明太子

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明太子(めんたいこ)とは、唐辛子に養殖されたスケトウダラから採れるのことである。

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概要[編集]

明太子に暖かいご飯は欠かせない。

唐辛子の香りと辛み、そしての卵特有のプチプチとした歯ごたえが特徴。同じスケトウダラの卵であるたらこと比較すると、濃い朱色をしているため、見間違えることはまずありえない。温かいご飯の上に載せてそのまま食べるだけでも最高で、おにぎりの具としても人気があり、その他、スパゲッティーなどの料理に混ぜたり和えたりして食べられる事も多い。辛みや歯ごたえから食欲増進の効果があることから愛好者も多く、1年を通じて食卓に並べられている。

偶然からの誕生[編集]

現在では当たり前のように食べられている明太子であるが、意外とその歴史は浅く、誕生したのは戦後になってからであり、その後も生産量の問題から、本場博多福岡近辺はさておき、一般家庭で気軽に食べられるようになったのは1980年代に入ってからのことである。

1950年代、戦後の食糧難に続く、水産資源の水揚げ高減から、それまでのただ獲るだけの漁業から育てる漁業への転換を求められており、日本全国の主な漁港及びその近隣で試験的な養殖が行われることとなり、博多及び博多湾でスケトウダラの養殖試験が開始された。だが、当時、メダカなど淡水魚の養殖こそ行われていたものの、海水魚の養殖に関してはほとんど前例がなく、生け簀の製作から餌の配分、卵から稚魚への孵化など、その全てを一から調べ、始めなければならなかった。そもそも養殖には向かない魚が混じっていた事もあり事業は難航を極めたが、不屈の闘志と弛まぬ努力、そして粘り強い試行錯誤により、次第に形をとりはじめる。

博多においても、スケトウダラの養殖に一応の目途はついていたが、次の問題は、より効率のいい養殖方法の追究だった。育てるのに時間がかかったり、餌代がかかりすぎれば養殖する意味が大きく損なわれてしまう。そこでまず博多では、大量の餌を与えることで生育を早めると同時に、食べ残しがでないよう、魚の食欲を増進させる手段を探り始める。

この時、タラの食欲を増進させるため、試験的に作られた餌の1つとして、唐辛子の粉末を混ぜてみたものが用意された。有精卵用の養では、食欲増進のため餌に唐辛子の粉末を入れる場合も多く、食欲増進効果は人間だけのものではないことが分かっているだけに、関係者の期待も大きかった。事実、唐辛子入りの餌に対するスケトウダラの食欲は凄まじく、関係者は驚きと喜びの混じった悲鳴をあげたが、充分に成長したスケトウダラをひきあげてみて、再び驚くことになる。

スケトウダラから取り出したばかりの明太子

雌のスケトウダラから取り出した卵、すなわちたらこが、本来の薄いピンク色ではなく、まるで唐辛子の粉をかけたかのように真っ赤に染まっていたのだ。

動物が摂取し吸収した栄養素のうち、体内に溜めきれなくなった分は、尿便と一緒に排出される一方で、卵あるいは胎児の中に蓄積される傾向がある。これは水俣病において有機水銀が胎児や卵などの中に、より濃縮された形で溜まっていたことからも分かってもらえるだろう。つまり、スケトウダラの摂取した唐辛子のうち、かなりの部分が卵巣および卵に濃縮蓄積されてしまったのだ。

こんな真っ赤なたらこではとても売り物にできないと、諦めムードとなった関係者達は、勿体ないことに加え、恐いモノ見たさから、この真っ赤なたらこを口にしたことで3回目の驚きを体験する事になる。唐辛子の辛みや風味は紛れもなく残っていたにも関わらず、辛味のある食品や調味料に共通した尖り突き刺すような刺激は抑えられ、たらこ特有のコクやまろやかさ、歯ごたえはそのままに、これまで存在しなかった味わいのある食品となっていたのだ。

無論、これを単なる偶然で済ませてしまうような彼らではなかった。味そのものは悪くない以上、これまでになかった新しい魚の卵ということになれば、充分な競争力をもった商品となる可能性は高い。その鮮やかな赤い色合いから明太子と名付けられた、スケトウダラの卵は、その後、幾度となく改良が加えられ、味そのものの多様化、生産量の増加などに伴い、福岡博多のお土産の定番を経て、日本全国で広く食べられるようになるのである。

食品擬装問題[編集]

キャビアだけにとどまらず、人工イクラや人工カズノコなど、魚の卵に関しては食品擬装が絶えた試しはなく、明太子も例外ではない。特に明太子は、餌として与える唐辛子の量の加減が難しく、多すぎれば鱈が死んでしまい、逆に少なければ明太子の風味と辛みがでないなど、鱈の成長やその日の気温や天候にあわせた細かな配分調整が必要とされている。このように養殖には高い技術と熟練の技が必要とされることから、明太子はたらこに比べて、2倍から3倍で取引されており、このため、たらこに着色しり、唐辛子の粉をまぶしただけのものなど様々な擬装食品が出回ることになっている。

特に近年、韓国から、タラの卵を唐辛子やキムチの汁で漬け込んだものが明太魚子あるいは朝鮮明太という商品名で国内に入ってきており、これらは見た目だけだと、明太子と見分けがつかないため、大手スーパーでも明太子と同じ扱いで販売されている事も多く、また商品を直接確認する事が不可能な通信販売などでは確信犯の悪質業者の存在もあってトラブルが絶えない。

博多の生産業者を中心に、これら擬装明太子に対して、法による取り締まりや制限を設けることを求める声もあがっているが、韓国、あるいは朝鮮半島独自の食文化が大きな壁となって立ち塞がっているのが現状だ。朝鮮半島におけるキムチ作りでは、味に深みをだすため、生牡蠣など大量の魚類を白菜やキムチと一緒に漬け込みことが知られているが、この時漬け込んだ魚を明太魚などと呼ぶことから、韓国産のキムチ漬けたらこに関して明太魚子あるいは朝鮮明太という名前で流通させること範囲での追究は難しく、商標登録の問題も含めて法的な取り締まりは困難とされている。

関連項目[編集]

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Aku.jpg おい、こら、待ちなさい。おまえ、切れ味のいいネタを隠し持っているな。今ここで出せば見逃してやろう。
まったく、こういう者がいるから秀逸な記事が増えんのだ。 (Portal:スタブ)