打ち切り (漫画)
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
連載漫画における打ち切り(うちきり、くびちょんぱと読む場合もある)とは、お客(ガキ)様は神様です至上主義における現代の出版業界で、人気の低迷、作品の迷走、作者のギブアップ、作者の逮捕、その他大人の事情により、作者の意図しない展開で連載の最終回を迎える事項を指す。
大きく分別して「短期打ち切り」と「長期連載の打ち切り(疑似円満)」とに分けられるが、あるひとつの例を除いてここでは主に、短期打ち切りについて言及する。
目次 |
[編集] そもそも短期打ち切りとは?
前述の「お客様は(略)」を強引に押し進め、次々と新しい連載作品を投入するものの、将来有望な新人不足の嘆かれる昨今、そうアタリが出る訳でもなく、短期打ち切り漫画は毎年毎年ゴミのように量産される。この傾向は特に、何処とは言わないが某出版社の某週刊誌で顕著である。
しかし中には、その救いようのない内容や画力の稚拙っぷり、或いは作者のアレっぷりから、短期打ち切り作品であるにも関わらず糞漫画愛好家から支持され、知名度の高い作品が存在することも事実である。
[編集] 短期打ち切りの種類(打ち切り形態別の分類)
打ち切りのバージョンに関しては、大きく以下のように分類される。
[編集] 「俺達の戦いはこれからも続く!!」型
短期打ち切りで一番多い技法。チョーシこいて風呂敷を広げてしまったものの打ち切り通達が来てしまった為、キリの良いところで連載を終了させ、「俺達の戦いはこれからも続く!!」で締めるパターンが多い。勿論伏線は、基本放ったらかしである。
なおこのパターンで終了し、更に赤マルジャンプで補完ページまで貰えた筈の『P2! - let's Play Pingpong! -』では番外編としていきなり3年後を描き、またしても「俺達の戦いはこれからも続く!!」をやってのけた希有な作品である。
ダイナミックプロ作品は殊の外「俺達の戦いはこれからも続く!!」型の最終回を多く排出しており、学会では「ダイナミック作品に限っては「さあ戦いはこれからだ!!」型にして個別に分けるべきではないか」という主張がある。
中でもケン・イシカワは自身の、打ち切り・雑誌の廃刊等で「俺達の戦いはこれからも続く!!」型の最終回を迎えた作品を、集めてまとめてつなぎ合わせて、虚無戦記という一つの作品に再構成してしまったほどである。この事実から、学会では「俺達の戦いはこれからも続く!!」型の最終回を迎えたいくつかの物語を、一つの物語として再構築することを「虚無る」と呼んでいる。
- 主な作品
- 大相撲刑事 - ジャンプ史上初の殴り書き漫画として知る人ぞ知る伝説の作品。ちなみに作者の作品はこれ1作のみであり、その後の消息は不明。
- ケン・イシカワ
- P2! - let's Play Pingpong! -
- 瞳のカトブレパス
- CYBORGじいちゃんG
- 男坂
- SILENT KNIGHT翔 - ただし、キリが良かったかどうかは正直疑問。
- メタルK
- 悪徒-ACT- - 親友を救うため陽虎が咆える!
- チャゲチャ - 全∞回!!(JASRAC申請中)
- まい☆すた - 但し作者の恨み節満載巻末コメントのせいで、余り爽やかにはならなかった。
- 鍵人 -カギジン- -俺たちのエクストリーム・最終兵器探しはこれからだ!!
[編集] 「俺達の日常はこれからも続く!!」型
「俺達の戦いはこれからも続く!!」型の亜流。伏線の余り多くないコメディ作品やギャグ漫画等によく見られる。基本的に1話か2話あれば簡単に完結できるので、前述ジャンルの作品には最も良く好まれる。
- 主な作品
- バレーボール使い 郷田豪
- 太臓もて王サーガ
- メゾン・ド・ペンギン
- MUDDY
- 私立ポセイドン学園高等部 (超歓喜)
- エム×ゼロ
- 初恋限定。 - 俺達の初恋はこれからも続く!!
