防衛大学校

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防衛大学校(ぼうえいだいがっこう、英語:National Defense Academy of Japan)とは、神奈川県横須賀市走水1-10-20に本部を置く刑務所であり、アイロンがけと掃除のプロを養成する施設でもある。小原台刑務所とも呼ばれる。略称は防大、防衛大、NDA。

概要[編集]

大学校全体[編集]

日本の幹部自衛官となるべき者を教育訓練する防衛省刑務所であり、位置付けは諸外国の士官学校とは異なり、アイロンがけと掃除のプロの教育・育成を主たる目的としている。教育課程は、本科、理工学研究科及び総合安全保障研究科の三つがあるが、一般に「防衛大学校」というと本科のみを指すことも多い。辛い大学受験を乗り越えた後に、なぜか地獄に落ちてしまった、ドMの為の施設であり、4年間、場合によっては5年6年耐えたにもかかわらず、フツーの大学を卒業してきた者と同様に、幹部候補生学校(陸上・海上・航空)で再び地獄を味わわなければならない摩訶不思議な施設である。防衛大学校は学校教育法の定める1条校としての「大学」ではなく監獄法の定める刑事施設相当なので、「防衛大学」は誤用である。

学風および特色[編集]

防衛大学校は一般の大学と同じように、入校に際し試験に合格する必要があるが、一般の大学入試とは異なり、入校すると防衛省職員として勉学が「課業」となるため、いわゆる入学試験ではなく「採用試験」が正式な呼称である。課業のため、学費という概念は存在せず、逆に「学生手当」という名の給与2006年4月現在で学生手当が月額約11万円、年2回の期末手当(賞与)が年額約38万円[1]支給される。そのため、大学生の身分で学費はタダ、さらにはお小遣までもらえて幸せなキャンパスライフがエンジョイできる、などの誤解が多い。しかし防大での実際の生活は、無限に埃が発生し続ける部屋や廊下の清掃、のような上級生の為の食事の準備、驚異的な技術が要求されるアイロンがけ(プレスと呼ばれる)、何の意味もなさない報告書の作成や提出などの雑用におわれ、誰一人として勉強ができない状況にある。幹部自衛官になるという目標を持って入校する者も多いが、結果的にはアイロンがけと掃除のプロである。そんな防大生に、大江健三郎の様に「同世代の恥」とか、お茶の水女子大生の様に「私は防大生とは結婚しません宣言」などしてはならない。

理工学専攻に対し、人文・社会科学専攻の採用人員が圧倒的に少ない。そのため、人文・社会科学専攻の倍率は毎年20倍前後である。また、理工学専攻は毎年6倍前後の倍率である。それだけオツムの差が有るはずなのに入校後はなぜか成績が逆転したりもする。

採用試験は、1次試験が3教科(理工学専攻は英語数学理科、人文・社会科学専攻は英語・国語・数学又は地歴公民)のマークセンス・記述方式で実施され、一定の基準を超えたものが2次試験を受験する。なお、1次試験(学科試験)の難易度は、代ゼミ偏差値で人文・社会科学専攻が65前後、理工学専攻が60前後である(女子の場合は+5~10が目安)。2次試験は、身長体重・視力・尿検査(覚せい剤等の使用の有無を含む)等の身体検査[2]小論文および面接が科される。防衛省の「採用試験」のため、全国各地で無料で受験できるうえ、地連のオジチャンがお茶を入れてくれたりするので、難関大学を受験する多数の生徒が力試しとして受験する。そのため、合格しても入校を辞退する者が多いことを見越して水増しで合格者数を決定するが、読みが外れると、ドッと入校者が訪れてしまい、受け入れに苦労する羽目になる。「え~。俺の部屋っ子、5人もいるの~」、「また対番をとれってか?」等々。

また、採用後は被服も支給される。学生に給与が支給される省庁大学校は、他に防衛医科大学校気象大学校海上保安大学校航空保安大学校がある。これらの大学校の学生は公務員でもあるため、アルバイトをすることは禁止されているが、防大の場合、アルバイトをしようにも物理的に不可能である。

防衛大学校の卒業式内閣総理大臣防衛大臣等のVVIPが出席し、最高指揮官の御尊顔を間近で拝謁する機会に恵まれる。

着校[編集]

新入生の着校日は4月1日。この時、新入生はお客さんとして扱われるため、優しい上級生に歓迎パーティまで開かれる程に歓迎されるのが普通である。

この日から対番と呼ばれる2学年に、防大を生き抜くための知識や技術を学ぶことになる。しかし憶えなければならないことがあまりに多く、宣誓文や防大の学生歌などの丸暗記はもちろん、「学生綱領」と呼ばれる謎の文章、作業服の気持ち悪い着方(着こなしと呼ばれる)、長期勤務学生の名前と顔、名札の見方、果ては朝の起床動作まで完璧に覚えなければならない。それらを全てデータ化すると文章だけで62MBもあり、とても数日で覚えられるものではない。

入校[編集]

