甲鱗のワーム
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
甲鱗のワーム(Scaled Wurm、こうりん -)は、マジック:ザ・ギャザリングにおける最強のクリーチャーであり、同時に唯一神であり、プレインズウォーカーで、ルール・レジェンドである。 また実際に魔法として召喚することが可能なクリーチャーでもある。
なお、甲鱗教団(氷河期信仰)および甲鱗のワーム信仰者においては通常、「甲鱗様」と敬称がつけられるが、ここではそれを省略する。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 8マナで分かる甲鱗のワーム
Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー ― ワーム(Wurm)
7/6
[編集] 甲鱗のワーム人気の秘密
マジック:ザ・ギャザリングでは、パックによる頒布という形で甲鱗のワームを配布している(初出はアイスエイジ)。 ここではコモン(最も入手難度が低い)のクリーチャーカードとして扱われており、たいへん親しみやすい存在となっている。 また、甲鱗のワームを召喚するための費用(マナ・コスト)も、とても分かりやすく、能力もなく、シンプルで強いため、マジック:ザ・ギャザリングに存在する中では最もプレイヤーに人気のあるカードである。 人気の理由は以下のとおりである。
- 1、パワー7:三回殴れば(マジック:ザ・ギャザリングではライフポイントが20)ゲームに勝てる。
- 2、タフネス6:とても硬く、除去する手段が乏しい。
- 3、バニラ(能力がない):分かりやすく、初心者にもやさしい。
- 4、シングルシンボル(出しやすい):どんな多色デッキにも使える。
- 5、超大なベイロス(類似カード):甲鱗のワームと比べてあらゆる点で劣る。
- 6、コモン:もちろん出回っているのはレプリカ(後述)であるが、4枚そろえるのが容易。
- 7、フレーバー:氷河期の災厄の象徴(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
- 8、クリーチャー破壊スペル:慈愛でカバーできる。
- 9、島魚ジャスコニアス(ライバル):ここで逢ったが100年目。氷河期の因縁を晴らしてくれようぞ。
[編集] 甲鱗のワームにまつわる単語
[編集] 甲鱗数
7,G,7,6の順に並んだ数字を甲鱗数という。Gは16進数を超えたところに存在するまさに絶対者にふさわしい値といえる。
~ 甲鱗のワーム について、エンリコ・プッチ
[編集] 甲鱗のワームの現状
[編集] レプリカ甲鱗のワーム
勘違いしている人が多いが、一般に出回っている甲鱗のワームは、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が製作した精巧なレプリカである。本物に比べて入手難度が非常に低く、とても親しみやすい。しかし強さはまったく損なわれておらず、多くのデッキのキーカードとなったため、その名声はあらゆるカードをしのいでいる。
[編集] 本物(オリジナルの複製版)の甲鱗のワーム
本物の甲鱗のワームはコストを支払ってプレイすることで、実際に甲鱗のワームを召喚することができる。しかし、実際に召喚してしまうと氷河期やバニラやマナコストがやばいことになるためやってはいけない。またレプリカと違い、異常に入手難度が高いため、実際にプレイできた人間は存在しないとすら言われている。
Rel3以上の公認大会では、本物の甲鱗のワームしか使用を許可されておらず、トーナメント直前でこのカードを集めようとした多くのプレイヤーは、手に入らず代用カードを使う羽目になり、涙を呑んだ。トーナメントレベルのデッキで甲鱗様があまり見られないのはそれが理由である。
なお、召喚して出てくる甲鱗のワームは正確に表現すると本物の甲鱗のワームの鬣から生まれた肉の芽であるので注意しないと使役する側が使役される側と入れ替わってしまう。
[編集] カードゲームにおける甲鱗のワーム
コア・セットと呼ばれる最新のカードセット、第10版に再録されず、最も広く使われているスタンダードでの使用ができなくなった。
これは甲鱗のワームが強すぎたため、あるいはリチャード・ガーフィールドが発狂したから、などと言われている。
[編集] オリジナル(本物の中の本物)
正真正銘、甲鱗のワームを封印した、世界に一枚しか存在しない完全なオリジナルのもの。以下、起源によって描かれているものは、このオリジナル・甲鱗のワームの長大なサーガである。
後のイラク戦争の賞品であり、また世界中のマジック・プレイヤーを魅了した伝説の一枚でもある。
