人類の月面着陸は無かったろう論

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人類の月面着陸は無かったろう論(じんるいのげつめんちゃくりくはなかったろうろん、通称:たろ論)は、文系(法学部卒)である評論家の副島隆彦が「人類着陸」ことアポロ計画のみならず、世界規模のとんでもないアメリカ陰謀を明らかにした爆笑コメディ書籍である。主語述語が相対しない、日本語の新しい文法を作ったことでも知られる。

内容[編集]

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「副島隆彦」の項目を執筆しています。
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一般的な賢明な読者の反応

この本は、「人類の月面着陸」すなわちアポロ計画だけを否定しただけのように思われるが、実際には現代物理学ロケット工学など、様々な分野を浸食する「アメリカによるでっち上げ陰謀」を明らかにしたものである。

その内容を取り上げると、大体以下の通りになる。

月面に降り立つ瞬間の写真なんて撮れるわけないだろう論
普通に考えれば「先に降り立ったアームストロング船長がカメラを構え次に降りてきたオルドリンの写真を撮ってあげた」となるだろうに、アームストロングに脳内取材を行った結果この写真はインチキだと確証を持った。かくしてこのジョーク集ノンフィクションは始まる。
60年代のミサイルは、半導体などの高度な先端技術がなかった事から、長距離を飛ばすことは不可能であったろう論
副島は半導体研究者に脳内取材を行い、アメリカ合衆国とソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)による同年代の核ミサイル競争は、実は両国による狂言であった事を明らかにした。
1944年、ナチスドイツベルギーから300km離れたイギリスに世界初のミサイルを撃ち込んだといわれているのは、言うまでもなくイギリスの自作自演である。
アポロ宇宙船は全部地球からの遠隔操作だけで動いていたのだろう論
これにより、調査船はただのラジコンに過ぎないことを立証した。操縦席は探査用のバギーの操縦にでも使ったのだろう。
月の石の情報は全て隠蔽されているだろう論
これにより、「月の石の組成は46億年前のものとされている」と言う記述がある、学研漫画ひみつシリーズ『コロ助の科学質問箱』(小学生向けの漫画)はアメリカからの弾圧によって絶版に追い込まれたことを立証した。なーるほど、だから旧ひみつシリーズは絶版になっちゃったのね。
ジェット機でも標高50,000mを飛行することは可能だろう論
現代の通説の2倍の高さでもで飛行することが出来る兵器を、アメリカは既に開発していたことを示した。
スペースシャトルではレーダー兵器を中心にした軍事研究が主になされており、それは当然非公開にされているだろう論
スペースシャトルの任務として一般に公開されている資料は全てアメリカのでっち上げであり、日本宇宙飛行士や研究機関もそれに加担していることを示した。
アポロの宇宙船は打ち上げられてさえいないか、地球の軌道上を回っていたのだろう論
アポロ4~17号の打ち上げを目撃していたアメリカ人数万人や、打ち上げから月面着陸時までそれのリアルタイム観測や無線傍受をしていたという世界中の天文台やアマチュア天文家は、全てアメリカの手先で証言を捏造しているということを示した。
アポロの宇宙船は全て同一背景の場所に着地しており、それは当然「2001年宇宙の旅」監督であったスタンリー・キューブリックNASAの依頼でセットとして作成したものに違いなかろう論
副島の考察による。少し見ただけで、詳しく調べずに分かったらしい。山のあるなしの違いとか、当初あんたは「すべて静かの海に着陸した」と主張していたのでは、などといった反論は、すべてアメリカの陰謀であろう。
なお同様の映像を撮影するには、月と同じ大きさのレプリカをセットとして作り、真空状態にしたスタジオでの撮影が必要。キューブリックの特撮技術の高さと、それを可能にしたNASAの資金協力は凄い。NASAは非常に気前が良い事も証明した。
世界の天文台は常にアメリカの圧力を受けているだろう論
月面はアメリカによる暗黙の指示により、撮影を禁止されているということを示した。冷戦下のヨーロッパ諸国やソ連、ついでにアマチュア天文家も実はアメリカの指示に従っていた事になった。アメリカってすごいよね。
ソ連もアメリカ同様、月面探査の過程で捏造を行っているのだろう論
ソ連の宇宙船もやはり月面には軟着陸できずすべて月面に激突しており、また宇宙船打ち上げの時に数千人が死亡した事故を未だ隠蔽しているということを示した。
静止衛星は地球の重力遠心力と釣り合う地点に置かれているのだろう論
これにより、地球の引力は地表360㎞までしか働かず、月が地球の引力の影響を全く受けないことが判明した。潮汐力は地球の自転により発生するのである。