- サムライうさぎ - 俺達の子作りはこれから始まる!!
- トンボー - 作者の夏休みはこれから始まる!!ってあんまりだろorz
- To LOVEる - リトの・・・っていうか知欠の災難はこれからも続く!!
- わっしょい!わじマニア(再度歓喜)
[編集] 作者体力(精神力)限界型
作者の体力、及び精神力が連載について行けなくなった為、やむなく連載を終了する技法。これは「俺達の・・・」型や後述型と組み合わせて使用される場合が多い。
- 主な作品
- 幽☆遊☆白書
- バレーボール使い 郷田豪
- プリティフェイス
- 忍空 - NINKU - (但し後に新たな形で連載されている)
- 銃夢
- エム×ゼロ(?)
- MÄR-アニメは漫画が終わった後も長期間(総合的に漫画の連載期間より長かったかもしれない)放送された。しかも次のアニメにもモブキャラとして出てきている
- 悪徒-ACT- - 最終回前週に掲載順急落も終了予告も無かった事から、チャンピオン紳士の間でそう囁かれている。
- ポケットモンスターSPECIAL
- 星のカービィ デデデでプププなものがたり - 詳細はこちら
- サザエさん - 作者が体調不良で休みまくった挙句、休載中に死亡。アニメは放送開始から40年以上経った今も継続中。
- ボクはしたたか君
- ROOKIES
- まっぴら君 - 連載期間は約半世紀(47年間)。体力・精神力ともに常人を凌駕していた。
- 刻の大地 - 現在は作者は復帰しているが、本作に関しては再開する見込みは無いとしている。
- ストップ!ひばりくん - 白いワニが出た為に永遠に休載、だけどアニメ化された。作者はその後さらにとんでもない不祥事を起こす(後述)。
- ジパング宝王伝 - 作者が本当に病気で倒れた珍しい事例。
また連載そのものは終了させないものの長期休載の繰り返しが原因で、最早何をやっているのか判らない程迷走しているケースが多いのもこの技法の特徴である。
- 主な作品
- HUNTER×HUNTER
- D.Gray-man - 移転作品頼りの兄弟誌への移転で何とかマシになる・・・と思う。
- BASTARD!! -暗黒の破壊神-(長期休載を繰り返しただけでなく、週刊少年ジャンプ→週刊少年ジャンプ増刊(今の赤マルジャンプ)→週刊少年ジャンプ(月一連載)→ウルトラジャンプと掲載雑誌を次々と変えたことでも有名である)
[編集] 「ソードマスターヤマト」型
別名、「ちょwwwアリエナスwwwww」型。短い打ち切り猶予期間中(大抵1週か2週)でほぼすべての伏線を無理矢理回収し完結させる、高度な技術を必要とする技法。名前の由来は、たった3ページですべての伏線を回収し物語を完結に導いた神作品『ソードマスターヤマト』より。
いくらなんでも見苦しすぎるこの手法が、比較的新しい作品に多く見られるのは、漫画業界のモラルの低下ゆえか。
- 主な作品
- SWORD BREAKER - おそらく一番最初にこの形をやってのけた漫画。ソードマスターよりはるか前に世に出てるだけに知名度がない。またこれを知っている者はソードマスターヤマトがパクリ漫画に見えてくるという。
- ソードマスターヤマト
- BLUE DRAGON ラルΩグラド(尤もタイアップ元の毎黒ソフト側でも、この漫画の存在は黒歴史となっている)
- 重機人間ユンボル(人気漫画家が突き抜け打ち切りとなる事を、この作品にちなんでユンボると言う)
- カイン(しかし悪質な「終わる終わる詐欺」を使い、軽視庁の捜査を受けた)
- うえきの法則+(打ち切り猶予期間は4~5週か。「作者体力限界型」であるという説もある)
- サンデースノート(中の人がジャンプに復帰するから、という説もある)
- しろがねの鴉
- Big star 大吉 - 暴走族の仲間を助けてアイドルに抱かれる大会→共演者の海外スターに狙われたヒロインを救ってEND
- 女王騎士物語 - ソードマスターエルト・リアルソードマスターヤマトの異名を持つ。月刊誌で数年続いていながら打ち切り猶予期間は一月のみとしか思えない。大ボス達が数コマで沈んでいく様と、狙っているとしか思えないアオリは圧巻である。
