ワールド・ベースボール・クラシック
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ワールド・ベースボール・クラシック(通称WBC)とは、オリンピック・FIFAワールドカップと並ぶ世界三大スポーツイベントであり、現実に起こった超展開と奇跡の物語である。
内容[編集]
注:アンサイクロペディアは、嘘と出鱈目にまみれています。
ここに書かれた内容も嘘や出鱈目である可能性が高いです。
…と、言いたい所ですが、アンサイクロペディアにあるまじき事態なのだが……この節に書かれている漫画のような超展開は全て事実です。
…と、言いたい所ですが、アンサイクロペディアにあるまじき事態なのだが……この節に書かれている漫画のような超展開は全て事実です。
第1章[編集]

マウンドにフラグを立てる愛国心が強い人。

楽しそうなアステカの神の戦士達。

甦ったツンデレ男。
- 世界一となるべく、世界中から一流の選手が集められることとなった。
- ナショナルチーム結成前に、監督に内定していた史上最高の国民的元人気選手が突如病に倒れる。
- かつて戦友であり最大ライバルであった、偉大な世界記録保持者が代わって監督となる。
- 二人の世界的打者のうち、気さくでオープンだと思われていた怪物がまさかの出場辞退。しかし無愛想で一匹狼と言われていた天才は並々ならぬ熱意と共に参加。チームのリーダー役となる。
- 1次リーグは順調に突破するも、因縁の相手にまさかの敗北。
- 監督、2次リーグが行なわれる遥か東方の地へ出陣前に療養中の元戦友から「私も一緒に戦う」と国旗をかたどった宝石バッヂを託される。
- 2次リーグ初戦は60年前の大戦で大敗した強国戦、勝ち越したかに思われたが、呆れる様な八百長やありえない誤審により敗北。
- その後1勝し、準決勝進出を賭け因縁の相手と再戦。愛国心が高い集団に囲まれる中、またも競り負ける。
- 試合後にはマウンドに相手国旗を立てられ、決勝トーナメント進出は絶望的となる。
- リーダーは「人生最大の屈辱」と言いキャラ的に考えられなかったように感情をあらわにして荒れる(暴飲暴食の後、歯も磨かずに寝てしまうほど)。
- しかしアステカの神の戦士達は「俺達はもう無理だけど、あんな悪どい手を使う奴らを決勝リーグには行かせねぇぜアミーゴ。行くのはお前らだぜセニョール」と強国に挑む。再度の最低な八百長をも跳ね返し、なんと勝利。「俺達の勝利を無駄にするんじゃないぜセニョール」と、決勝トーナメントへ進む最後のチケットをプレゼントされる。
- 中華料理店で「試合内容が怖くてテレビから離れた席に座っていた」監督、店内のアステカの神の家族達がハイタッチを求めてきた事で自分達の決勝進出を知る。
- 準決勝、三度因縁の相手が立ちふさがる。息詰まる投手戦、しかし因縁の相手を前に国際戦無敗の男が敵を完全に封じ込める。そしてこれまでクリーンアップを務めていたが、大不振で遂にスタメンから外れてしまっていた男が起死回生の代打ホームランを放ち、これを皮切りに打線が爆発して完封大勝。3度目の正直にして雪辱を晴らす。
- 決勝の相手はアマチュア世界最強軍団。実力は折り紙つきの上、共和国国家評議会議長が直々に選手にメッセージを送るほどの入れ込みようの強敵。
- 決勝の投手は五輪でまさかの敗戦をした日本最強の怪物投手。初回に4点を先制するも、アマチュア最強軍団に先頭打者HRを打たれるなど、緊迫したゲーム展開。
- しかしその日本のエースは鬼のような剛速球で三振の山を築き、チームのリーダーら打線も答えるが、終盤に堅守でならしていた遊撃手がまさかのエラーを連発。追われる立場故のプレッシャーか、その後もありえないエラーを連発し、リードは1点差にまで縮まる。窮地に追いやられたチームを嫌なムードが包む。それでも二遊間を組んでいた前年度日本一球団の核弾頭にして人気選手が叱咤激励&ファインプレーで盛り立てる。
- 最終回、チームのリーダーが右翼前に安打を放ち、二塁にいた堅守でならしていた遊撃手が本塁突撃の際に右腕を捻じ込みひじを負傷するも執念の生還。尚も快進撃は続き、件のツンデレ男がとどめの一打を放つなど、終わってみればアマチュア最強軍団からなんと合計10得点を叩き出し、5点リードで最後の守備に入る。
- ここで前回から続投していたリリーフエースがきっちり救援。1点を失うものの、最後はアマチュア最強の打者を三振にしとめてゲームセット。
- 初代世界王者に輝いた偉大な監督が宙を舞い、最後に大空に元戦友の顔が浮かび上がる。俺達の本当の戦いはこれから始まる!
