされるものであり、これを受けて各ロック・フェスティバルの運営サイドは年々厳しい対策を講じるようになってきている。

特に危険とされるのはダイブと呼ばれる行為であり、これは低地に置かれた作品に向かって高地から飛び降り、体当たりによって作品の一部を破壊することを目的とするものである。ダイブによって破損した彫刻作品の一部が他の参加者に降り注いだり、ダイブした参加者自身が作品の近くで作業をしている他の参加者に勢いよくぶつかったりすることで深刻な被害が出ることがある。実際にダイブによる怪我が原因で障害の残った者もおり、近年では特に参加者全体のモラルが強く問われている。

類似イベント[編集]

SAPPORO SNOW FESTIVAL 2004の作品(陸上自衛隊第11師団)

ロック・フェスティバルは山岳地帯が会場となるため、遭難等の危険性を考慮して降雪が予想される冬季には開催されない。そこで代替的に開催されるのがスノーフェスティバルである。スノーフェスティバルは主に北海道から北陸地方にかけての降雪量が多い地域で開催される。

石像を作るか雪像を作るかの違いはあれど、基本的にはロック・フェスティバルと同様のスタンスで開催され、参加者はやはり美術関係者が多い。有名なものでは「SAPPORO SNOW FESTIVAL」や「SNOW FESTIVAL IN TOKAMACHI」などがある。ロックフェスティバルが夏フェスと称されるのに対し、スノーフェスティバルは冬フェスと称される場合が多い。また雪祭りとも言われる(こちらは方針が2つある)。

西宮浜田中フェスティバル 2008の作品(長男・基樹)

また、ロック・フェスティバルと違い、海浜地帯を会場とするのがサンド・フェスティバルである。会場は鳥取砂丘吹上浜などの広い砂浜海岸で、参加者はこちらも美術関係者が多い。「FUKIAGEHAMA SAND FESTIVAL」などが有名である。こちらは主に夏場に開催されるが、暖かい地域では春先に開催されたりする。

関連項目[編集]

Wikipedia
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