- 悪徒-ACT- - チャンピオンの打ち切り猶予期間は1週しかない事を証明した。
- チャゲチャ - ジャンプの打ち切り猶予期間も場合によっては1週しかないことを証明した。
- アスクレピオス - 微妙に分類しづらいが、前作のことも考慮してここへ。
- ぼっけさん - ラスボスの中の人が突然出て来て突然終わった。
[編集] 「第一部・完!!」型
「戦いはこれからだ」型の亜種。近年、この終わり方は「この作品は完結しました。もう続きは出ません」と遠回しに告知する高度なテクニックである事が『バクマン』にて暴露された。スラムダンクにも同様の言葉があったが、これの場合は編集部と漫画家の立場が全くの逆であることに注意。
- 主な作品
[編集] 「プリンセス・ハオ」型
別名、「ちょおまwwwwwww」型。ただやりたい放題やって打ち切るという、ファンの想像の更に斜め上をいく技法。これも比較的最近の漫画に良く見られる。
名前は、武井宏之の代表作『シャーマンキング』に由来しているが、ここで重要なのはシャーマンキングは短期打ち切りではない(詳細は後述)ということである。その為、マンキンファンの間では強烈なトラウマを引き起こし「プリンセス・ハオ病」患者が激増したという。
他の打ち切りと違い、これをやらかすと今後の漫画家人生にも重大な汚点を残す可能性がある為、大御所以外の作家は注意が必要である。
- 主な作品
- シャーマンキング
- ベルモンド Le VisiteuR - 戦闘途中で終わり。ラストは大ゴマですらなく、次ページがあると勘違いした読者が続出した。
- タカヤ -夜明けの炎刃王- - 超展開の後「よっしゃあ!THE ENDぉ!!」で無理矢理終わり。
- まんゆうき - ばばあとあわれなげぼくたち -
- K.O.SEN - 超展開→超・無理展開→夢オチ→「俺達の戦いはこれからだ!」を網羅した希有な作品。
- ZOMBIE POWDER.
- 竜童のシグ - ラスボス戦直前の翌週に、戦闘部分を全カットした勝利後を描いて終了した。
- ダブルアーツ - 初連載なのに「な~~~~んて!!全部嘘っぱちなんだけどさ~~~~」で〆た。
- スタンドバイミー - とりあえず軽い戦闘やって終わり、謎だらけだった設定の説明や理由は全て無視。
- ゆび - 最初から短期連載の予定だったが突然話数を半分にされた事に作者がブチ切れ滅亡END
- 悪徒-ACT- - これまでのあらすじに掲載されなかった5週分(推定)の内容をまとめた。
- 超機動員ヴァンダー - 中年男性姿のまま全裸で巨大化した敵ボスを瞬殺、直後に主人公男女の全裸で終了。
- 幕張 - クレーム上等の野球をしない野球部漫画、作者が全てを投げ出してバイバイジャンプ。
- 泣くようぐいす - 「幕張」第二部、打ち切り決定後に野球を再開し新ライバルや伏線を出しまくり夢オチ。
- 平成義民伝説 代表人 - もう何がしたいのかわからない、作者が上記2作含めこれまでの被害者に訴えられEND。
- バーコードファイター - ホビーの売上げ低迷で打ち切り宣告を受けるや否ややりたい放題やって終了。詳細は作品の項を見れば大体わかるよ。
- トラウマイスタ - スタートダッシュに失敗し最下位に定着するが、掲載誌の創刊50周年記念号で突然の鬱展開を描いたのに始まり、その後も超展開を何度もやりまくった挙句に連載終了。ちなみに、作者は前作でもっと悲惨な目にあっている(詳しくは後述)。
- サイファー - レベルの高い作品にもかかわらず連載する雑誌を間違え1年も持たずに終了。最終回では主人公達が悪役諸共やられたかのように生死不明で幕を閉じた。その後、作者が自身のサイトで全ストーリーと共に主人公達の生存を発表し、続編や復刻版を望む声も上がっている。
- はるかなる甲子園 駆けろ!大空 - 『サイファー』と同じ作者の次回作。これも担当編集による明らかに読者層を無視した助言によって潰された作品。その証拠に途中まではキャラごとのエピソードや独自の技を持った強敵が出てきたが、最後の見せ場である県大会決勝は普通の相手、目標だった甲子園の結果は解説のみの駆け足終了となった。
- ヤオヨロズガール - 両親の仇!!
