主人公
主人公(しゅじんこう)とは、実体を持たないにも関わらず、あらゆる小説・漫画・ゲーム・特撮等に登場する人物である。
特徴[編集]
小説やゲームのジャンル・内容にはまったく問わず、呼ばれてもないのに登場する。その頻度といえばみのもんたなんて比較にならないほど。ほぼすべてのお話に登場する神出鬼没な人物としてその存在は昔から知られていた。
彼らはその物語によって、外見や性格、はたまた人種や性別も変わり、時には人間ではなくなってしまうこともある。大抵は人間の格好で登場し、しかも物語の中心にどっかりと腰を据え、他のキャラクターの迷惑なんて顧みず、おいしいところを全部いただいてしまう。そして最後までちゃっかり登場したあと、何食わぬ顔をして、他の物語へと移動する。 そして、自分だけが生き残る。
過去に世界中で何人も彼(彼女かもしれない)の実態を掴もうとしたが、できた人は誰もいない。
典型的な主人公(性別が男の場合)[編集]
現在、知られている主人公の姿である。なお、これは性別が男になっている場合である。大抵の場合、物語等によりこれらの中の一部しか認められない。
- 顔はイケメンではないが、周り(美少女・美女限定)からは「かっこいい」と言われる。
- 背が高く、筋肉質でバランスのいい肉体。
- 走れば100mを遅くとも11秒、走り幅跳びでも悪くて8メートル台。
- 普段は人外なパワー・スピードを持っているが、とある力により封印されている。
- アレは太さ・堅さ・長さとも平均以上。もちろん持久力と回復力はトップクラス。
- セックスのテクニックは天下一品。交わった女はもう一回でメロメロに。
- 女性に優しい。当然ながらモテモテ(美少女・美女限定)である。
- たとえ鈍感であっても決して見放されない。
- だれもが彼の子供を妊娠したいと思っており、彼以外の男はゴミだと思わせる。
- あまりにモテているが、すべての女性が彼の浮気を認めている。
- ヒロインにひどいことを言っても許され、あとを引かない。
- 正義を愛し、悪を憎む。卑怯な人間は絶対に許さない。
- 武術に優れ、弾丸なんか完璧によけられる。
- 彼の拳はどんな物体をも破壊し、彼のキックはどんな物体も遠くへとばす。
- 歌が非常にうまく、どんな人も彼の歌に酔いしれてしまう。
- 天才であり、一目見ただけでテストの答えがわかるが、とある事情で劣等生を装う。
- 彼のまわりでは奇跡か殺人事件が多発する。
- まわりの女性は料理の腕に重大な欠陥がある(例外もある)。
- 特に料理が下手な女性がいる場合、料理の手解きが出来るレベルの技術力を所持している。
- 辛いトラウマがあり、影で一人苦しんでいる。
- 実は神の生まれ変わりである。
- 両親が他界などの理由で一人暮らしであることが多い。
- 友人にもレベルの高いイケメンがいるがヒロインは振られても友人を見ずとにかく主人公についていく。
- 周りの人間は戦争だと言っても本人は訓練だと言う。
- 愛機を落とされても何度でも戻ってくる。
- 彼しか貰っていない勲章がある。
- とにかく、モテる。非常に、モテる。
- 目つきが悪くいつもはクズでギャンブルをしてもよく失敗するが突然頭がめっちゃ冴える。
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典型的な主人公(性別が女の場合)[編集]
現在、知られている主人公の姿である。なお、これは性別が女になっている場合である。こちらも大抵の場合、物語等によりこれらの中の一部しか認められない。
- 美人または美少女である。
- 性格・思考が非常に早熟で自分自身のあり方について達観している。
- 乳の大きさは関係ないが、間違いなく美乳である。
- 周りはイケメンだらけ。そうでない男は、敵か都合のいい手下である。
- ドジっ子だけど、明るくてどんな事があってもくじけない。
- 当初はネクラで地味でどうしようもないダメ女だったが、周りの助けや優しさによって成長していく。
- 何かと不幸な目に遭ってしまう。
- 圧倒的な武力を誇る 。
- 健康的なイメージだが、あまり色気が無い(例外もある)。
- 変身能力を持つ。
- 弱気や臆病や引っ込み思案であった場合、高確率で芯の強さも持つ。
- たとえ本人が戦えなくとも、その場合は異常に強い仲間が守ってくれる。
- その仲間が女の子ならば高確率で恋に落ちる。
- 仲間に料理の達人がいる事が少なくない等の悪影響からか、料理能力の評価は低い(例外もある)。
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影の主役について[編集]
影の主役とは主に主役サポートのメインサイドキャラのことである。ちなみにこのタイプのキャラが本編でメインの話があったり外伝で活躍したりする理由は「影の主役」と言うポジションであるからであろう。人気取りでもあるキャラ
注意[編集]
これは「主人公」という名の人物の特徴であり、だからこそ許されるのである。
もし、あなたが上記の項目を「すべて」満たす人物を物語の主役にしたものなら、中二病と診断されてボロクソに叩かれるだけである。
このように中二病の書く物語(主に二次創作)は彼(彼女)をモデルしたものが多く、さらにそれは作者と一体化(名前は当然作者の名前)しているのが大半である。こうなったら、中二病も重症であり、手遅れに近い。
例[編集]
男ばかりが住んでいる無人島があった。みんなたくましい体つきをしていたが、主人公だけはオタクだった。ある日、遭難した船に乗って、少女が1人、島にたどりついた。当然、男達は少女の愛を射止めようとあの手この手でアプローチするが、武闘派の少女には誰も勝てない。しばらくして、まったく闘いに近寄らない主人公に少女は興味をおぼえ、自分と違う世界に打ち込む主人公を尊敬する……ようになるわけねーだろ。
例2[編集]
蛮族によって攻められ、劣勢に追い込まれた帝国があった。兵士たちは皆、圧倒的な敵軍の数に絶望し、戦う気力を喪っていた。其処に颯爽と現われた主人公は、ツンデレな相棒と共に攻撃機に乗り込むと、たった一機で戦局を覆し、次々に敵を撃破し、人々に希望を与えていった。しばらくして、あまりにも膨大な戦果を挙げた彼に対して新しい勲章を新設。全軍で彼にだけ、その黄金柏葉剣付ダイヤモンド騎士鉄十字勲章が授与された。こんな主人公が……いるわけが……いたりするんだなあ、これが。