奇行

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奇行(きこう、Tricky-action)とは、神憑(かみがか)りとなった人の振る舞いである。また、そのように振る舞う人をトリックスター(Trickster)と呼ぶ。

概要[編集]

そもそも「奇」とは文字が構成されている通り大(おおいなる)+「可」(よしとする)」意味をもっており、奇行とは「大いなる可き行い」となり、小賢しい人智を超えたネ申の見えざる手によって人が天意のままに操られている状態を指す。よってそれは人間社会における一般的な常識からは大きく逸脱しているのは理の当然というものであり、それを奇怪であるとして排斥し、罰するのは人間の傲慢である。が、面倒なものはやはり面倒であり、神の国に召された人間は早いところ三途の川を渡ってとっととあっち側へ旅立って頂きたい、というのが本音である。結局のところ、いつの世であろうと社会は秩序の維持が最優先事項であり、時代はあまりに前衛的な存在を求めたりはしないのである。

神話・伝承における奇行[編集]

神話や伝承においてトリックスターの存在は世界に破滅的な変化をもたらす存在として忌み嫌われ、時として恐れられてきたが、神話の世界を現世につなげるための重要な役割を果たしていることが多く、言うなれば「どんなにひっちゃかめっちゃかな物語であろうと、どうにかしてオチをつける」ために必要不可欠な役割を担っているのである。そうしたことから、神話や伝承におけるトリックスターの存在は厄介者ではありながらも大衆的な支持を得ていることが多い。喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、たとえ今日明日を生き抜くために必死な状況下におかれていても、いざ平和になってしまうとそれはそれで退屈を覚えて波乱とスリルに憧れてしまう、まったく因果な生き物なのである。

奇行一覧 (近世以前)[編集]

ここでは、世界的に有名な伝説的奇行の持ち主を紹介する。

アルキメデス
誰も気にしなければまったく世界は平和であったものを、いちいち何か不都合な真実を見つけ出しては「エウレーカ、エウレーカ!」と全裸で世界中を駆けずり回り、みんなを知恵と欲望の混沌に叩きこんでしまった。この辺りから、みんなが知恵をつけ始めて世の中は次第にギスギスしてくるのであった。
アレクサンダー大王
世界で初めて世界征服を宣言し、その実行に乗り出したことで知られるリアル魔王。あわよくば世界を掌中に収めんばかりの凄まじい武勇は部下や盟友にまで差し向けられ、当たるを幸いとばかりに片っ端から真空を注ぎ込み、西はヨーロッパ、アフリカから東はペルシャやインドまで、暗殺によって強制ブレイクがかけられるまで、どこまでも突っ走ったのであった。
チンギス・ハーン
馬は目の前に障害物が存在するか、手綱によって制せられるまで、どこまでも走って行く習性をもつと言われている。彼の妻、ボルテがメルキト族に拉致されたのを奪還した勢いでどこまでも止まらなくなってしまい、ついには東は朝鮮から西はドイツ、ポーランドまでも攻め込み、ヨーロッパの片隅で小競り合いを繰り返していた白人どもを震え上がらせた結果、そのトラウマから白人が後年「黄禍論」を提唱し、それが大東亜戦争へとつながっていくのであった。
ジャンヌ・ダルク
しがない羊飼いでしかない退屈な現実を前に絶望し、発狂して自分の髪を切り落として「この退屈な国を救えるのは私かいません!」とシャルル7世に訴え、もはや趨勢も決しかけていた百年戦争をひっくり返し、フランス全土を再び戦乱の泥沼へと引きずり込んだ。
コペルニクス
まったく地球の周りを太陽をはじめとしたすべての天体が回っていればそれでよかったのに、わざわざ地球を動かして太陽の周りを回すようになってしまった。いわば地球の天体的地位を貶めた挙げ句、太陽にその座を売り渡してしまった、地球人類にとってA級戦犯であると言っても言い過ぎであるが、みんなの頭も太陽を中心に回るようになったために、どうでもいいこととして不問に処された。
織田信長
とにかく新しいものが大好きで、古いものなど退屈で仕方なく、このつまらない世界など一度ぶっ壊してしまおうと立ち上がった時に舞った『敦盛』で「人生五十年、もしも天下夢幻の中に耶蘇教徒南蛮人風雲児がいるならば、我が元へと参られよ」と歌ったのはあまりにも有名である。さっさと天下統一するのは味気ないとひたすら派手に、とにかく回りくどく、自分の嗜虐趣味を心行くまで満たすために敵対者をことごとく虐殺した挙句、ふと贅沢三昧と血の快楽に無常を覚えてしまった瞬間、盛大な焼身自殺を敢行。これが後世にいう『本能寺の変』である。
ナポレオン
愛する妻、ジョゼフィーヌを振り向かせたい。そのためには、ヨーロッパ全土はもちろんのこと、世界のすべてを支配した上でそれをプレゼントなくては決してデレてくれない。ただそれだけのために世界中を敵に回して戦争をおっぱじめ、各国に「チーズか剣か(服従か死か)」を迫り、あわよくばヨーロッパ全土を彼女の大好きな血の色で染め上げてしまうところであったが、イギリスロシアがどうにか抑え込んだおかげで、世界には束の間の平和が訪れた。
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奇行一覧 (アンサイクロペディア)[編集]

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現代における奇行[編集]

なお、現代においては奇行のスケールが徐々に小さくなってしまい、たまに神憑りになってみてもせいぜい「女の尻を触れ」とか「その商品を店外に持ち出せ」とか「課長のお茶に雑巾のしぼり汁を混ぜてしまえ」とか「引っ越し! 引っ越し! さっさと引っ越し!」とか「ウィキペディアを追放された腹いせにアンサイクロペディアで好き勝手やっちゃえ」くらいしか神は仰らないらしく、それはそれでそれもまた平和で何よりなのだが、何か物足りないと思っている人々によって、その内また戦争でも起こされるのかも知れない。奇行の激しさと言うのは、また世相を映す鏡なのかも知れない。

「子治世之能臣亂世之奸雄(君は平和な世であれば有能な役人に、戦乱の世であれば英雄になるだろうね)。」
曹操の奇行 について、許劭

関連項目[編集]