棒読み

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棒読み(ぼーよみ)とは、字面通りに書かれた文章を読む難易度の高い演技、またはそれを行う演技者のことである。

概要[編集]

通常、演技をするときは感情を込めて行うものであるが、そもそも台本ではなく棒に書かれている内容は普通に読むだけでも難しい。30分アニメ一本でも棒の長さは優に156mを超えてしまうからである。その為、棒の扱いに慣れていない若手の俳優声優は棒読みに集中してしまい、結果演技がまるで真っ直ぐな棒のように感情の起伏の無い、それこそド下手な演技と化してしまうのである。近年は感情のこもっていない演技をまるで棒読みのようだ、と揶揄する場合に用いられる事が多いと言われている[要出典]

すなわち、映画や特番での吹き替えやアテレコに芸能人が参加する場合、多くの芸能人が棒読みに慣れていないため、結果棒読みとなるのである。

主な棒読み演技をする人たち[編集]

ドラマ[編集]

「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ!…変 身!!(棒読み)」
棒読み について、門矢士

映画[編集]

アニメ[編集]

なお、上記に限らず子役には棒読みの達人が多数いる。なかでもマルシンハンバーグのCMに出演した女の子の棒読みは、1990年代に一世を風靡した。

「今日ねー、うちねー、ハンバーグなんだ、いいでしょー、じゃーねー」
棒読み について、女の子

そもそもの棒読み[編集]

言語学者の銀田二冬彦は専門雑誌『言語』に「『棒読み』の語源-仏教学的見地から」という論文を寄稿している。これによれば、棒読みの語源は僧侶の唱えるお経に求めることが出来るという。大寺の高僧などが棒状の大きな経典を開いてお経を唱えるところから、棒読みという言葉が生まれた。ありがたいお経を聞いていると、心が洗われたり、あるいは己を顧みるきっかけになったりするところから、もともと「棒読み」とは言霊をもった心に訴えかけてくる言葉のことを言った。しかし一方で、お経は高低わずか2音階だけからなり、かつ語尾をいちいち延ばすため、信仰心のない者や子どもにとっては聞いていても退屈でしかない。ここから今日の「感情に訴えかけない、聞いていても退屈なセリフ」という意味が生じたと指摘している。

抑揚のある棒読み[編集]

一般的に抑揚をつけることで棒読みを回避できると言われている。しかし、世の中には抑揚があるにもかかわらず棒読みに分類されるものがある。それは昼ドラである。昼ドラには独特の演技法や発声法があり、オーバーアクション気味な演技ではあるが、それはステレオタイプなオーバーアクションであり、視聴者が感情移入しにくいようになっている。それゆえ、通常の棒読みとまったく同じ効果を実現させている。(ちなみになぜ感情移入しにくくしてあるのかには諸説あるが、最も一般的な説は、昼ドラの多くが熟年のあられもない純愛や不倫などを描いているため、視聴者が感情移入しすぎた場合に起こるであろう膨大な数の熟年離婚や、それに伴うモンスターたちの街への流出といった社会不安を防止する目的がある、というもの。)

棒読みの台本[編集]

棒読みはきわめて高度な演技技術なため、その台本も普通のものとは大きく異なる。もちろん前述のように冊子の形などはしていない。棒状である。NHK大河ドラマなどの長編ドラマの棒本だと棒の長さはのべ156kmを超えることも珍しくない。ここに秘密裏に入手した典型的な棒読み棒本から少し引用してみよう。

宇宙人A(おもむろに立ち上がり):ワレワレハ、ウチュウジンデ、アル。テイコウスル、チキュウジンハ、スベテ、コロス。

地球代表代行ロボット(狼狽して):ソンナ・コトヲ・キュウニ・イワレテモ・デハ・ドウシタラ・イイノ・デスカ?

2人の脇で宿題の作文を書く子ども:きょーわ、ろぼっとの、おにいさんと、いっしょに、うちゅーじんさんに、あいに、いきました。

宇宙人B(こどもを指差し):ソノコドモヲ、ワレワレノ、ホシヘ、ツレテ、カエル。ソレデ、ユルシテ、ヤル。

地球代表代行ロボット(安堵の表情):デハ・ソウシテ・クダサイ・

子ども:オマエラ、ミンナ、クソ、ヤロウダ。

(シーン10終了)

どうだろう。これはさほどレベルの高い棒読み棒本ではないが、読むのに非常に苦労したのではないだろうか。棒読みには宇宙人やロボットを演じる非常に高い演技力とともに、台本を読み解く力が必要とされる。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「棒読み」の項目を執筆しています。(棒読み)