第2章[編集]

2009年日本代表のロゴ。
- 再び世界一となるべく、世界中から一流の選手が集められることとなった。
- しかし前大会とは状況が何もかも変わっていた。世界一を獲得した前監督の偉大な世界記録保持者は病に倒れ、再び日本代表監督として指揮をとるのは絶望的だった。
- さらに悪いことに、直前の最後の五輪では、監督は「金メダル以外はいらない」と豪語、しかしコーチ陣は監督のお友達、選手は故障者だらけと、戦前より不安視されていた。結果、日本代表はあろうことに因縁の相手に金メダルを許してしまい、さらには(宣言通りの)メダル無しの4位という結果に終わり、前回世界一の誇りはズタズタであった。しかも今回の監督として、前述の最後の五輪での惨敗を招いた監督が強権を振りかざすオーナーのゴリ押しで決まりかけたが、前回のリーダー、前回のエースらが反対した結果、白紙となる。
- 代わって監督となったのは、現役時代に偉大な世界記録保持者の後継とされ、監督としても史上最高の国民的元人気選手を引き継いだ若き監督が就任。人望ある男でもある新監督は自らの人脈を使い、西武黄金時代の要や前回リーダーも心酔する継投の魔術師を召集。かくして、再び頂点を奪う戦いが始まった。
- しかしまたしても気さくでオープンだと思われていた怪物が出場辞退(これは所属球団のオーナーが派遣を拒んだためでもある)。また、竜の現役選手(元選手は出場しているが)全員が出場辞退する始末だった。それに加え、前回大会で核弾頭として活躍した選手や、成績は落ち目だが国際経験が豊富な前回大会の4番(ハゲ彦)が落選した一方、殆ど実績が無いに等しい外野手や1945年からヤギの呪いにかかっておりこのチームから選手を選出すると勝てないという曰くつきのチームの外野手が選出されるなど当初は選手選考に疑問の声があがっていた。
- 戦力の不安が噂される中、前回と同じく無愛想で一匹狼と言われていた天才がチームのリーダー役となる。しかし練習試合でもリーダーのバットから快音が聞かれないままに本戦に突入、1次リーグ初戦は先発した日本のエースをはじめとして投手陣が完璧な投球を披露し勝利を収めたが、リーダーは人生最大のスランプに陥ってしまう。
- 戦前の予想では苦戦が予想されていた1次リーグ二戦目。因縁の相手の若き左腕エース、しかも北京では完全に抑えられた相手に、リーダーは先頭打者としてヒットを放ち、更に連打を重ね先制点をもぎ取る。右打者史上最高打率を記録した顎が追加点を挙げ、北京で大不振を託った日本の主砲がとどめの一発。14-2でコールド勝ちを収め、ファンの溜飲を下げた。しかし、1次リーグ決勝戦での再戦の際は因縁の相手の元大リーガー左腕の前に打線が沈黙、0-1で惜敗しリベンジを許してしまう。
- 3年ぶりに発祥の地に乗り込んだ侍達。初戦の相手はなんと前回決勝の相手だったアマ最強軍団、しかも先発は164km/hを投げると噂の左腕。苦戦が予想されたが、粘りと選球眼を発揮した打線が6点を奪うと、前回MVPの怪物が全盛期を髣髴とさせる快投でシャットアウト。6-0で快勝する。
- しかし、悪夢は再びやって来た。2次リーグ二戦目。日本のエースが登板するも、三度の対戦となった因縁の相手にまさかの2連敗を喫し、またもやマウンド上に旗を立てられるという屈辱を味わう。
- そして背水の陣となった日本は再びアマ最強軍団と対戦。前年21勝を挙げた精密機械右腕の素晴らしい投球で勝利を収めた日本は、続く2次リーグ決勝戦でも、因縁の相手に快勝。しかし激戦により、主砲にして打線の中心が死に至る肉離れを起こしてしまう。
- 準決勝は60年前の大戦で大敗した強国で、前回ありえない誤審により敗北した国。しかし、メジャーリーグで更に力をつけた怪物と主砲の死で完全に一つとなった打線の前にはもはや敵ではなく、9-4で蹴散らした。
- そして決勝戦は5度目の対戦となるあの因縁の相手。前回の監督が見守る中、試合が行われる。
- 試合は息詰まる投手戦。日本が侍の呼び名が最も似合う男のタイムリーで先制するが、相手もメジャーリーガーのホームランで追いすがる。
