向ヶ丘遊園駅
向ヶ丘遊園駅(むこうがおかゆうえんえき)は神奈川県川崎市多摩区にある小田急小田原線の駅で、川崎市内の駅では川崎駅に次ぐ利用者数第2位を誇る大きな駅である。
概要[編集]
小田急電鉄が小田原線を作ったときに、隣に登戸駅を作ったが、何を血迷ったか156mしか離れていない場所にも駅を作ってしまった。実は書類上のミスだったのだが、4年で全線開通させるという壮大なプロジェクトが進行中だったために誰も気付かず、気付いたときには手遅れだったのである。
こうして向ヶ丘遊園駅は、稲田登戸駅という名前で開業した。なお、「登戸駅」として開業するはずだった駅は隣の駅に「登戸」を取られたため、しかたなく稲田多摩川駅を名乗って開業することとなってしまった。
その後紆余曲折を経て、向ヶ丘遊園がよみうりランドを越えるほどのスケールを誇る一大遊園地となったことにより、向ヶ丘遊園駅は川崎市内の駅で2位の利用者数を誇るようになった。
特急ロマンスカーが毎日停車する上、準急、急行が止まり、当駅始発の電車もあるというとても便利な駅である。川崎市内の駅で2位の利用者数を誇っているのも当然である。その割に次から次へ電車が通過する理由は、向ヶ丘遊園はすでに閉鎖されているからだ。
歴史[編集]
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 稲田登戸駅(いなだのぼりとえき)として会社側の手違いにより開業。「各駅停車」と「直通」の停車駅となる。(尚、「直通」の停車駅は新宿、経堂、稲田登戸から小田原までの各駅で、現在とは状況が大きく異なることがわかる。)
- 1927年(昭和2年)6月14日 - 向ヶ丘遊園との間に豆汽車が開業。ちなみに豆汽車とは大豆を原料にして作ったバイオエタノールを燃料にして走っていたSLである。
- 1965年(昭和40年) - 向ヶ丘遊園との間の豆汽車が廃止。大豆の高騰が原因。
- 1966年(昭和41年)4月23日 - 向ヶ丘遊園モノレールの全線(向ヶ丘遊園駅 - 向ヶ丘遊園正門駅)が開業。このころから駅前の発達と共に利用者数が急増し始める。現在は川崎市内の駅で2位の利用者数を誇っている。
- 2000年(平成12年)2月13日 - 向ヶ丘遊園モノレールの全線が大人の事情により休止。
- 2001年(平成13年)2月1日 - 向ヶ丘遊園モノレールの全線が大人の事情により廃止。
- 2004年(平成16年)3月14日 - 多摩急行が新設されるものの、なぜか通過。(2018年3月で廃止)
- 2018年(平成30年)3月 通勤急行と通勤準急が新設され、停車。何故かロマンスカー通過が決定。
そのため、急行向ヶ丘遊園行きと千代田線直通準急向ヶ丘遊園行きが新設。
駅前の様子[編集]
南口[編集]
川崎市内の駅で2位の利用者数を誇っている向ヶ丘遊園駅周辺で最も発達している場所。TSUTAYAやダイエー、ライフなどが存在し、非常に人通りが多い。飲食店も多く、夕方や夜には近くの専修大学あたりから学生がうじゃうじゃと集まり、非常に邪魔活気溢れる。
また、歩いて15分〜30分のところに生田緑地があり、岡本太郎美術館や川崎市立日本民家園といった自称観光地も存在する。また、大人の事情により閉鎖されてしまった向ヶ丘遊園の中にあり、かつて薔薇族のたまり場として知られたバラ苑は4年に1回、夏期オリンピックの期間のみ公開されている。この時期だけは薔薇族目当てのおばちゃんが集まり、少しは活気付く。
因みに、日能研もこちら。
