微分積分学
微分積分学(びぶんせきぶんがく)とは、夢の世界と穢れた現実世界をつなぐための学問である。
[編集] 概要
昔の偉い学者さんたちは、日夜「どうすれば絵の中の世界に行けるのか?」とか、「どうすればこの絵の中の美少女を現実社会に連れてこれるだろうか?」などといったことばかり考えていた。敬虔なクリスチャンの中には絵の中の天国に行きたがる者もおり、そのような技術は実際必要とされてもいた。まさに微分積分いい気分である。
私たちが住んでいる空間は三次元空間、絵の中の空間は二次元空間であることより理論的に考えると、
- 自分たちの次元を下げる = 微分する
- 絵の中の世界の次元を上げる = 積分する
という作業が必要になることがおのずとわかる。
偉い学者さんたちはみな頭を絞って、自分たちを微分したり絵の中の女の子を積分したりする方法を考えた。このおかげで諸学問は大いに発達したのだった。しかし、本来の意図とは全く異なる応用のされ方だった。実在するものを自在に微分積分する技術は難度があまりにも高く、実用化は極めて困難なためである。
近代になって「澪ちゃんと同じベッドで寝たい!」などと言い出す者どもが現れたことにより、再度「本来の意味での」微分積分学の研究が再開されようとしているが、そこには数々の障壁があるのが事実である。
[編集] 現在
前述の通り、今この記事を書いている2011年4月現在、このような技術は実用化されていないものと思われる。というのも、微分されてしまえば功績を発表することはできないし、積分された者が自ら名乗り出るとも考えられず、よくわからないからである。また、研究の段階で微分積分には多くの危険な点があることも発覚した。それを列挙する。
- n階微分の恐怖
- 我々は一度微分されると二次元空間へ行ける。しかし、もう一度微分されると直線になり、更にもう一度微分されてしまうとただの点になる。つまり、存在が消えうせる。
- この事実は多くの数学者・科学者たちを震え上がらせるのには十分なものだった。
- 不連続点微分の恐怖
- ちょっとでもノイズが乗ると不連続点になるわけだが、その不連続点を微分すると無限大が現れ宇宙が崩壊する、かもしれない。その点では積分は安心である。
- 四次元空間の恐怖
- 四次元空間はいまだに謎だらけの存在である。もし仮に「積分しすぎる」ような事態が起きた時、どんな結末が待っているのか誰にも分からない。
- 厳しい現実
- 仮に苦労して二次元空間の美少女・美少年を積分したところで、自分の思い通りにはならない。当たり前である。
- この技術を夢見る者の多くは
- 「私をこの世に出してくれてありがとうございます(はあと)」→理想の恋人へ
- というルートを夢見るが、まずそんなことはありえない。もう一度言う。ありえない。
- 結局は自分ではなく、たまたまその場に居合わせた容姿端麗な友人に恋してしまう可能性の方がはるかに高い。
結果として「本来の意味での」微分積分学の研究はストップしたままで、現在はその副産物である数学的法則だけが利用されている。その数学的法則を用い、超高性能なエロゲーや恋愛シミュレーションゲームが実用化されたことを考えると、この学問もあながち無駄ではなかったのかもしれない。
現在微分積分は高校生でも学んでいて、一応は知っている。しかしマスターできるのはごく一部の学生だけというのが現実である。人生において微分積分が絶対に必要な人たちはだいたい異性とのかかわりの少ない理系であるという事実が、この学問の当初の目的を如実に表している。
数々の困難を打ち破り、夢の技術を実用化するのは、ほかでもないあなたなのである。