大学院生
大学院生(だいがくいんせい)とは、世の中にうまく出て行くことのできない、ちょっぴり恥ずかしがりやな大人である。そして、大学教授の助手を本業とするため、ある意味では大学の職員であり、学生ではない。
大学院生の性格[編集]
大学院生は、大きく2種類に分けることができる。
ひとつは、「自己顕示欲が高くて自己愛も高い、鼻につくタイプ」である。このタイプは、頭が良いなら何もされずに放っておいてもらえるが、頭が悪い場合は陰口を叩かれた上で放置されてしまう。理系に多いといわれる。
もうひとつは、「引っ込み思案で不安が強く、とても社会には出られないタイプ」である。このタイプの大学院生は、放っておいてもらえればそれでいいと思っている。影が薄く、上中下なら中くらいの頭脳だが、二人きりで話すと、とても優しいという。文系に多いといわれる。
大学院生の日常[編集]
大学院生の行っていることは様々である。基本的には「研究」と呼ばれる、賽の河原で石を積み上げるのと同等の不毛な作業に没頭している。また、皆一様に夜は尋常ならぬ量の酒を飲むため、大学院生を多く抱える国立大学周辺には酒屋や飲み屋が多い。
近年、大学院が増設傾向にあり、酒の販売量が増えており、今後の酒類製造業界においては大学院生の口に合う製品を作ることができるかが死活問題であるといわれている。
また、大学院生はコーヒー業界にも影響を与えている。特にインスタントコーヒーは、面倒くさがり屋の大学院生にとってなくてはならぬ物であり、それゆえ教授を怒らせた大学院生には「インスタントコーヒー取り上げ」という罰が下ることもある。なお、インスタントコーヒー取り上げの刑に対しては、「教授がカツラだっていいふらしちゃうよ」という魔法の呪文で対抗することができるが、教授が女性の場合には意味がないので、使用の際にはくれぐれも気をつけるように。
大学院生の食生活[編集]
大学院生が好んで摂取するものは、主に次のものである。
また、野菜の摂取が極めて少ないことが知られている。それを気にする者は、カゴメ野菜生活100を愛飲する。
大学院生の経済状況[編集]
一般的に、大学院生は貧乏と思われているが、実際はそうではない。
大学院生になると、奨学金と呼ばれる低利息の借金をすることができる。奨学金は大学院生以外の学生でも借りることができるが、大学院生は他の学生の比ではないくらいの額を借りることができる。そのため、大学院生は車を所有して、車で大学に通うことができる。
しかし、当たり前のことではあるが、卒業後は借金返済に追われるので、ご利用は計画的に。
大学院生の宗教[編集]
大学院生は主に、「教授」と呼ばれる生物を崇拝している。崇拝のレベルは個人によるが、熱心な者になると、「教授がいいとおっしゃったので」などの理由で、自分の行く先を決めるほどになる。また、「教授」に対しては「論文下書き」という書物を奉納する。
なお、「教授」に対して金銭を寄進することもでき、宗教上の問題はないが、社会的にとがめられるので、一般的には行われていない。しかし、時折金銭寄進実施者および、寄進された教授が逮捕されることもあり、社会問題となっている。