民主党がキャバクラ問題で揺れているが、かつて大踏み切り近くには自民党国会議員の事務所の二階がキャバクラ(それ以前はホストクラブボーイズバー)って場所が存在した。そこの事務所を使っていた本人が離党してみんなの党に参加し北関東ブロックに逃亡を謀った選挙区を移動した為に、国会議員事務所の二階がキャバクラって事態は解消された。因みに現在の事務所跡地は薔薇族の巣になっている。と・・以前は書いたが現在、再び同じ建物に自民党国会議員事務所が入居し、今度は薔薇続の巣の上の方に国会議員事務所があるって状態になっている。
北口[編集]
多摩区総合庁舎(区役所)はこちら。商店街が広がっており、こちらも活気に満ちている。また、駅前に23階建て、高さ156m(100hyde)の高層マンションが建設され、1Fに東急ストアが入ったことから更に便利になった。
かつてはバス用のターンテーブルが存在したが、大人の事情で撤去されてしまった。バスマニア涙目だが、当然誰も気にしない。
かつては駅前に「元気がでるパブクラブいもっ子」と言う誰でも知ってる看板があったが、今は店名が変更されてしまった為に(通ってる人以外は)誰も名前を知らないお店になってしまった。 以前から在籍するキャストや古くからの常連客は未だに「いもっ子」とか「いも」って言ってる人がいる。
上記に店とは別の北口付近に存在する某キャバクラ店はキャバクラ王杉浦貴のお薦めであることが東京スポーツで語られた事がある。
夜中の2時頃や朝方近くに開店する居酒屋やスナックも存在し、眠らない街としても有名である。
商店街にある某肉屋のビーフジャーキーを「とんねるずみなさんのおかげでした【新・食わず嫌い王決定戦】」で所ジョージがお土産として持って来た放送の翌日は周囲がパニックに陥ったが、「あっぱれ!KANAGAWA大行進」でデビット伊東によって紹介された次の日は何の反応も無かった。
綺麗な薔薇族の活動範囲は南口の方であるが、それ以外のおかまの活動範囲は何故か北口中心である。夜中に徘徊していると時々、おっさんが女装しただけのように見えるおかまの集団に出くわす。また、スナックでドンペリを片手に美形な男子を物色する女装していないおっさん系のおかまも存在が確認されている。
その他[編集]
- 隣の登戸駅の方が利用者が多いと思っている人は多いかもしれないが、ほとんどが小田急線と南武線の乗換客で、実際にこの駅を利用している人はほとんどいない。当然、駅前もパチンコ屋くらいしかない。スーパーもちょっとしかないので、登戸駅を利用せずに川崎市内の駅で2位の利用者数を誇っている向ヶ丘遊園駅に流れる人は多い。
- 将来的には川崎市内の駅で2位の利用者数を誇っている向ヶ丘遊園駅から代々木上原駅まで複々線にされる予定であり、更なる利便性の向上が期待される。
- 日中は急行列車が20分に1本しか来ないという風の噂もあるが、急行列車など存在しなかった大昔のことを考えれば十分便利である。各駅停車は10分に1本来るし。そしてガチャピンに連れ去られる電車も2016年度のダイヤ改正からはたくさん来るようになった。
- 海から遠いにも関わらず、何故か海を想起させるような名前の飲食店が多い。ダイビングショップなども存在する。これは山側の人間による海への憧れが原因であると思われる。
- メトロン星人とウルトラセブンの卓袱台を挟んだ世紀の会談が行なわれたのもこの近所である。
- 殆どの居酒屋は専修大学と明治大学の学生によって占拠されてしまう為に、大人の社交場は自ずとスナックやキャバクラやボーイズバーが中心になっている。
- 北口からは専修大学の教員専用バスという謎のバスが出ている。
関連項目[編集]
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この「向ヶ丘遊園駅」に停車中の電車は、現在運転手がいないため発車できません。運転して下さる乗務員を求めています。 (Portal:スタブ) |