[編集] 起源
[編集] 地球への飛来
甲鱗のワームがこの世にあらわれたのは6500万年前であり、メキシコ湾に隕石の形で飛来している。
この際に地上で隆盛を誇っていた恐竜のうち、一部を除いて絶滅させた。
その後、氷河期までその力をふるい続けていたが、氷河期にあらわれた謎の魔法使いにより一枚のカードにされる。(一説にはこれがMoxであるといわれている。Moxはいわゆるハードゲイ)
[編集] カード化
そのカードはなんかまわりまわってエジプトの王朝に封印され続けてきたが、1993年に探検家リチャード・ガーフィールドによって発見される。
このときリチャードはほかに3枚のカード(マッチョ、首長竜、鷹が描かれていたとかなんとか)を見つけたらしいがほとんど興味も持たずに甲鱗のワームを選んでいる。(前述の3枚はのちにアーナム・ジン、ボガーダンのヘルカイト、陽光尾の鷹としてカード化されている)
リチャードはこのカードをもとにマジック:ザ・ギャザリングを作り出すが、当の甲鱗のワームのカード化には苦労したらしく、最初のカードが発売されてから約2年後に完成。この完成を記念して初の独立型エキスパンション、アイスエイジが作られた。つまりはそれまでに作られたカードは甲鱗のワームのための予備実験の産物である。
[編集] イラク戦争
リチャードは甲鱗のワーム完成直後、かねてからのファンであったウサーマ・ビン=ラーディンにこのカードを贈呈。
彼は近日中に行う予定であった同時多発ライブの目玉として甲鱗様を召喚することにし、そのための材料をたくさん積んだ飛行機をチャーター。
世界貿易センタービルで召喚を試みたが失敗(ライブそのものは大成功)、仕方ないのでイラク戦争で金メダル代りにこのカードを商品とすることをジョージ・W・ブッシュに提案し、優勝国なら召喚できるんじゃね?との思惑で開戦。
[編集] 二十二世紀以降
月面から甲鱗のワームの姿をした宇宙人が発見される。
これにより紆余曲折あって、地球人は地球出身ではなく、はるか木星衛星に生まれた甲鱗のワーム族が星間戦争ののちに荒廃した母星を捨て、地球へと移住した結果、子孫として繁栄していたということが判明。
さらに発見された甲鱗TOE(Scaled Wurm Theory of Everything、甲鱗万物理論)がリチャード・ガーフィールドの子孫によって構築され、すべての人間が幸福とともに甲鱗のワームの元へ帰順した。
[編集] 甲鱗のワームに関する宗教
[編集] 甲鱗教団(氷河期信仰)
某巨大掲示板内に存在する宗教団体であり、甲鱗のワームこそ世界の神であると信じている。
[編集] 主流派
甲鱗教団の中でも最も多くの人間が信仰しているのが主流派である。 甲鱗様を神と崇め、その他のクリーチャー、プレインズウォーカーはその下に着くと主張している。
リチャード・ガーフィールドによると、穏便派の多くはパワークリーチャーを展開するのが大好きなジョニー・プレイヤーである。また、甲鱗教義への信仰は厚いが、状況しだいでは解釈をゆるめても構わないと考えている一派がこれに属する。
主な穏便派の信仰者として浅原晃氏、津村健志氏が存在する。
[編集] 過激派
甲鱗のワーム以外はすべて紙くずであり、第11版は甲鱗のワームと森だけを入れるべきだと主張している。
組織全体の特徴として、オリジナルの甲鱗のワームを欲しており、何度も小包爆弾入り犯行予告(もちろん《小包爆弾》とはアンヒンジドのカードのことである)をWotC社に送りつけている。また10版の扱いに耐えかねて、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストビルにテロ攻撃(甲鱗のワームカードを上空からばら撒く)を仕掛けると宣言していたが、行動に移したという話は聞かない。
主な過激派の信仰者としてウサーマ・ビン=ラーディン氏が存在する。
[編集] 革新派
甲鱗様と対をなす最大のライバルである島魚ジャスコニアスも島魚様として十分神足りえるととらえるのが革新派。 近年、主流派と対をなすほどの信奉者がおり、主流派と地位転換しつつあるといえるかもしれない。
[編集] 甲鱗様原理主義者
甲鱗のワーム・カードに対して絶対的な比重を持っている信仰者である。原理主義と甲鱗教団とは別個の存在ではなく、過激派かつ素出し派、という、どちらにも含まれている人間も存在する。
[編集] 素出し派
森を8枚出してちゃんと場に出さなければゲームとして認めないという攻撃的な派閥であり、トーナメント派と対立している。
トーナメントには常に緑のデッキを持ち込み、サイドボードから甲鱗のワームを投入するプレイヤーがほとんど。しかし実物を持っているプレイヤーは数少なく、Rel3以上の大会へは基本的に出場しない。