蛇足ではあるが、編集長としての活動でこれと同様の展開で更迭された人物もいる。
- 主な人物
- 茨木政彦 - 前編集長の急死によりタナボタ就任するが、5年間の編集長在職中に『DEATH NOTE』しかヒットを出せず、やりたい放題やった挙句に不良債権を投入し打ち切られた。
[編集] 年表型
その後展開する予定だったものを、年表にまとめて発表する技法。それは漫画なのか?という事はさておき、一応は完結させる事ができる。
この手法はギャグ漫画である「武士沢レシーブ」でギャグの1つとして使われ、ウケてしまった為、後続の作家はこの技法を使用する事が出来なくなってしまった。
余談だが『ボボボーボ・ボーボボ』のファンブックで、作者の澤井啓夫が自らの年表を書くギャグを披露していた。その2007年の欄に「我が人生に一片の悔い無し」と記されていたが、その通りボーボボは2007年で疑似円満による打ち切りを喰らってしまったことは、澤井予言者説という観点から特筆すべきである。
- 主な作品
- 武士沢レシーブ
- ボボボーボ・ボーボ本(ボボボーボ・ボーボボファンブック)
- 悪徒-ACT- - 最終回のあらすじは、あらすじというより年表。
[編集] 強引追加型
やるはずだった設定を出し切ろうと最終数話や完結編・単行本書き下ろしで強引な展開で締める強攻策。「ソードマスターヤマト」型と異なりコレまでの設定を補完するのではなく終了間際に新たな設定が追加されるのが特徴で、上手い伏線回収策が出来なかった場合の苦肉の方法。何も知らない本来の読者層にも、作者の不甲斐なさや違和感が見え見えな為あまりやらない方が良い。それでも、恥を忍んで無理やり終わらせようとする作家はいる。
- 主な作品
- ユート
- 切法師
- グラナダ -究極科学探検隊- - 何週にもわたる長い回想シーンを最終回まで引っ張った。
- 魔術師2 マジシャン・スクウェア
- 少年探偵Q - 最終2話で新ヒロインが登場。
- 悪徒-ACT- - 最終話で新キャラ大量出現。
- AKABOSHI -異聞水滸伝- - 最終話まで新キャラ出現、新展開に入った所で終了
- ~優駒乙女~サラブレドール -実は主人公たちはメイドロボの子孫という設定が追加。最終回周辺で新キャラ二人登場 しかもしかもその二人目が空気。
[編集] ネ申
この領域まで達する事の出来た漫画家は、現時点でひとりしか存在しない。まさに現人神である。
- 御名
[編集] 特別な打ち切り
打ち切りの中には特殊な名称が付けられているものがある。
[編集] 突き抜ける
連載開始直後から「糞」の烙印を押された漫画が、10週前後で打ち切られる事を、突き抜けると言う。これは、ネ申の領域にまで達したあのお方の作品から付けられた名称であることは言うまでも無い。
- 主な作品
- ロケットでつきぬけろ!
