月姫
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月姫(つきひめ)とは、TYPE-MOONが製作した第一作目のゲームソフトである。
概要[編集]
プレイヤーは神の化身となり、ヒロインと対話する事により、ヒロインを教育・指導し、ヒロイン率いる各勢力が世界の覇権を競うリアルタイムオンラインシミュレーションRPGである。オリジナルシナリオを進めるストーリーモードと、大人数で対戦するキャンペーンモードが有る。甲鱗のワームのパロディ作品である。
内容[編集]
西暦2052年、地球温暖化の急激な加速により海面が急激に上昇し、人類が宇宙に本格的に進出する。60年代に大規模なスペースコロニーが開発されたが、結局は人口増加に追いつかず地球上の残った陸地や月面の利権を争う事と成った。
代表的な月姫[編集]
登場キャラクター[編集]
ストーリーモード[編集]
- 遠野志貴
- ストーリーモードの主人公。平凡な青年だったが、神の化身ということが明らかになり、嫌々ながらも戦闘に狩り出されていくことになる。メガネをかけているはずだがなぜが一枚絵では描かれない。父親譲りの「七つ夜」というライトセイバーが持ち武器である。主人公補正がかかっているためストーリー上の女の子全てに好意を持たれるが、作者が彼を嫌いなため死ぬルートがクリアルートの30倍ある。また超絶倫人である。
- 特殊能力として「直死の魔眼」を持つ。この能力は男性に対しては検閲により削除を、女性に対してはハートを穿つ能力である。二重の意味で夜に凄い人と言えよう。
- 死線を切って粛清するのでスタッフロール3番目ということはない。
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- 殺した相手に一目ぼれ、という筋金入りのマゾヒストである。
- ヒロインその一。スペースコロニー「Vamp」の姫君。戦争の中で遠野志貴と出会い、殺されるが超技術力によって再生される。巨乳。志貴の「直死の魔眼」によって志貴にベタ惚れになってしまい、あっけなくコロニーを譲り渡す。「Vamp」は攻撃特性に優れたコロニーであり、姫君も殲滅能力ばかり高いので、初心者が最も攻略しやすいといえる。ていうか攻略の必要が全くない。実は甲鱗のワームの仮の姿。不人気の典型的な例である。上級者向け。
- トゥルーエンド「月姫」条件:月面世界制覇
- グッドエンド「黎明の月」条件:全ヒロイン捕虜後、月面世界制覇
- 遠野秋葉
- ヒロインその二。地球レジスタンス「Origami」のリーダー。主人公の妹。自らを神の化身と悟り月の世界へと旅立っていった兄を追って月面世界までやってくる。ひんぬー。「直死の魔眼」の効果ではなく兄を男として愛していたが、その気持ちを利用されるエンドが多いため、ヤンデレ扱いされることが多いが、厳密に言えばヤンデレではないと主張する人も多い。宇宙において髪が赤いのは彗星さんの仕様だから。攻撃力はあまり高くないが、指揮能力は優れている。初級者むけ。
- トゥルーエンド「温かな午睡」条件:専用ステージ「或る終劇」終了時点にて「Origami」が殲滅される。
- ノーマルエンド「遠い葦切」条件:専用ステージ「或る終劇」終了時点にて「Origami」が殲滅されない。
- エレイシア(シエル,知得留)
- ヒロインその三。星空間粛清教会「Kary」の代行者。自ら主だって戦争を指揮することはなく、寧ろ尖兵のような役割を果たしている。最初に月面において志貴と出会うのは彼女であり、バッドエンドの解説役も彼女であり、その後志貴に付きまとうストーカーとなる。武器としてミサイル「黒鍵」を四次元コートから無限に放つことができ、作品中ではアルクに次いで攻撃能力が高い。とあるバトルゲームのカレーオタク先生の元ネタである。上級者向け。
- 翡翠
- ヒロインその四。志貴つきのメイド。実は滅亡した地球の王族の双子の姫君の片割れであり、地球滅亡後はメイド集団「NasKnok」においてこっそりと生き延びていた。偶然から志貴のメイドとなり、昼の検閲により削除や夜の検閲により削除などある意味もっともこのゲームの目的どおりのシナリオを進むことになる。生き別れの姉がいるらしいが…。エンドから想像できるとおり、彼女はヒロインにもかかわらず志貴と結ばれることはない。攻撃、指揮能力ともに低いものの、彼女だけの特殊能力「洗脳探偵」は驚異的な力を誇る。初級者向け。
- トゥルーエンド「まひるの月」条件:専用ステージ「金糸の繭」にて秋葉を助ける。
- グッドエンド「ひなたのゆめ」条件:専用ステージ「金糸の繭」にて琥珀を助ける。
- 琥珀
- ヒロインその五。志貴が神の化身であることを教えた魔法使いマジカルアンバーの仮の姿。実は滅亡した(ry 地球滅亡後魔力に目覚め、宇宙空間でさ迷いながら魔力を鍛えていた。ある日、占いをしていたときに志貴=神の化身というネタバレに気づき生来の口の軽さが災いして本人にばらしてしまう。宇宙空間を飛ぶときに乗っている箒は仕込み刀であり、その刀で切れないものはないとか。本人は志貴の命令を受け付けずフルオートで行動するため扱いが難しい。ストーリーの裏側を通るルートのため、攻略は一通りのみ。真のヒロインとされることが多い。中級者向け。