- 散った戦友を弔うべくチームメイトの顎がいちかばちかのギャンブルプレーを成功させチームを盛り立てる。
- 3-2とわずか1点ののリードで9回裏を迎え、不振のクローザーに代わり抑えを任された日本のエースが登板。あとアウト一つで優勝というところまで行くが、今大会絶好調の右打者のタイムリーで同点に追いつかれしまい、延長戦に突入する。しかし、これは本当のドラマへの前奏曲に過ぎなかった――

能力超過で思わず絶頂しかけたリーダー。
- 同点で迎えた延長戦、マウンドには豪腕クローザー、2アウトニ・三塁。打席には大スランプのリーダー。大不振を託っていた彼に、ついに神が降りた。相手ベンチはボール球での勝負を指示するが、天才打者はファールでカットし四球を許さない。外しきれなくなった8球目、遂にリーダーのバットが火を噴いた。センター前に抜ける打球、歓喜に沸く日本ベンチ、落ちる鯖。(後にこの現象は有識者会議により鯖オチローと命名された)……勝負は決まった。
- その裏、日本のエースが今度こそ雪辱を果たし、因縁の相手を抑え連覇達成。偉大な監督の後継者は偉大な監督となり、ロスの宙を舞った……。
- 試合後の会見では興奮を隠し切れずいつものキャラが崩壊気味のリーダーから「ほぼイキかけました」との名言が飛び出した。
連覇を果たした日本代表。だがその後その日本の野球の情熱を弄ぶ者が背後で着々と計画を進行させている事を、日の丸の侍たちは知らない……
- To be continued to 2013!!!
第3章[編集]
- 2013年、3度目の世界一を目指して立ち上がった戦士達。ところが、過去2度の優勝による気の緩みからか、彼らの足並みはそろわない。前回大会を優勝に導いた名監督や、前々回大会を優勝に導いた名監督の教え子などが、早々に参戦を辞退。結局、かつて赤いヘルメットをかぶった英雄と呼ばれた男が、戦士達を率いる事となった。
- さらに、前回大会の立役者となったリーダー、そのリーダーを慕う弟分、メジャー通算57勝を上げている名投手などが相次いで不参加となり、戦士達の行く手に暗雲が立ち込めた。
- その悪い予感は的中した。第1次ラウンドの初戦、格下のブラジル相手に日本を背負う若きエースが打ちこまれ、あわや敗北かという苦戦を強いられる。続く中国戦でも僅差の戦いを強いられる。そして迎えた第3戦、強豪国キューバに自慢の投手陣がことごとく打ちこまれ、6-3で敗退。第2次ラウンドには進出できたものの、戦士達の中に笑顔はなかった。
- その頃、海の向こうでは誰もが予想だにしなかった波乱が生じていた! 前回大会準優勝で日本の永遠のライバル・韓国が、これまで格下と見られてきたオランダに大敗したのだ。前回大会で5度の死闘を演じたライバルは、1度も日本と対戦することのないまま、第1次ラウンドで姿を消した。ドミニカ「韓国がやられたようだな…」、アメリカ「フフフ、奴は四天王の中でも最弱」、キューバ「オランダごときに負けるとは、我ら四天王の面汚しよ…」
- 2011年の震災時に多大な援助をしてくれた国との2次ラウンド初戦、元メジャーリーガーに抑え込まれ、敗色濃厚。しかし、散歩が仕事のショフトとhayabusa鯖破壊神の活躍で同点に追い付き、延長で次回大会の4番候補の決勝犠飛で激戦を制した。その一方で、東京ドームで観戦していた両国民はあえなく帰宅難民となった。
- 続く決勝ラウンド進出を賭けた戦いは、予想外にアマ最強軍団を破った2010年サッカーW杯で準優勝した国であった。この試合は、嘘のようにホームランが飛び出す。散歩が仕事のショフトの先頭打者ホームランを皮切りに5本のホームラン(ソロ1,2ラン1,3ラン2,満塁1のチームでサイクルホームラン)で16-4で圧勝。決勝ラウンドにあっさり進出。
- 2次ラウンド順位決定戦は、またもや予想を裏切りアマ最強軍団にサヨナラ勝ちした4番がヤクルト、5番が楽天の選手の国。今大会絶不調のうなぎが2ホーマーと活躍。7回以降、投手陣の西武の中継ぎを思わせるような炎上っぷりも、絶不調のセリーグ最多安打打者がダメ押しタイムリーを放ち、勝利。1位で2次ラウンドを突破した。
