改造人間
改造人間(かいぞうにんげん)ないしサイボーグとは、何らかの手法で改造されている人のこと。
概要[編集]
改造人間は、改造されている。これは如何なる改造人間にも共通する事柄である。しかし人間を改造する手法は様々であり、その様式は多岐にわたる。この改造によって付加価値や従来には無い機能を人間に付与する事で、何等かの利便性を求める事こそが、改造人間の改造される理由である。
改造手法には、外科的な手術や身体機能の機械装置への置き換え、あるいは外部装着型の機械装置の接続、または何等かの生物学的な組織への置き換えや接続である。また人間を人間たらしめている脳に対する改造も、改造人間に含む。これらでは洗脳やマインドコントロール、場合によっては脳内への機械装置埋め込み(→インプラント)を含む。
例えば猫耳少女は、猫のもつ鋭敏な感覚と敏捷性、またはしなやかさを求めるため、猫のこれら機能を司ると考えられている耳や目、または尾を移植されている。更に脳改造により、語尾に「~にゃ」と付けずにはいられない言語中枢への改造が含まれる。この他、骨格強化や筋肉組織の増強により、運動能力の向上が図られた猫耳個体も確認されている。
またサザエさんの場合では遺伝子レベルで書き換えが行われ、老化が発生しない。この手法ではテロメアを随時更新する特殊な酵素を生産する遺伝情報が付与され、これによって不老を実現した。しかしこの手法の場合は、同酵素が知能の発達を抑止する副作用が発見され、同様の改造を受けた同カツオ・同ワカメ・フグ田タラオ・波野イクラという子供の被験者らに精神年齢面での成熟が見られず、「いつまで経っても小学校が卒業できない」や「知能面で幼稚園に適応できないので進学できない」といった問題も出ている。
改造を行っている団体・組織[編集]
古くは秘密結社や正義の味方のあいだで普遍的に行われていたこの改造行為だが、近年ではマスメディア業界で頻繁に行われている。これらは改造を施す事で「24時間放送に対応できるタレント」や、あるいは「現実にはありえないキャラクター」を作り出すために行われている。みのもんたはその先駆的事例で、彼は改造によって長時間労働(朝から昼にかけてのワイドショー出演~昼から、日中にかけてのワイドショー出演~夜間のクイズ番組司会)を苦も無くこなし、また洗脳音波で真のおばちゃんにスポンサーにとって好ましい消費行動を起こさせる事が出来る。
またオタクの中にも、組織的にこの改造人間を制作している集団も見られる。これらでは彼らの仲間内では「魔改造」と呼ばれる手法により、より特殊な能力の付与を行う実験が繰り返されているという。これらの被験者は秋葉原やコミックマーケットと呼ばれる奴隷売買によって買い取られてきたもので、また予め遺伝子操作で小型化された「フィギュア」と呼ばれる小型人類(亜人)も販売されており、彼らはこれを素材として様々な人体実験を繰り返している模様だ。ただ近年では不要になったフィギュアを焼き捨てる行為も横行しているのか、「フィギュア燃え族」と呼ばれる者たちの存在が指摘されており、マスコミを中心として社会問題の範疇で取り上げられている。
歴史[編集]
- 『阿棲闘龍(あすろとん)』
中国拳法において、体を頑丈にする修行法は数多くあるが、 その中でも秘法の1つとされるのが、この阿棲闘龍である。 この修行法は、幼少より鉄粉などの鉱石を薬湯と混ぜて摂取し続けることにより、文字通り岩より固い体を作る事を目的とする。 ただ頑丈なだけでなく、この修行を完成した者の肉体は、年老いても鋼の如く若々しいままだったという。 古来より中国では、この秘法の創始者・砕 暴愚(さい ぼうぐ)にちなみ、体の並外れて頑健な者を「まるで砕暴愚のようだ」と賞賛するが、これが現代で身体を機械化した人間を指す単語「サイボーグ」の語源である事は言うまでもない。
改造内閣[編集]
わが国の内閣においても改造人間を閣僚として採用する例は多い。特に、人気のない総理大臣をやむを得ずその地位に就けざるを得ない場合、サポート役として改造人間を入閣させる場合が多い。安倍改造内閣においては、鳩山邦夫、舛添要一らの改造人間が入閣した。ちなみに鳩山邦夫の場合、民主党を結成した張本人であり、それがのこのこと自民党に舞い戻って来たという経歴があり、懲罰として改造された。