一票の格差

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一票の格差(いっぴょうのかくさ)とは、人口の多い都道府県権力を集中させるための方便である。

概要[編集]

代議士などを選出する時に選挙区制を採用する場合があるが、1つの都道府県ないし選挙区である一定範囲の土地に全く同数の人口が居住していることはなく、ある選挙区の議員を選出した時に必要とされた票数と別の選挙区の議員が選出されるのに必要な票数に差が出る場合がある。つまり例えば、議会においての議員が投じる一票に対して100人を代表しての一票と1000人を代表しての一票が同じ一票となる事態が起こってしまう。これにより議会に対する有権者1人1人の影響力に差が出てきてしまうため、1票に格差がある状況は国民主権等の多くの面で問題がある。

以上のような理由で1票の格差を問題視する日本の国会議員マスメディアが存在するが、これらは都会に権力を集中させるための工作である。彼らが問題視するのは、1票の格差を是正することで、人が多い都道府県では人が少ない都道府県よりも多くの議員を選出させることが可能になるからである。

また、この訴えを起こすのは弁護士団体と相場が決まっており、同業者が増えすぎたために仕事にあぶれた弁護士が暇潰しとして参加するのが暗黙の了解とされている。
ただし、同じく弁護士の余剰が問題視されているアメリカのように、無差別に訴訟を起こさせたり政治家になりたがる傾向よりはマシであるとして、無職弁護士のガス抜きとして機能している向きもあることから、国会もその存在に必ずしも否定的な見解ではない。

権力集中のシステム[編集]

日本で1票の格差が是正されることで最も権力を得ることが出来るのは東京である。仮に都道府県で最も有権者数が少ない鳥取県(2009年時点で486,870人)が1人の国会議員を選出した場合、1票の格差を最も少なくするために東京都(2009年時点で10,601,391人)が選出すべき国会議員は21人となる。国会議員の数は国会における票の数であるため、明らかに東京都の方が有利である。

また1票の格差を正確に是正すると1人の国会議員を選出する土地の大きさに多大な差が出来てしまう。仮に鳥取県の選出する国会議員を1人とすると3,507.28km²で1人が選出され、東京都は2,187.66km²で21人が選出される、1人あたりは104.17kmとなる。議員1人あたりの土地が大きければ土地当たりの権力が弱く、その土地が国家予算で改善される可能性が低くなると言うことである。また土地の大小は選挙活動で移動する距離の大小と関係があり、1人あたりの面積が少ない方が選挙活動の資金や移動時間を少なく抑えられる。

これらの結果として、必然的に人口が多い都市の議員の勢力が強くなり、それの議員が地元優遇の政策を推進することにより、人口の多い都市により多くの人口が流入することになり、さらに権力が集中することになる。事実関東地方だけで衆院議会の小選挙区300議席の内86議席を占めており、約3割の国家権力を関東が占めていると言える。そして、過疎の地域は国家規模で無視され、さらに過疎化が進む結果となっている。事実、鳥取県の人口は減少一方である。

以下に、日本の議員を人口と土地を焦点に、特に差が大きい地域の数値を表で提示する。

都道府県の格差(衆議院議会小選挙区のみ)
衆院議員数(人) 有権者数(人) 面積(km²) 議員数比(東京都) 議員数/100km² 鳥取との1票格差是正必要な議員(人)
東京都 23 10,601,391 2,187.66 1 1.05135167 21
鳥取県 2 486,870 3,507.28 0.0869565217 0.0570242467 0
北海道 12 4,605,761 83,456.87 0.166666667 0.0143786845 7


小選挙区の格差
有権者数(人) 面積(km²) 有権者数比(対,高知3区) 面積比(対,高知3区)
千葉県第4区 494,708 85.64 2.35326464 0.0228793704
高知県第3区 210,222 3743.11 1 1

以上の表を見て分かるように、日本に置いて現状の1票の格差を是正しようと考えれば都会により多くの議員が必要である。もしくは過疎地区で議員を少なくしなくてはならない。どちらであっても、国会において人口過密地域の権力が強くなる。関東の国会議員は地元の勢力を強くするために、マスメディアは大抵の企業が本社を東京に構えていることからより関東を優遇し視聴者や購買数を増やすために、1票の格差を声高に叫ぶが、過疎地域連合の議員の不満により抑えられている。ちなみに1票の格差を是正することで生じる都道府県毎の権力の格差は憲法違反ではない、人が住むのは土地であることを完全に失念した憲法である。

なおアメリカでは下院の人口で州当たりの議席の多少が決まるが、上院は州あたりに2名ずつと固定することで1票の格差と州毎の権力の格差をバランスを取る形となっている。日本では衆議院も参議院も議席の半分以上で「人数に対する選挙区制」を取っているため、完全に都会優遇の政治体制となっている。

ただし以上までのことを真っ正直に語れば国民からの非難は必至となる、そのため政治家やマスメディアは「一票の格差」を方便として使っているのである。この言葉が出てきたら、過疎地に住む人はとっと諦めて都会に移り住めと言う裏の声があることを考慮しなくてはならない。

関連項目[編集]