- 決勝ラウンド1回戦の相手は野球大国の自治領。メジャーリーガーを多数輩出していた同国であったが、戦力的には4番がヤクルト、5番が楽天の選手の国と大して変わらない上、日本の先発がステマでお馴染みのエース右腕であったこともあり、識者たちの間ではにわかに楽勝ムードが漂っていた。
- しかしゲームが始まると、一球ごと微妙に変わる審判のストライクゾーンにうまく対応することができず、初回から1点を失ってしまう。前回の試合では大暴れしていた打線も可変ストライクゾーンの前に大きくペースを乱され、3回までに1人もランナーを置くことができない苦しい展開に。終盤にリリーフした遅咲きのイケメン左腕が2ランを被弾し、戦士たちはいよいよ追い込まれてしまう。
- ところが戦士たちもタダでは終わらない。8回に散歩が仕事のショフトがヒットで塁に出ると、いいバッターでお馴染みの竜戦士のタイムリーにより1点を追撃。さらに鋭い顎を持つ畜生も繋いで、打者は今大会絶不調のうなぎ。一発が出れば逆転のチャンスだ。この時誰もが思った。「これは今年も勝てる」「侍達はやはり強いんだ」と。
- 次の瞬間、事件は起こった。バッターに対する2球目、突如として鋭い顎を持つ畜生が一塁から大きく飛び出し、そのままタッチアウトとなってしまったのだ。セ・リーグのお荷物球団の選手でもやらないような稚拙なプレーで一気に流れを失った戦士達はこの回結局得点することができず、まさかの決勝ラウンド1回戦敗退となってしまったのである。
- ことの真相は、この時ランナー2人に対して赤いヘルメットをかぶった英雄からダブルスチールをしても良いという不可解なサインが出ており、いいバッターでお馴染みの竜戦士はスタートを踏みとどまったものの鋭い顎を持つ畜生は全力スタートを切ってしまい、最悪の結果を招いてしまったということであった。
- 3回目の大会にして初めて優勝を逃した戦士達。彼らの目には涙と、やりきれない感情が残った。しかし立ち止まっている暇はない。次なる大会でリベンジを果たすべく、彼らは再び日本の地で死闘に身を投じていくのであった。
- To be continued to 2017!!!
第5章[編集]
- 第3章、第4章の悪夢(第4章に至っては存在そのものが抹消されている)を乗り越え、日本球界は投入できる限りの戦士を持ち出した。ア・リーグMVPはわしが育てた監督の元に、天使たちが讃える二刀流、元不良、村神様、丑が誇るリアルチート、令和の怪物が揃った。
- 一方で、日本が世界ランキング1位になっていることに危機感を覚えた各国は、ようやく真面目にメジャー選手を集め、史上最高峰の戦いとなる。
- 1次リーグの相手はパンダ,コアラ,永遠に因縁のある隣国と、実力不明の国チェコ。1次リーグの突破は容易だと考えられていた。
- パンダ戦では、初回の攻撃にいきなりノーアウト満塁にし、三冠王が押し出し四球で1点。だが、続く脱獄男がフライでアウト、その次の毎年ホームラン30本の浅いフライでは、鷹になった四球男が舐めたタッチアップを試みあっさりアウトでチェンジ。ノーアウト満塁から1点しか取れず雲行きが怪しくなる。
- しかし、ア・リーグMVPが2点タイムリーを放つと、弱いリリーフを打ち崩し、結局は8-1で勝利した。
- 続く因縁の隣国戦では、3回表に元不良ピッチャーがタイムリーを浴びたことや守備下手三冠王のエラーで3点を失う。しかしリードを得て慢心した投手を打ち崩し、裏に4点を取り返し逆転。その後は日本の一方的な展開となり、13-4で勝利。前回・前々回での1次リーグ敗退も相俟って、「最早ライバルにもなりきれていない」との意見が本国民から出る程になってしまった。
- その後の予選叩き上げ副業選手軍団戦、コアラ戦ではメジャー軍団が活躍し大勝。4戦全勝で準々決勝ラウンドに進出した。その一方で村神様が不振に苦しみ、コアラ戦終了時点で.143と絶不調であった。明らかに村神からただの村人に成り下がったにも関わらず、4・5番スタメンで使い続けた温情監督への批判が集まった。しかし、この判断が間違っていなかったことは後に証明される。
- 準々決勝のピザ戦もメジャー軍団の活躍であっさりと勝利した。