- NUMBER10
- HAND'S -ハンズ-
- 重機人間ユンボル - この作品に関しては前述の通り、人気漫画家が10週打ち切りという特殊なケースを残した為ユンボるという名称も存在する。
- K.O.SEN
- MUDDY
- (有)冨樫家電 - ササキ体制で初の13週突き抜け
- チャゲチャ - アニメ化までされた人気作の次作が前代未聞の8週打ち切りという、ユンボル以上の
建設伝説を残してしまった。 - まい☆すた - 屈辱の、前作より早く10週打ち切りを食らう。
- マグロ一本釣り伝説 じょっぱれ瞬! - この作品から、週刊少年マガジン連載の漫画が10週前後で打ち切りになるとじょっぱると呼ばれるようになった。
[編集] カトブれる
突き抜けと同じく第1話からネタ扱いされた漫画が、15週前後で打ち切られる事を近年、カトブれると呼ぶようになった。要は突き抜けと同じく1クール打ち切りなのだが、改変期の都合で出世魚のように名称が変わるようになった症例。最近はササキ編集長の意向から、1度目の改変は様子見になるケースがほとんどになった為、広義では2度目の改変で爆死になった連載のことも指す動きがある。語源は、15話きっかりで打ち切られた某ネタ漫画より。
- 主な作品
[編集] 特殊な例
[編集] 長期連載での擬似円満打ち切り
冒頭で述べた通り「打ち切り」という言葉は短期・中期連載に対して使用されることが多い。
長期連載、特に雑誌の人気に貢献をした作品に関しては打ち切り枠とは別に「疑似円満」という枠が用意される。これは通常の打ち切り(終了3週ほど前の通達)とは違い、ある程度(数ヶ月程の)時間を持った形での打ち切り通達になる為、常人から見て不自然でない程度の連載終了を迎えることが出来る。
- 主な作品
- ボボボーボ・ボーボボ
- Mr.FULLSWING
- BLACK CAT
- テニスの王子様
- 魔人探偵脳噛ネウロ(雑誌の人気に貢献したか否かは微妙だが、少なくともDCSは一大センセーションを引き起こした)
- アイシールド21
- ツバサ
この「疑似円満通達」が来ていたにも関わらずそれを無視し、シャーマンキングが「プリンセス・ハオ」を引き起こしたことは有名である。作者武井がこのような奇行に及んだ詳しい理由は不明だが、最終回に描かれたミカン(未完)には、打ち切りに対する無言の抵抗の意味が込められているのかもしれない。
余談ではあるが、擬似円満でセンターカラーが貰えるのはジャンプぐらいである。具体例としてサンデーはアニメ化[1]され映画にまでなった『犬夜叉』を、12年もの引き伸ばしを許した割にカラーすらくれなかった[2]。おそらく留美子はもうサンデーで描かないかもしれない・・・と思っていたら、終了から1年も経たずにコマ不足で呼び戻され新作を開始した。秋本治は死ぬまで連載続けるだろうし(下手すれば死んでも連載が続くかもしれないし)、青山剛昌と森川ジョージは終わってもまた連載やるんじゃないか?ユンボらなきゃいいが。
これとは別にマガジンでは長期連載どころか、短期打ち切りでも作者の経歴などを理由に擬似円満まで引っ張る事がある。しかし、アニメ化までしたが結局泣かず飛ばず、原作者のゴリ押しで巻末に2年も連載、作画屋として一作ヒットしただけなのに2度目の巻頭獲得など明らかに見苦しかった事例もあり、一思いに打ち切ったほうがいいと言う意見は多い。
[編集] 逆打ち切り
通常、出版社側が強制的に連載を終了させる行為である打ち切りを、逆に執筆側からやるという掟破りの行為。出版社側は最終回の最終コマに「第一部・完」と言う未練がましいクレジットを挿入してこれに抵抗する。
- 主な作品
- SLAM DUNK 第一部 - 青春スポ根の金字塔として余りにも有名だが、出版社側に伝説の「第一部・完」を挿入させた初の作品という意味でも金字塔を打ち立てた。
