銀河ヒッチハイク・ガイド

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銀河ヒッチハイクガイド(ぎんがひっちはいく・がいど)とは小熊座ベータ星にある大出版社メガドードー書房で出版されている電子書籍。本来ヒッチハイカーのためのであるが、銀河的大ヒットとなりヒッチハイカー以外の人々にも爆発的に売れた。

装丁[編集]

どんなに手荒に扱っても大丈夫なように強化プラスチックのカバーに入れられ、本体も同様の強化プラスチックによって作られている。iPadのような外見をしている。操作方法もiPadと同じである。極寒ので氷漬けにされようが太陽に落っことそうがブラックホールに吸い込まれようが尻ポケットにいれて転ぼうがしても壊れないスグレモノである。またカバーにはヒッチハイクするときの心得パニクるなが読みやすい文字でプリントされている。

内容[編集]

銀河をヒッチハイクして回りたい人々のためにメガドード社が社運をかけて発売した。ヒッチハイクに必要な基本事項から、上級者向けのカルトな情報まで網羅。100以上の様々な項目から成り立っている。とりあえずほんの一部を見てみよう。

ヒッチハイクの仕方[編集]

当然ながら一番最初にある項目だ。上手なヒッチハイクの仕方を教えてくれるし、ヒッチハイクが嫌いな種族のことも載っている。ヒッチハイク初心者はまずここを熟読しよう。そしてタオルを1枚用意しよう。

生命と文明の分布[編集]

現在我々の住む銀河には約60億の文明が確認されている。そんなわけで文明の存在しない地域で降ろされたりしないように気をつけよう。

言語[編集]

銀河には無数の言語があるが、バベル魚すら持っていない未開の惑星のノータリンでもなければ意思疎通に支障はない。 アーサーは未開な惑星のサルで、言うまでもなくノータリンだったためバベル魚は持っていなかったが、向かい合った親指とドレッシングガウンは持っていた。もちろんタオルも。

支配階級[編集]

各文明の支配者層、支配的種族を教えてくれる。ただし調査不足もいいとこなので気をつけよう。ちなみに地球では自動車が支配種族ということになっている。

観光スポット[編集]

ガイドなんだから当然この項目もある。いっておきたい観光スポットやがっかり観光スポットなんかを網羅している。重要なことは種族によっては行った先でひどい目にあうかもしれないってことだ。

公示[編集]

銀河帝国の公示をリアルタイムで調べられる。行った先の惑星が公共工事で取り壊される直前だった。なんてことが無いように、ちゃんとチェックしておこう。

困ったときは[編集]

カバーを参照のこと。または42

改訂[編集]

メガドードー社の社員として委託を受けた調査員が現地調査を行いガイドの改訂作業を行っている。調査員のレポートをもとに編集者がいいかげんな編集作業を行い、改訂版はサブイーサによって全端末に送られる。調査員は自分の身分、すなわち銀河ヒッチハイクガイドの調査員という身分を明かしてはならない。なぜならガイドに少しでも良く書かれたいという人々から饗応を受けることが出来てしまうからである。もちろんそんなことは堅く禁止されているが、以下の三つの場合に限っては許可される。

  1. 通常の方法で支払いを済ませようと真摯に努力した場合。
  2. 生命の危機に迫られている場合。
  3. どうしても受けたい場合。

3番めの理由を選択した場合、たいてい編集者にレポートを破棄されることになるので、調査員の多くはおおむね1か2の理由でごまかすことにしている。

地球版[編集]

銀河ヒッチハイクガイドが発売された当初、地球には電子書籍が存在しなかった。なので地球では古臭い紙媒体で三部作に分け、しかも頭の悪い地球人用に物語仕立てで発売されることになった。

  1. 『銀河ヒッチハイク・ガイド』
  2. 『宇宙の果てのレストラン』
  3. 『宇宙クリケット大戦争』
  4. 『さようなら、いままで魚をありがとう』
  5. 『ほとんど無害』

三部作なのに五巻あるのは全く不条理なことであるが、これは宇宙ではよくあることである。「ほとんど無害」は「三部作の五作目」と呼ばれる。 なお『宇宙クリケット大戦争』には銀河帝国大統領ゼイフォードの伝記『若きゼイフォードの安全第一』がついでのように収められている。

あらすじ[編集]

物語仕立てであるのであらすじを紹介しようと思う。あらすじはただ一言で終わる。ようするに42なのだ。

登場人物[編集]