ホントに月面着陸があったんならその証拠は地上の天文台から見えるだろう論
600km(地球周回軌道から地球地表までの距離)と380,000km(地球周回軌道から月までの距離)のどちらでも同じ性能が発揮できるという新法則、「解像度は距離に比例しない法則」もこのとき彼は発見している。
人工衛星カメラは地上の煙草まで見ることが可能だろう論
すごいね。君の私生活も誰かにのぞかれているかもしれない、という危険性を発見した。
NASAは凄いを持っているが月面着陸の技術を有していないだろう論
アポロ計画の再現をNASAに要求することで、同計画に費やした数百億ドルという予算を、NASAは今でもすぐ出せるだろうという考えを示した。[1]またそれでも再び月面着陸をしようとしないことこそ、1969年以降の着陸は全てNASAの捏造画像である根拠として示した。
宇宙服はスキーウェアとほとんど同一だろう論
地球軌道上で宇宙遊泳をしている飛行士なども、実はスキーウェアしか着ずに遊泳しているのであり、よって彼らが飛んでいる地球から百~数百kmの地点はまだ真空ではなく、放射線などの危険性もない安全なところだということを示した。
放射線により生物は宇宙で焼けただれ、蒸発するだろう論
放射線は常に原子爆弾のように熱風を伴い、常に同じ大きさ・種類であることを発見した。また、宇宙船の壁程度であれば容易にぶち抜いてくるということを明らかにし、スプートニク2号に乗ったライカ犬は大気圏を突破した瞬間被曝して即死した(が、ソ連が隠蔽した)という事実が明らかになった。
またこれにより、宇宙を飛んでいる静止衛星惑星探査機は溶かされてしまうため存在しない、すなわちジョン・F・ケネディ暗殺に始まる衛星放送はアメリカと日本のでっち上げであったことを示唆した。先刻「人工衛星のカメラは地上の煙草の箱まで見ることができる」と言っていたことについてはどうなったんだ。
真空中におけるロケットは推進しないだろう論
月面では空気抵抗がないからロケットは発射できないとしたことから、現存するとされる人工衛星や惑星探査機はすべて捏造であり、実在しないことを示した。だから先刻の監視衛星の話はどこに行ったんだっつーの。従来の作用反作用の法則(運動の第3法則)を覆す画期的発見として、国際的な注目を集めている。
真空中での軟着陸は不可能だろう論
月面でのロケットによる軟着陸は不可能であり、米ソの月面探査機は常に月面に激突していることを発見した。
何度も失敗を繰り返すということは、米ソの技術者はこの法則の存在に気づいていなかったということを意味するが、時代の最先端を行く彼らさえ見破れなかったこの事実を看破した副島の眼力は絶賛に値する。
慣性の法則(運動の第1法則)なんて間違いだろう論
ロケットが月面へ衝突する直前にレーザー反射鏡を切り離せば、月面に転がせることを発見したため。これも物理法則の見直しを迫る大発見として、世界中から注目されるだろう。
アポロロケットはロープを引っ張って手でひっかけてドッキングしたんだろう論
アメリカ人の豪胆さ、いわゆるアメリカンスピリットを主張した。
日本にも陰謀隠蔽工作者はたくさんいるだろう論
的川康宣(NASAからの派遣者)、立花隆CIAエージェント)、山本弘志水一夫皆神龍太郎(いずれもと学会員)、NASDAJAXA諜報員など、副島に裏から圧力をかけている者を多く発見。
柳田理科雄はと学会の元会員であり、いつか私と共にと学会を断罪するだろう論
山本弘「いや柳田氏と組んだことねぇよ! てゆーか、柳田氏だってアポロ月着陸は信じてるんだが…」
2ちゃんねるでもNASA・JAXA諜報員やと学会員を始めとする工作員が暗躍しており、副島氏の説を揉み消そうとしているだろう論
ゆえに2ちゃんねるの書き込みは信用に値しない。
円谷プロダクションの特撮スタッフが、1968年に渡米して捏造に協力しただろう論
なおソースは2ちゃんねるへの書き込みである。
「アポロは月に行った」という証明は不可能だろう論
故に「行っていない」ことが証明され、批判するものはアメリカの息のかかった工作員であることを断言した。
ジェミニ計画は実はソ連により実行されただろう論
本書巻末「月ロケット・探査機の歴史年表」より。通常の科学史ではアメリカが行ったこととされているが、これも陰謀により書き換えられたのだろう。
しかし徳間書店に圧力がかかったのか、2版目以降ではアメリカに変えられてしまっている。アメリカ恐るべし。

結論[編集]

  • 現代物理学の多くは間違っており、更に人類は愚か地球上の動物は一体たりとも宇宙へ行ったことさえない
  • 世界中の数十~数百万もの者が、アメリカの陰謀を隠すべく工作活動を行っており、日本を含む世界の学界マスコミはその支配下にある

脚注[編集]

  1. ^ 分かりやすく言えば「4000年前のエジプト人でもピラミッドが建てられたんだから、今すぐ建設しろ」と言っているようなものである。


関連項目[編集]