- トゥルーエンド「日向の夢」条件:全ヒロイン撃破(捕虜にしてはいけない)+月面世界制覇
- 弓塚さつき
- 隠しヒロインその一。地球レジスタンス「Origami」によって死体を改造して作られたサイボーグ。サイボーグらしい怪力が自慢。ツインテールは伸びて相手をひねりつぶす。生前は志貴に恋焦がれており、作中でもその感情がぶり返ることがある。隠しステージのひとつ「枯渇庭園」ではシュミレーションRPGにもかかわらず泣いた人が続出したことで有名である。二週目以降の秋葉ルートから分岐する。さつきは攻撃力が高いがすぐに壊れてしまうので常に回復役とともに行動させなければいけない。ほぼシナリオルートのため、さつきさえ壊されなければ簡単にクリアできる。
- グッドエンド「星に願いを。」条件:他ヒロイン全攻略後、さつき生存のまま、専用ステージ「枯渇庭園」をクリア。(この場合のみラスボスは「枯渇庭園」にて出現する。)
- ネロ・カオス
- ボス一。ステージ「彷徨海」において「獣王の巣」という重力兵器を用いて姫君の戦争に風穴を開けようとする。分身の獣を倒してもネロのHPが減るため、離れて獣を狩り続けるという戦略で簡単に勝利できるが迂闊に近づくと獣王の巣に飲み込まれて一撃で殺されてしまうため注意。5分で攻略すると・・・。
- ミハイル・ロア・バルダムヨォン
- ボス二表。アルク、シエルルート攻略中にステージ「アカシャの蛇」においてヒロインを誘拐していく。この際、ヒロインの助力を得ず、かつ制限ターン内にロアを倒さなくてはならない。ロアはストーリー中で三度倒さなくてはならない(「転生無限化」)。
- 遠野四季
- ボス二裏。秋葉、翡翠ルート攻略中にステージ「春の夢」においてヒロインを誘拐していく。この際、ヒロインの助力を得ず、かつ制限ターン内に四季を倒さなくてはならない。四季は攻撃の際に自分の体力を回復させることができる(「融合呪詛『蝕離』」)ため、できるだけ遠距離から攻撃したい。
- 蒼崎青子
- 多くのルートにおいてラスボス。あの化け物が登場するまで型月世界でも1,2を争う爆乳。マジックガンナー・ミスブルーの異名を持つ真の姫君。青くない。むしろ赤いじゃん。
- ステージ「月蝕」にて戦うことになる。(さつきルートを除く。)
- 宇宙空間において衛星(ブロウニング・スターマイン「風」、レイニング・スターマイン「雨」、ブレイジング・スターマイン「火」、フローティング・スターマイン「浮」、フローティング・スターマイン「破」、ブロウニング・スターポゥ「鏡」【…「」内は略称】)からレーザーを乱発する。
- 倒すのに時間がかかりすぎると「逆行運河・創生光年」を放ち、強制的に負けてしまうので長期戦は不可能と考えるべき。彼女を倒したときにそれまでの行動によってエンドルートが決定される。
- 少年期の亀仙人の才能を見出し、「蒼青波(あおあおは)」と呼ばれる必殺光線を授けた。月を破壊できるレベルで免許皆伝になるはずが、亀仙人は本来のあおあお波の闘法である片手撃ちと髪の毛による進路調整や威力増強を実現できず、両手に頼らざるをえなかったため、あおあお波を名乗ることは許されず、かめはめ波と改名した形で受け継いだ。
キャンペーンモード[編集]
- 主人公
- 好きな名前、性別、能力値を入力して登録する。(ただし、同名のプレイヤーは登録できない。)
- プレイヤーは自分の好きな陣営に属し、その陣営が勝利できるように戦闘に参加していく。基本的に戦争が行われているのはリアルタイムでの時間制限内であり(例えばステージ「蒼い咎跡」は水曜日12:00~24:00といったように)、その中での功績がオンラインで表示されるものである。
特徴[編集]
このゲームの特徴はなんと言っても本物の女性の思考回路をコピーした事に有る。検閲により削除を用いる事により、より忠実な物となっている。
主人公の少女が親の『離婚騒動』をトラウマにして「斧」を使って敵を殺していくゲームと同じ扱いにされかけた。
さつきルートだけやけに凝っているとされるがそれもそのはず。さつきルートのみは作品が世に出てから三年の歳月をかけて実装された追加ルートだからである。当初は秋葉ルートにおいての引き立て役に過ぎなかった彼女が専用ルートを持つまでになったのは製作会社での人気投票で三年連続一位を獲得したからに他ならない。
キャンペーンモードのほうではプレイ時間に制限がかかっているため不評が多かったが、その不評を越えるほどの作りこみとストーリーモードの奥深さで人気となった。多くのネトゲ廃人を作り出した初期のゲームである。
推奨環境[編集]
このゲームは、最低でも百億個の半導体を並列処理する必要があり、発売当初はビルゲイツしかプレイする事が出来なかった。しかし産業革命による飛躍的な技術の進歩によりLSIやVLSIを用いる事により家庭用パソコンでもプレイ出来るようになった。 後期になると一部で社会現象化し、MELTYBLOODという題で登場キャラクターが一騎打ちするゲームも製作された。
関連項目[編集]
![]() 本項は第一回執筆コンテストに出品されました。
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