ヴェクサシオン
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ヴェクサシオン(仏:Vexasions / いやがらせ)は、音楽家エリック・サティが作曲した曲である。
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[編集] 概要
4分の13拍の2つのメロディからなる1分程度の短いフレーズを、840回だけ繰り返し演奏することではじめてこの曲は成り立つ。(過不足なくきっちり840回)そのため、ヴェクサシオンを18時間ぶっ通して演奏できる者達も、「今何回目?」と考えているうちに841回目以降を演奏したことに気づいて、絶望するものが後を絶たない。
また、この曲は著作権の切れているクラシック音楽ながら、完全な演奏を記録し、発売したメディアは今のところない。その理由は次の三つ上げられる。
- ヴェクサシオンを840周、演奏記号を正確に守って弾けるものがいない。(奏者の限界)
- 人間が疲れを感じてしまう非常に弱い生物である以上、後半になればなるほど体力は消耗し、集中力は衰える。その結果、途中で間違った音を弾いてしまい、弾きなおしとなる。もちろん弾きなおしを強制されてもその人は二度と弾かないだろう。
- 18時間以上、記録できるメディアがほとんど存在しない。(記録媒体の限界)
- この曲をメディアに記録しようとしても、全て記録できない。圧縮しない形式として知られている音楽CDでは2層DVDにも入りきらず、中音質のMP3(22,050Hz/16bit/stereo)では、CD1枚にすら収まりきらない。カセットテープでは両面を使っても弾き終わりまでには記録が途中で止まってしまうし、レコード盤では直径1メートル近くの大きなものが必要となる。さらに、ビデオテープでは、最も長いとされている240分の3倍モードでも最後まで演奏の様子を記録できないのである。
- 仮に完全な演奏を記録できたとしても、その情報メディアは莫大な値段が掛かってしまう。一曲に5000円は庶民には手が届かない領域となってしまうし、さすがのビル・ゲイツでももったいない。
- ゆえに、サティは現在の情報化社会を知っていた可能性が高い、いや、ほぼ100%知っていたものだとされている。
- なお、MIDIだと1MBぐらい、XMだと15KB程度で鳴らせるという方もいるかもしれないが、それは演奏を記録したとは言えない。
- ヴェクサシオンを18時間も、ずっと聴き続けて飽きない人間がいない。(聴衆の限界)
- 仮にヴェクサシオンの音楽ディスクが発売されたとしよう。それを18時間、全く変化の無いメロディーであるため、どんな曲よりもこの上無くつまらないだろう。よって、発売されたとしても聴衆の方が最後まで聴ききれず、メディアに抗議の電話が殺到するのは間違いないのである。
つまり、この曲は奏者に対しての嫌がらせであり、記録メディアに対してのいやがらせでもあり、聴衆に対してのいやがらせであり、販売元に対しての嫌がらせでもあるのだ。
[編集] 歴史
作られたのははるか昔で、なんと19世紀である。始めに弾いたのはエリック・サティだという意見もあるが、公の場で演奏しなかったため、公式記録には残っていないのである。
公の場での第1回の演奏は、あのジョン・ケージであり、演奏を始めたのはまだ真昼間であった。しかし、演奏を繰り返すにつれ、空が赤くなり、日が沈み、夜が訪れ、月が昇り、そして夜が明け、演奏が終了する頃には朝日も上がっていた。この時は結局18時間もかかってしまったのである。 ジョンケージは、自分達が「演奏した」と主張するも、大量の助っ人を使用したため、他の演奏家達から「演奏とはいえない」という声が多数上がったため、ジョン・ケージはこの曲を二度と人前で演奏しなかった。
ちなみに「トリビアの泉」で最も長い曲であることを検証しようと、3人の精鋭ピアニストを呼び、無理やりこの曲を弾かせたのだが、その疲労と苦痛の末、彼女達はそれ以来二度とこの曲を弾かない、と決心して、サティを嫌っているそうである。
ちなみに、現在では長すぎるため、156回で打ち切られることが多い。
[編集] 殿堂入り
- 暇な曲ランキング(2007年調査) 1位(89.3%)
- 二度と演奏したくない曲ランキング(2005年調査) 1位(92.1%)
- 何回繰り返したか気にする曲ランキング(2004年調査) 1位(95.4%)
[編集] 演奏した者達
現在、公式に単独無休憩で弾ききった者はいない。誰か、最後まで弾ききってくれるものを募集します。