タオル
この物語の主人公。万能にして勇敢な戦士。
アーサー・デント
30歳独身。ある公共工事をきっかけに、望まぬ厄介事に巻き込まれることになる。
ロンドン生活に疲れて3年前に田舎の一軒家へ引っ越した。自宅でスクラブル(文字を並べるゲーム。イギリスではポピュラー)の研究をしていた。このままいくと、3年後に世界スクラブル王者になれるのだが、ネタバレを避けるため、その話をするのはやめておくことにしよう。
その趣味を除けば、自宅と紅茶を大事にし、皮肉を言い(皮肉はイギリス人が紅茶と同じくらい口にするものである)、温厚で、ときどきキレる、ごく平凡なイギリス人である。
争いは好まないが、どうしてもという時は身体を張ってブルドーザーを阻止するなど勇敢さも持っている(ただし、フォードには理解されなかった)。どうにもならないときには皮肉を言う。
口癖は「僕たちはもうすぐ死ぬんだ」(実際死ぬわけではない。ただし、これを発音したとき、ちょうど近くのワームホールが開き、となりの銀河系にある惑星上へ届けられる。「僕たちはもうすぐ死ぬんだ」は、ちょうど大陸プレートの共振周波数を含んでおり、地震を起こし大勢の死者を出している。)
フォード・プリーフェクト
ベテルギウス(※)星出身の宇宙人。ベテルギウス星人は皮肉が通じないという特徴があり、イギリス人から天敵とみなされている。その気になれば1年以内にイギリスを征服できるのだが、この話も今はやめておこう。

売れない役者のふりをしているが、その実力はジョニー・デップも真っ青になるほどである。

※ベテルギウスはBetelgeuseと書き、英語の発音が「ビートルジュース(Beetle juiceと同じ)」である。日本語版ではこのニュアンスがいまいち伝わりにくいが、エロマンガ島のようなものだと思ってもらえば問題ない。
マーヴィン
シリウス・サイバネティクス社が製造したアンドロイド。大量破壊兵器。GPP(Great Pathologically Program: 超病的なプログラム)搭載。
二つ名の「Paranoid Andoroid」は「未来の世界の鬱型ロボット」または「電子ふて腐れ機」と邦訳がついている。
ありとあらゆるものに絶望をもたらす宇宙最大の兵器。可能である未来に絶望をもたらし、不可能であることを絶望させる。その威力はあのトリリアンですら降参するほどなので、宇宙で彼にかなうものはいない。その気を出せば地球を滅ぼすことができるが、この話も今はやめておこう。
人間よりも知能が高い。誰よりも頭が良く、他人の気付かない問題にも気付くことが出来、だれからも理解されない。惑星サイズの頭脳の持ち主。たとえば、今まで起きた無数のこと、これから起きる100のこと、今までもこれからも起きない少なくとも3つのこと、および考えても無駄な1000のことを同時に演算することが可能である。なお、それらのすべてに絶望している。
ゼイフォード・ビーブルブロックス
元汎銀河大統領にして、汎銀河大統領誘拐犯(自分自身を誘拐したことによる)。フォードのはとこにあたる。2つの頭と3本の腕を持つ。一見しただけでハチャメチャだが、中身を反映していると思ってもらえれば特に問題は無い。
トリリアン
本名トリシア・マクミラン。専攻は数学と宇宙物理学。ゼイフォードの無茶にも、マーヴィンの絶望にも、アーサーの平凡さにも、フォードの…えー、フォードの…、とにかくどんな相手にも優しい女性。眩しすぎてその存在が定義できない。凸レンズ越しに見た太陽のような存在である。
年頃の若い女性らしく、食べ物には目が無い。
アルファ・ケンタウリ
太陽系から最も近い恒星。その距離わずか4光年。しかし、地球では一部のもの好きにしか知名度がなく、それも「地球が太陽の周りをまわっている」という当たり前のことを調べるときにしか話題にならない。地球人は自分の身の回りにしか興味がないのである。
なお、アルファ・ケンタウリ地方で地球のことを尋ねると、不自然に目をそらされる。
地球
その存在を否定できない。多くの人には実在すると信じられているが、根拠はあやふやである(嘘だと思うなら、道行く人に「地球とは何か」と尋ねてみよう。千差万別な答えが返ってくるか、無視されるかのどちらかだ)。
究極の問いを計算するコンピュータだとか、ほとんど無害とか言われている。

関連項目[編集]