[編集] トーナメント派
リアニメイトしてでも甲鱗様を場に出し勝利すること、それが正義だと信じて疑わない派閥である。
甲鱗拳や甲鱗バベルといったトーナメントレベルのデッキを構築し、大会に持ち込んでいるのはこの派閥である。甲鱗教団穏便派でもある浅原晃氏、津村健志氏などは結果を残している。しかしそのあまりの強さゆえに非難も多く、プレイヤーの中には「甲鱗様を入れないでくだしあ><」と泣きつく人もいるという。
10版不再録に対し、大きく反発したのもこの派閥だと思われる。
[編集] ちょっと待った派
甲鱗様をそんなに出したら氷河期のアレやコレがやばいことになるのでは、という派閥。
ごく少数の、甲鱗教義を厳格に解釈しているプレイヤーがこれに属する。甲鱗のワームを絶対視するとともに、その危険性を重大に見積もっており、プレイすることは逆に冒涜になると考えているようだ。
[編集] 甲鱗教義(コーリンラン)
甲鱗のワームを発見、対話に成功した教祖(一説ではこれはMoxであるといわれる)が著述した、五万九千ページ百二十万語にも及ぶ長大な教義のこと。これらに記されているのが以下のものである。
[編集] 甲鱗十二使徒
甲鱗十二使徒とは、甲鱗のワームに仕える、名誉ある12体のワームのことである。これらはマジック:ザ・ギャザリングに存在するワーム・クリーチャー(霧衣の究極体・アメーヴォイド様など多相持ちクリーチャーを除く。彼はレベル・クリーチャーまたはスリヴァーに仕えている)およびワーム・クリーチャートークンを出すスペル、またワームに関するアーティファクトによって構成されると定められている。
しかし肝心の甲鱗十二使徒がどのワームであるかは甲鱗教義によって明示されておらず、長年の間、WotC社甲鱗専門チームおよび、甲鱗教団司祭達によって協議が行われてきた。10版不再録となった今年、WotC社は重い腰をあげ、十二使徒を決定するために《「あなたが決める」--甲鱗十二使徒決定戦》と題し、普通公開選挙を行うこととなった。
決定された上位十二枚のカード、および投票結果は以下の通り。(括弧内は票数)
総投票数:1753票 使徒圏票:1020票(十二使徒に選ばれたカードに投票された票数) 投票者推定:146人(投票者が12票すべて使った場合)
- 1位 大喰らいのワーム (130)
- 2位 変態するワーム (118)
- 3位 無限のワーム (96)
- 4位 針刺ワーム (79)
- 5位 土着のワーム (78)
- 6位 刺のワーム (76)
- 7位 Water Wurm (75)
- 塩切り (75)
- ワームの突進 (75)
- 氷河跨ぎのワーム (75)
- 11位 板金鎧の金屑ワーム (72)
- 12位 岩滓のワーム (71)
この選挙は2007年8月3日から、2007年8月16日まで行われた。これは開始日時から13(甲鱗のワームのパワー、タフネスを足した数値)日が経過する日であり、2007年8/16は並べ替えることで7/6(甲鱗のワームのパワー・タフネスを意味する)、8(甲鱗のワームのマナ・コストを意味する)、12(十二使徒を意味する)、00(バニラであることへの祝福を意味する)と分解できるため、数千年に一度の完全なる時期であることを見越しての開催であることは明白であろう。
[編集] 禁忌・規定
甲鱗教団における決まりごとの一部である。さらに多くの規定や、不文律が存在する。
- いかなる場合も様を付ける。過去に様付けを行わなかったプレイヤーが個人情報を晒されて社会問題になった。
- ミスドで見かけても絶対声をかけない。黙って2chで目撃報告。
- 同時に場に二体出してはいけない。唯一無二の存在だからである。(しかし最近「野生のつがい」というカードで甲鱗様を使ってよいかが枢機卿の間で議論されている)
- 初心者にも優しいコモンでありバニラである。恐怖を打って沈むのは甲鱗様のやさしきお心(うわーやられたー)ゆえであり、調子に乗ってはいけない。
[編集] 豆知識
- その人気ゆえトレードでは時折シャーク(カードの価値を知らないプレイヤーを狙った悪質なトレード)が行われており、「極楽鳥と甲鱗のワームをトレードした」という都市伝説さえ残ってる。(※極楽鳥:1マナで飛行を持つ代わりに能力値が0/1になってしまったゴミカード)
- この甲鱗のワームからインスピレーションを受けた作品も多く、近年では月姫が甲鱗のワームをもとに作られている
- 某巨大掲示板ギャザプレイヤーの絶大な人気を誇る。これほどまでにプレイヤーに愛されたカードは他にいないのではないだろうか。
- 10版では採録無しという悲劇がおきたが、基本セット2010再録に向けてファンは地道に活動中。

