R.I.P
地震は信に大変に候。野僧草庵は何事なく、親類中、死人もなく、めでたく存じ候。
うちつけに しなばしなずてながらえて かかるうきめを見るがわびしさ
しかし災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候。かしこ
~1828年、三条地震に被災した友人に向けての良寛の手紙。