欧州連合からのイギリス脱退問題

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「この世は舞台、人はみな役者だ」
人生 について、シェイクスピア

欧州連合からのイギリス脱退問題(おうしゅうれんごうからのイギリスだったいもんだい、: Withdrawal of the United Kingdom from the European Union)通称・俗称としてブレグジット(英語: Brexit、Britainexitを合わせたかばん語)は、イギリス政府イギリス国民全員を巻き込んで行っている喜劇。大抵の喜劇は第三者から見たら笑えるものだが、巻き込まれるほうは碌な事がないのだがこの問題はその典型例である。

概要[編集]

イギリスの政治状況を表した画像[1]

イギリスはモンティパイソンイギリス料理の二つの偉大なふざけた物を生み出した国だ。個人的にイギリスのトップ・ギアロックも加えたい。政治がいつも茶番なのは古今東西変わらないが、ブラックジョークが大好きなイギリス国民は気まぐれに確認したくなった。政治家が言う公約は本当に冗談なのか、実際に試してみようと。財政は苦しいのにお金はEUに流れ、移民のせいでテロの脅威が増していると一部の政治家は言う。ならば、EU離脱という舞台を見るために彼らに政治を任してみよう。実際に試してみたらどうだったのかは、あいにく歴史の審判を知る前に今の読者は全員死んでしまうが、読者にその判断をお任せしたい。

背景[編集]

日本イギリスは割とよく似ている。同じ先進国島国で大陸とは歴史的に一線を画してきた。日本人は緑茶が好きで、イギリス人は紅茶が好きなどなど。どちらも、大陸から干渉を受けることを良しとしなかったし、それは過去において事実であり、未来であっても真実であろう。

EUから主権を奪われている、グローバル化によって自分たちの独自の文化が奪われていると感じる層は一定数いた。事実、イスラム過激派によるテロの脅威が増しているのに関わらず、人道主義を建前にEUはシリア難民を受け入れようとしている。イギリスはコレにあらがうことが出来ず、EU離脱するしか移民を制限できない。そして、イギリスは財政的に厳しいにも関わらず週3億5千万ポンドをEUに送っている。そんな彼らに対して離脱派は「主権を取り戻し」「週3億5千万ポンドを社会保障に使おう」と訴えた。そして、その中心にいたのが前ロンドン市長ボリス・ジョンソンとイギリス独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首だった。

元々独立志向が強いイギリスはEU離脱の国民投票を何回か行っている。キャメロン首相は保守党内の反EU派を抑えるために国民投票というギャンブルに出た。2016年6月23日にEU離脱の国民投票を行うことを発表した。

離脱派と残留派が拮抗したまま投票日を迎えることになった。イギリス独立党党首ナイジェル・ファラージは、離脱派が党派を超えて連携出来ている状況を喜び、こう述べた「我々の主権を取り戻すことの重要性に比べたら党利や政党政治など小さいものだ[2]。」

便所の落書きから天皇陛下のお言葉までが等しく情報として、インターネットで容易に得られるようになった今、既存メディアは真実をあまり伝えていない事が庶民は分かった(しかし、残念なことにネットに真実がある事を意味しない)。EU残留派が過度にEU離脱のリスクを誇張する政治活動はプロジェクト・フィアー(Project Fear)と呼ばれた。離脱派のボリス・ジョンソンは「これらの主張は過度に誇張されておりナンセンスの領域にまで達している[3]」と語っていた。

事前に残留派が勝つと予想されたが、2016年6月23日の国民投票の結果、僅差で離脱派が勝利した。ここから喜劇がスタートする

イギリスにおける影響[編集]

宙吊りになったボリス・ジョンソン
ボリス・ジョンソンが保守党党首選に不出馬を発表した際の後ろのリポーターの反応がこの顛末がどれだけ意外だったか示している[4]
影の内閣辞任ビンゴ。斜めが成立しないとかそんなことは誰も気にしない。

BBCはマンチェスター市で投票した人たちを投票日翌日インタビューした。インタビューを受けた投票者の一人、アダムさんは「自分は離脱に入れたけれど、まさかこうなるとは思わなかった。残留だとばかり思っていたので、自分の票は結果に関係ないだろうと思った」と話した。そして、英国の今後が心配だとも付け加えた。言うまでもないが、このTVインタビューはイギリスで大炎上した[5]

離脱派は「週3億5千万ポンドを社会保障に使う」事を訴えていたが国民投票の翌朝女性キャスターがその公約についてイギリス独立党党首ナイジェル・ファラージに問うと彼は「できません。そんな主張をしたことはありません。離脱キャンペーンが犯した間違いの一つです」と答えた[6]。結局7月4日、「自分の役割は果たした」として党首を辞任した。

ギャンブルに負けたキャメロン首相は2016年6月24日に辞任を発表し、次期首相を決めるために保守党党首選が行われる事になった。彼は在任中にEU離脱手続きは行わないと明言したうえでタブロイド紙ザ・サンによると辞める際に、「なんで、誰かのためにクソみたいに大変なことをしなければならないんだ? 」[7]と言ったそうだ。

