月のワルツ
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
月のワルツ(つき-、英題『The Waltz of Queen's Moon』)とは、月島雫によって書かれた幻想小説である。
目次 |
[編集] ストーリー
それは156年に一度、不思議なことが起きると言われている蒼い月の出た夜のこと。目を覚ました少女アリスはたった一人、まっくら森の中にいた。家に帰るため、恋人と再会するため、そして何より頼まれていたお使い(にんじん1本、たまねぎ2玉、じゃがいも3個)を済ませるため、彼女の不思議な冒険が始まったのであった。
[編集] 旅の道中
アリスはタキシード姿の兎からひったくったワインを呷ってへべれけになりながら千鳥足で歩き続け、まつ毛の長い蝶々たちから奪い取ったシフォンのドレスをカネに換えて、それで(どうやらワインが大変お気に召したらしい)ワインを買って飲んだくれたり、身ぐるみ剥ごうと襲って来た山賊カブトムシを返り討ちにしたり、奪い取った剣と七色のタイツをカネに換えて、それでまた(どうやらアル中になったらしい)ワインを買って飲んだくれたりしている内に、街角で出会った1人の老爺からワルツに誘われる。……が、アリスは「年寄りだったら遺書を書くなり、棺桶を作るなり、墓穴を掘るなり。くたばる前にすることはいくらでもあるでしょうよ。と言うか私、老いぼれ爺さんと踊るほど酔狂な趣味はないの」とすげなく断る。……が、老爺が持っていた真っ赤なキノコは奪い取ってペロリと平らげ(その報酬も奪い取ったことは言うまでもない)、またワインをかっ食らいながら旅を続けるのであった。
[編集] 月の宮殿(チャンドラ・マハル)へ
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かくしてあちこちで騒動を巻き起こしては放り出し、議論を炎上させては放り出し、クソ記事を書き散らしてはNRVを食らい、を繰り返しながらアリスは遠く異境の地までやって来た。と言うより、あまりに問題を起こし過ぎたためにこんなところまで追放されてしまった、と言う方が正しいのであるが、元から知らない場所にいたアリスにとって、そんなことは正直どうでもいい話だった。が、飢えと寒さに関してはどうしようもなく、とうとうアリスは行き倒れ、そのまま力尽きてしまうかに思われたが……その時であった。
~ 月のワルツ について、王子様
白鳥の羽毛布団の中で目を覚ましたアリスを看護してくれていたのは自称「チャンドラ・マハルの王子(The Prince of Chamdlla-majpal)」、名乗る程の者でもないと自分で名乗った。目と目が合ったその瞬間、運命を感じた二人はたちまち恋に落ち、甘くアーン♥♥でうふふな夜を重ねてあらゆる変態プレイに手を染めて、嗜虐と隷属の快楽を貪ったその挙げ句、帰るべき故郷も家族も友達も恋人も、そしてお使いの事さえ、もはや何もかも忘れてしまい……
[編集] 結末
……そしてアリスは、どこか見知らぬ森の中で一人、目を覚ました。まっくらな森の中で、アリスが見上げたその月は。どこまでも、どこまでも綺麗だった。
[編集] 余談
ちなみに、この妄想小説に着想を得た湯川れい子が支離滅裂だった文章の体裁を整えて妄詩に仕上げ、ダミ声だった自分の代わりに諫山実生に歌わせ(ついでに曲も作らせて)て発売したCD『月のワルツ』(2004年)は3万枚以上の売り上げを数えるも、その原案者である月島雫にその収入を分配しなかったために訴訟が発生。しかし当局は相手が子どもであるとしてそれをなかったこととしたのであった。
なお、『月のワルツ』と命名した由来については諸説あり、
- 最初、この小説が「待宵月(まつよいづき)編」、「御嶽月(みたけづき)編」、「無明月(むめょうづき)編」の三部作であったことから。
- 老爺がアリスに誘ったワルツから(1番つまらない説)。
- へべれけに酔っ払ったアリスの千鳥足が、いつも3拍子であったことから。
とされているが、原作者である月島雫の存在そのものがなかったこととされてしまった今となっては誰も知るすべはなく、また誰も気にしないのであった。