- 幕張 第一部 - 第一部 ガモウ編完と無理やり終わらせ、「俺は自由だ!」と叫び、バイバイジャンプ。
- 本気(マジ) 第一部 - ジャンプ以上に容赦のない打ち切りポリシーで知られる週刊少年チャンピオンにおいて「第一部・完」を編集部に挿入させたほどの人気作品。その所為か、程なく第二部が始まった。
- セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん - 最終回で第二部開始&終了、後年の完全版で第三部開始という希有な例。
- 白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ 第一部 - なぜか、「D-ZOIC」にタイトルが変わって第二部が始まった。しかし、2009年春頃に普通に切られる事が作者のブログによって漏れてしまった。
- ストップひばりくん 第一部 - 上記の「作者限界型」と同じ。
- 釣り屋ナガレ 第一部 - 作者が他の月刊誌のおっぱゐ漫画に専念する為に第一部完。番外編として4ページのショート作品でお茶を濁した。しかし、掲載誌の休刊で専念した方が打ち切られてしまった為、
仕方なく正式に連載再開された。
たまに普通の打ち切りの場合にも「第一部・完」と言うクレジットが出版者側によって挿入される事もあるが、その理由についてはお察し下さい。逆に「第一部・完」と漫画には描いてあるのに、「ご愛読本当にありがとうございました。○○先生の次回作にご期待下さい」とのクレジットが出版社によって挿入される事もあるが、その理由についてもお察し下さい。
- 主な作品
- てんぎゃん
- 曲芸家族
- かるた
- 悪徒-ACT-
- 斬
- やったね!ラモズくん - 第二部は「やったね!ナカータくん」と半分ギャグで描かれたが、その後、作者は格闘漫画に転向した上にモデルとなった本人も引退した為まずやらないだろう。
[編集] 幸運にも続きを執筆する機会を与えられた作品
編集部の都合などにより通常の打ち切りより多く猶予を与えられたり、連載が再開できた稀有な作品。
- 主な作品
- 闇神コウ -暗闇にドッキリ!- - 森田まさのりの体調不良のおかげで通常より5週多く与えられた。
- フープメン - 色々と終わったり、休んだり、帰ってこなかったりで1クール延長。
- ライジングインパクト - 厳密には幸運だけでは済んでいない、ライパク現象を参照。
- 武装錬金 - 打ち切り後にアニメ化決定したおかげで、赤マルジャンプで異例の2号連続掲載を許された。
- 無頼伝 涯 - 伏線回収の猶予はマガジンでは珍しくないが、ここまで少年誌らしからぬ内容で異彩を放った作品も珍しい。作者の影響力の強さから二度もコンビニコミック版が出ている。
- おんたま! - 失敗が目に見えてた雑誌で浮いていた地上波以外では活躍してるオタク芸人原作の萌え漫画。他のベテラン芸人の漫画が休刊と同時に打ち切られたにも関わらず、予想外の掲載誌移籍で連載継続、単行本も刊行された挙句に、ニコ動とは言えアニメ化まで成し遂げた。
- GRANDEEK - 編集部が勝手にアニメ化を決定し、それに作者が激怒して口論となり終了。しかし、後に出版社・掲載誌を変えて再開。
- オバケのQ太郎 - 本当は9週で打ち切られたのに、読者から抗議殺到で再開し3度もアニメ化される大ヒット作となる。
- カイン - 何か違う気もするけど他に当てはまる項がないから。半年持たなかったのに内容はしっかりまとまっている異例の名作。
[編集] 手も足もでなかった例
この項に掲載されているのはほとんどが週刊少年ジャンプを始めメジャー誌の作品である(知名度と影響を考えたら当然だが)。なぜなら、マイナー誌では3号連続企画をやりながら創刊号で休刊、ベテラン呼んでおいて創刊号のみなど事例を上げたらキリがない為、ここでは特異な例のみを記述している。