- 海を越えて発祥の国へ乗り込んだ次の準決勝、相手はあのケツァルコアトルの御使い達。その半生が映画化されると言う腕組みドヤ顔男を擁するこの相手には今大会随一の苦戦が予想され、それは現実のものとなった。4回表、これまで順調に働いていた労基が3ランを被弾。3点を追いかける展開となった。
- 7回裏に絶好調の脱獄男が3ランを放ち追いつくものの、次の回に日本最強ピッチャーとユアレスが2点を失う。裏にどすこいの犠牲フライで1点を返し、4-5の1点ビハインドで9回の裏へ。
- そして9回裏、二塁打と四球でノーアウト一二塁となり、バッターはこの日空三振、見三振、空三振、三邪飛で打率.190の日本の4番(ただし5番に降格されている)。温情監督はバントの指示は当然送らない。すると、3球目の高めのストレートを捉えセンターオーバーの逆転サヨナラタイムリーを放つ。(なお、これは犠牲フライである。)6x-5で勝利し、これまで村上を叩いていた人たちも一斉に手のひら返しを始めることになった。ここで神が甦ったことは決勝にも活きてくる。
- 決勝、相手は前回チャンピオンにして、あの二刀流ショータイム男をして「今日だけは彼らを尊敬するのは止めよう」と言うほどメジャーのスターを揃えた、ベースボール発祥の国。これまでで最も厳しい戦いかと思われたが、日本の戦士を総動員しアメリカ打線を抑える。そして打つ方では神に戻りかけた村人さんがホームラン、そして9回に出てくるのはア・リーグMVP。ノーアウトからランナーを出すもゲッツーで2アウト、そして最後はチームメイトでもある同僚でありアメリカ主将・トラウトを空振り三振に斬り、14年ぶりに世界一を奪還した。
- 実は第2回の優勝監督をこよなく尊敬している温情監督は、かつてその人がそうなったように、アメリカの空を舞いに舞った。ア・リーグMVPは世界のMVPとなり、分裂してベストナインに二人分選ばれる珍事も達成。かくして、日本の「野球」が世界一である事を証明した侍たちは、また逢う日を誓って元の戦地へと戻り、それぞれがこの栄光をいつまでも保ち続ける為、再び限りない日々の中へと帰っていくのだった。
- To be continued to 2026!!!
主な登場人物[編集]
- イチロー(声:鈴木一朗)
- 主人公。初期は物静かな性格でシャイな一面もあり、識者からは「いけすかないマイペース野郎」と罵られていたが、過去編が終わるにつれて明るい性格へと変わった。チームのリーダーとして活躍し、第二章では不振で内外から非難の声が上がったがこれは敵チームの油断を誘うための策略であった。見事作戦は成功しチームを二度の勝利へと導いた。ユンケルを飲むと身体能力が飛躍的にアップする。必殺技はレーザービーム、振り子打法。
- ボブ・デービッドソン
- 第一章の審判として登場。愛娘を合衆国に人質に取られ、仕方なく2試合に渡ってアメリカに有利なミスジャッジを下す。だが最後には苦悩の末相手チームのメキシコ代表にアメリカの弱点を伝える。娘は松井の暗躍で救出された。
- 村田修一(初代)
- 第二章にて緒戦で2本のホームラン(内一本は3ラン)を放つも韓国との二度目の戦いで死に至る肉離れを起こす。それでも必死の思いで塁を走り試合後に日本に帰国。栗原に後事を託し、日本の優勝を確認した直後静かに息を引き取った。なお、第三章に出場している村田は巨人のウゴ・ケデブ内野手が村田修一の名跡を襲名したもので別人である。
- ダルビッシュ有
- 日本の若きエース。容姿端麗で女性視聴者のファンも多い。イラン人の父を持ち、日本の代表として優勝することは悲願であった。最終話では勝利を目の前にして、勝利を優先すべきかイチローに指示されたように人質救出の時間稼ぎをするべきか葛藤する。しかし第二章でも国際戦でのヘタレっぷりは変わっていなかった。第五章でも登場するが、決勝で1点差に迫られるホームランを打たれるなどヘタレっぷりは健在だった。何故出した。
- 内川聖一(声:愛子さま)