当然、離脱派を主導したボリス・ジョンソンが保守党党首に有力視されていたが、ジョンソンの離脱キャンペーンの右腕として活躍したマイケル・ゴーブが6月30日に突如保守党党首選に名乗りをあげた。彼は党首になる気はないと一貫して発言してきたが、彼によると「ためらいはあったが、(国民投票後の4日間ボリス氏の行動を見てきて)今後の課題に向き合うだけのリーダーシップがなく、組織作りもできないという結論に達した」[8]。なぜ、国民投票の前にその事に気が付けなかったのかが悔やまれる。その数時間後ボリス・ジョンソンは党首選に出ないと表明した。離脱派の票が割れ勝てないと判断し撤退したと見られる。ジョンソン氏のある側近は、ゴーブ氏にはめられたと批判した[9]

党首選を制し代わりに首相になったのは、元々残留を支持したメイ内相だった。7月13日に就任したメイ新首相はボリス・ジョンソンを外相に就任させた。正直、筆者は自分で書いていてなんだかよくわからなくなってきた。この状況にイギリスのコメディアンはTwitterでこう述べた。

「やれやれ! イギリスが世界中の物笑いの種になりはじめているときに、ボリス・ジョンソンが外相に任命された。[10]
イギリスの外相 について、リッキー・ジャーヴェイス(コメディアン)

メイ首相は2017年3月末までにブレグジット交渉開始の通知を行うとし、「(ブレクジットを)必ず実現する」と国民に約束した。だが、11月3日英国の裁判所が交渉開始の通知を行う前に議会による承認が必要という判断を下した事でEU離脱に「待った」をかけることになり状況はかなりゴタゴタしている。

野党労働党は保守党がゴタゴタしていて大喜び...ではなく、むしろさらにゴタゴタしている。ジェレミー・コービン労働党党首はイギリスのEU残留のために十分な働きかけをしなかったこと、そして何より彼が党首では次の総選挙に勝てないことを理由に50人以上の「影の内閣」の閣僚が辞任した[11]。イギリスの首相にふさわしい人物を聞く世論調査では、メイ氏が50%、コービン氏は18%だった。しかし、コービン氏は草の根の労働党員たちには熱狂的に支持されているので、議員たちから不信任を突きつけられて党首選に追い込まれたにも関わらず、党員投票により労働党党首に再選された[12]

シェイクスピアがかつて活躍していたロンドンでは「ブレグジット」が悲喜劇になった[13]。このミュージカルの主役はもちろんジョンソン氏だ。主演俳優のジェームズ・サンダーソン(James Sanderson)さんによれば、「何をしているのか分かっているふりをしながら、実際は何が起きているのかさっぱり分かっていない風に見せる」のがジョンソン氏を演じるポイントだという。

国外における影響[編集]

一部アメリカ人は「イギリス人は実に馬鹿だね。ププププ」と笑っていた人がいたが、今度は2016年度アメリカ大統領選挙で人種差別的な発言で注目されたトランプ大統領が誕生し、見事笑われる番になった。トランプ大統領はメキシコ国境に壁を作ると公約している一方、カナダ政府は流入するアメリカ人を食い止めるために国境に壁を建設する予定だ[要出典]

脚注[編集]

  1. ^ ツイッター
  2. ^ Liam Fox calls for Britain to leave EU and become "an independent sovereign nation" againT. Ross, The Daily Telegraph, 23 Jan 2016
  3. ^ Don’t be taken in by Project Fear – staying in the EU is the risky choiceB. Johnson, The Daily Telegraph, 28 Feb 2016
  4. ^ THE GOVEFATHER Michael Gove and Boris Johnson mocked in internet memes after a day of turmoil in Westminster 2016年12月4日閲覧
  5. ^ 【EU離脱】「自分の票は結果に関係ないだろうと…」 離脱に入れた人の後悔 2016年11月28日閲覧
  6. ^ Nigel Farage Admits NHS Claims Were A Mistake | Good Morning Britain 2016年11月28日閲覧
  7. ^ REASON CAM QUIT ‘Why should I do the hard s**t?’ Teary PM admitted moments before he stepped down that he didn’t want to have to sort out Brexit deal 2016年12月4日閲覧
  8. ^ EU離脱で混迷を深めるイギリス与野党の党首選 候補者の顔ぶれは? 2016年12月4日閲覧
  9. ^ 'There's a deep pit in Hell reserved for you, Michael! Boris Johnson allies react with fury as Gove stabs ex-mayor in the back saying he is not up to being PM - and insists HE should get the job instead 2016年12月4日閲覧
  10. ^ リッキー・ジャーヴェイスのツイッターでの発言2016年11月28日閲覧
  11. ^ 労働党党首「不信任」 残留運動不熱心と批判 2016年12月4日閲覧
  12. ^ イギリス労働党の党首選、コービン氏再選が確実に 不信任だったのになぜ? 2016年12月4日閲覧
  13. ^ 「ブレグジット」が悲喜劇に、英ロンドンで絶賛上演中 2016年12月4日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


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