- 主な作品
- サバイバルNEO - 雑誌が突然潰れたため非情にも連載開始号で打ち切られた。出版社の創始者の過去作リメイクなので後に別な雑誌で再開されたが、読者層の違いから別物になっていた。
- クラッシュバンディクー ダンスでジャンプな大冒険! - 月刊誌で異例の休載(掲載最終回には、一切その予告は無い)→次の次の号では作者が変わっていた、即ち自然消滅であり作者も行方不明。
- こまみたま・水平線のシャチ - 月ジャンの休刊で打ち切り。不運にも掲載誌の休刊発表が早すぎて連載開始前に打ち切り確定という屈辱を受ける。尚、前者の作者はこれを機にバイバイジャンプし、サンデーで超展開を連発し漫画評論家の注目を掻っ攫った。
- 神聖モテモテ王国 - 突然何の前触れも無く休載、そのまま連載終了。その後一応短期連載はあったが、何故終了したのかは今も謎。作者がその直後3年間も消息不明となり、死亡や夜逃げもまことしやかに囁かれた。後に作者の新作開始に伴う完全版の発売でようやく完結した。
- 育って!ダーリン - 上記と同じく突然休載したまま終了。しかし、作者の別作品で堂々とネタにするなど知名度はそこそこあり、その後の復刻版で完結。
- スーパーマリオブラザーズ3 - 今や18年も連載している『スーパーマリオくん』の前身。一応単行本化された2の続きだったが雑誌がなくなった為2回で終了、今の連載よりこっちの方が読み応えある。
- とつげき ヒューマン!! - 最終回はわずか2ページと言うソードマスターヤマトをも超えた幻の作品。ちなみに、同名の特撮番組は1クール打ち切りを食らっている。
- TV旅 - 月1ページのコミックエッセイで連載開始号で下書き状態と言う前代未聞の暴挙をやってのけた。2回目は何とか普通に描いたが休載し後に3回目を描かないまま連載終了が発表された。ちなみに、作者は上記の『ひばりくん』を始めアンケート中位に納得できず10回で終了、締め切り落ちたら打ち切りと言う約束を予想通り破るなど、ジャンプを中心にトガシ以上の失態を数多く犯している。
- スーパー俺様ラブストーリー - 掲載誌が意味不明な編成で予想通り2号で潰れたが、作者が製作総指揮だった為、単行本が発売される。
- サムライスピリッツ - かの車田正美による大型タイアップ作品として、連載開始前から表紙やポスターなど大々的に宣伝したが、途中から作画の変更など迷走した挙句に結局お蔵入りとなった。
[編集] タイアップ作品ゆえの例
特にコロコロコミックで顕著。タイアップしていた玩具・ゲーム等のブームが過ぎ去ったために強引に終了させられることが多い。当然タイアップの品の人気によって運命は左右されており、人気が長く続けば長期連載となるが、短期ブームに終わる・もしくはブームなど一切来ない場合は大概半年以内に打ち切られる。
- バーコードファイター - 上記の「プリンセス・ハオ型」と同じく、作品の項を参照。
- マイコン電児ラン - マイコンとタイアップし、同作者のヒットしたゲームセンター漫画のノリでマイコンゲームを訳の分からない必殺技(ハッキング含む)で攻略していたが、マイコンの普及率がそれほどでも無かったため8回打ち切り。
- ぐるっとヨーカイザー - そもそも元の品がブームにすらなってない。おかげで単行本も出してもらえなかったが忘れた頃に他社からひっそりと刊行された。
- 音速バスター DANGUN弾 - ミニ四駆の二匹目のドジョウを狙ったダンガンレーサーを扱った作品。半端に3年以上も続いたが肝心の主人公の父が死ぬ直前に「音速の向こうに見えたもの」が何だったのかも分からないまま終了。と言うか、まず架空世界でレーサーがマシンに乗って操縦すると基本設定を原作破壊してる時点で明らかに間違ってると思う。余談ではあるが、この作者はキャリアが長い割に同人誌が出るなどキャラ人気が出た作品が未だに一作もない。