- 第二章で初登場。ほんの1年前まではほぼ無名だったが、2008年にタイトルを獲得して脚光をあびた顎。門倉健の転生した姿。激戦の果てに命を落とした日本でのチームメイトのために打撃・守備双方において大活躍し、優勝に貢献。優勝後にはそのチームメイトのユニフォームを優勝トロフィーにかぶせ、感動的なシーンを作り上げた。その後、意外と傷つきやすいので門倉ネタはやめてといいつつ結構嬉しそうだったり、ブログを始めてみちゃったりなんかして活躍の幅を広げている。第三章では、中心選手として活躍している。
- 岩隈久志(声:くまのプーさん)
- 第二章で初登場。前年度の08年シーズンでは21勝で最多勝、最優秀防御率、最優秀勝率、ベストナインとかとってタイトルを総なめにした上、沢村賞もらったピッチャー。今大会ではチートだろ?とまで言われた華麗な投球を披露して祖国の優勝に大きく貢献した。2次ラウンドで前日ダルがやらかして負けたら即WBC敗退となる崖っぷちのキューバ戦に先発。霧の中、見事チームを窮地から救う好投を見せる。決勝戦でも先発。しかし、なぜか記録上勝利投手にはあまりなれず、決勝では野外プレイは不得意なエースに勝ち星を消される・・・。MVPには選ばれなかったが日本国民の心のMVPである。
- 亀井義行(声:亀井静香)
- 第二章で初登場。第二章冒頭には、2062年に80歳の老人となった彼の回想が挿入されている。チーム結成当初はいわば「みそっかす」扱い。「守備だけは上手いが、とても日本代表レベルとは言えない」などと日本中の批判を浴びていた。しかし、監督とイチローだけは亀井の才能を信じていた。物語が進むにつれ、チームメイトのアドバイスや、自身の猛練習で大きく成長。第二章エピローグでは、世界制覇後、所属チームへ帰り、主軸選手のひとりとして活躍する彼の姿が描かれている。
- 大谷翔平
- 第
四五章で初登場した天人。侍ジャパン唯一の二刀流であり、初戦から無類の強さを見せつけ、世界に衝撃を与える。その圧倒的な実力と甘いマスクと人柄の良さ故にファンも多く、中には祖国を捨ててまで大谷翔平を応援したという海外ファンもいる。また、最終回のアメリカ戦の9回表2アウトでのトラウト選手との対戦は「神回」としてファンの間で語り継がれている。 - ラーズ・ヌートバー
- 第五章で初登場した料理人。生まれも育ちもアメリカだが、自身の中の熱き侍の血と魂の導きにより侍ジャパンに参戦。当初は「ヌートバー?誰それ?」状態だったが、積極的な守備と走塁を魅せる彼の姿に人々は心を打たれ最終的には誰もが彼のことを応援した。また、彼の影響で侍達はことあるごとにグラウンドに胡椒を撒き散らすようになったため、決戦の舞台である東京ドームとローンデポパークが微妙に黒くなった。
- 吉田正尚
- 第五章で登場した、身長170センチ、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの三振しない男。日本一になったのにファンが増えないあの丑の4番として大活躍し、この年平成の怪物がかつていた球団への移籍が決まっていたため調整を優先すべきとも言われていたが参加。当初は5番を打ち、不振の
村神村人に代わってポイントゲッターとして無双した。準々決勝の11人以下なら最強のはずのあの国との戦いからは村人村ダメに代わり4番に入り、準決勝の第一章の時に力を貸してくれたあいつらとの試合では、彼らのチート守備(特にレフト)に苦しめられるなかでライトポール直撃の同点スリーランを放つなど大暴れした。結局打率4割越え、2ホーマーに加え大会新記録の13打点を上げるも、大谷にMVPを持っていかれ、さらに優勝が決まってダグアウトを飛び出す際に派手にずっこけるなどした結果、不運属性を手に入れた(オリックス時代からではある)。 - 村上宗隆
- 第五章で登場。史上最年少で三冠王を獲得し、4番として期待されたものの、大舞台に弱い(実際日本シリーズでもあまり活躍できなかった)という致命的欠陥を持っている。結果チャンスを何度も潰し続け「村神様」ならぬ「村人」、さらに「村ダメ」などと散々言われた挙げ句、準々決勝以降流石にキレた栗山監督に5番に降格された。しかしここで復活し、準々決勝という準備期間を経て準決勝では逆転サヨナラの2点タイムリーを放ち勝利を手繰り寄せた。決勝では同点ソロホームランを放ち、美味しいところを巧みに持っていった。