- のってけ!野郎 アムドライバージェナス激闘伝 -
腐女子向けシリアスSFアニメを何を思ったかドタバタギャグとして開始。当然、人気は出ずアニメより先に打ち切りとなり、主人公達が連載終了に驚いて終わりという身もふたもない最期となった。
[編集] 不祥事による例
作者自身や関係者の行為による不祥事、あるいは作中の描写等が問題視されて回収に至ったりした場合。主に「8マン」、「私立極道高校」「世紀末リーダー伝たけし!」、勉強しまっせなどがある。面倒くさいので詳細は頭の堅い連中の辞書サイトを見ればわかる。
[編集] 作者死去による例
作者が天国へ旅立ってしまった例。これは仕方ないといえば仕方ない。ちなみにここに入るのは、新聞長期連載の作品が多い。
- イタズラなKiss - 作者が大理石のテーブルというトラップに命を奪われたため。
- ネオ・ファウスト - 漫画の神様最後の作品。「面白い3人を用意しています」「誰なんだ」と言って終了。面白い3人が誰だったのかはもはや神のみぞ知る。
- ルードウィヒ・B - ベートーベンの伝記漫画だったが、ベートーベンが30代ぐらいの所で終了。
- 火の鳥 -なんだかんだで完成していない神作品。アトムに繋げるとかなんとか…・
- 彼と彼女の境界線 - 作者がDQNアンチのブログのせいで自殺。後にそのブログは炎上。
ただし、一部の出版社では、作者が死亡した場合であっても、アシスタントたちに続きを執筆させて連載を継続する場合がある。
- S社
- この出版社に作品を執筆している別の作家も、既に「先生が死んでも作品は継続しますから」と予告されているらしい。この作家がかなりのご高齢とは言え、大変失礼な話しではある。
- F社
- クレヨンしんちゃん -悲しい・・・・
- この作品のアニメ版については既にその方針が決まっていたが、原作の方もその方針を踏襲することとなった。この方式を業界では「サザエさん方式」と呼んでいるらしい。
[編集] 単行本も打ち切られた例
週刊誌での連載が打ち切られた場合(打ち切りm9(^Д^)ぷぎゃー)、単行本の発行も途中で打ち切りされることがある。これは主に不人気による打ち切り時に、単行本を発行し続けても利益が出ないと出版社が判断したときに発生する。週刊誌をトイレットペーパーに交換してしまった人は、永久に物語が完結することの無いというブロークンハートを負ってしまう。メジャー誌の中では週刊少年チャンピオン(週刊少年チャンピオンをメジャー誌に含めるかどうかは議論の余地がある)で多発する現象であることが確認されている。単行本が打ち切られ場合のその後の対応として単行本化待ちという頭脳的エクストリームスポーツが開催されることがある。この項目に限っては、ほかの項目よりも緊急事態度は、すごぉーく低いため余り重要視されることは少ない。”逆に考えるんだ。単行本を自分で作ってしまえば良いと考えるんだ。”掲載雑誌を解体し(出版社により、雑誌を固定してあるデカイホッチキスに高確率で毒が仕込まれている)、自作の単行本を作成することが推奨されている。
[編集] 脚注
- ↑ ちなみにアニメは、アニメ史上でもあまり例のない「俺達の戦いはこれからも続く!!」型打ち切りを食らい、視聴者の度肝を抜いた。
- ↑ ちなみに、その号でカラーだった新連載と連載100回記念は一年以内に本誌を去っている
[編集] 関連項目
| 「 打ち切り (漫画) は、漫画関連の書きかけ項目です 」 「 書きかけとかつまらないとかはどうでもいい、打ち切り (漫画) に加筆するんだ! 」 (Portal:スタブ) |