入校式は、着校して4日後の4月5日に行われる。この日に、正式に宣誓文と呼ばれる呪いの文章を提出することになる。その「宣誓文」は一見ごく普通の宣誓文であるが、もし防大を辞めると「宣誓文で誓ったことに嘘をついた!」などと嘘つき呼ばわりされる呪いがかかっているため、注意が必要である。しかも、これを提出してから防衛大を簡単に退校することができない。

そして入校式を境に、迷惑なことに正式に防大の1学年として認定される事になる。その結果、それまで優しかった上級生の態度が、嘘のように豹変するのである。上級生の変わり目は、入校式後の保護者との食事会が終了し、保護者が帰る夕方ごろとなる。つまり1学年は、入校式の夜からいきなりシバかれるものと思っていい(4月4日に宣誓書を提出した時点で厳しくなる大隊もある)。大隊によっては、上級生に後ろからいきなり壁に叩き付けられたりすることもある。その日から、まさに朝から晩までの地獄の毎日が始まるのである。

入校式自体もかなりの地獄であり、パレード時は2時間以上も「整列休め」と呼ばれる拷問のようなポーズを維持しなければならない。その上直射日光を浴びるため、貧血やめまいを起こして倒れる新入生も続出し、稀に上級生でさえ倒れてしまう事もある。そのため、常に会場の近くに救急車がここぞとばかりに待機している

学生生活[編集]

学生舎[編集]

防大は一応、の施設である。そのため設備は相当粗悪な環境にあることが多く、寝室が特に酷い。何年使っているのか分からない毛布をバタバタとするためホコリだらけで、ダニの巣窟である。1週間もそこに寝泊りすれば、間違いなく喘息にかかり、2ヶ月以上咳が止まらない者まで存在する。俗に言う防大病である。特に1学年においては、「はい!」「お疲れ様です!」「こんばんは!」ととにかく毎日のように大声を出さなければならないことも原因であるとされる。一方、それなりの免疫・体力もでき1学年に比べあまり叫ぶ必要の無い3学年や4学年にもなれば咳き込むことはまずないようである。

因みにこの毛布は起床後決められた形にきれいに折りたたんで積み重ね、5分以内に屋外に点呼のための整列が完了していることが要求される。。油断していると、清掃中に台風が発生し後処理に追われることになる。新学生舎になっても埃っぽい居寝室だが、公共場所は基本的にゴミ一つ無いほど綺麗である。この状態を維持するのは、勿論、1学年の仕事である。掃除は朝夕の2回あり、上級生の監視下で行われる。人間の動きとは思えないような速さでも「遅い」と罵倒され、手順を間違えるとシバきを受ける。時には掃除解雇というものがあり、「もう掃除しなくていいから」と帰らされる。このとき早く終わったと喜んではいけない。後で呼び出されてシバかれるのだ。この状況を打破するためには上級生の元を訪ね「清掃をやらせてください!」などと心にもないことを言わなければならなくなる(しかしこの場合ももちろんシバかれる)。

また、上級生が各部隊へ研修に行く7月、年末点検がある12月、年度末の3月は大規模な点検があるため1学年は全てを清掃に捧げなければならない。ちなみにこれで不備があった場合2学年もシバかれる。

なお、一般的に清掃は自分の居住する学生舎内で有るが、食当と称する学生食堂のテーブル拭きもある。2000人からの学生が一堂に会して喫食可能な広大な食堂のテーブルを拭くのであるから、汗をたらす位迅速に処理しなくては間に合わない。その上食堂との往復時間も軽視できない。

なお、防衛大学校の学生舎が建設されている場所は縦に長いため、教場が近い1大隊、、浴場及び食堂が近い2大隊と比して、4大隊は非常に不利である。200メートル以上差が有るため、4大隊所属の学生は余分に歩くこととなり、必然的に行進が上手になる。

とはいえ、課業行進中に指導を受ける機会も多いし、食堂等からの移動距離が長い=時間がかかる&上級生に捕まって指導を受ける機会も多いという意味では、損な大隊であるとも言えよう。

食事[編集]

自衛隊の中で最もマズいという噂。しかも月曜日は何故かカレーである。カレーの日を作ったのは、いつだったかの学生隊学生長補佐の4年生だったことは、周知の事実である。朝・晩はセルフサービスだが、昼食は1年生が授業終わると速攻で講義室から500メートル以上ある食堂へ息を切らしながら突っ走り、他中隊の1学年とのドレッシング・やかんの奪い合いに始まる一斉喫食の準備を行わなければならない。 調味料類は人気に偏りがあるため、テーブルのすべてのドレッシングが特定の種類だと準備が遅いことがバレる。その先はご想像の通りである。

2013年夏に新食堂が完成し、ゴキブリの巣窟だった不衛生な環境から2階建・オーシャンビューという素晴らしい環境が整った訳であるが、調理員は変わらないため食事のクオリティーは改築されない模様。 外面だけの自衛隊品質である。 最近では小型の鳥が食べ物目的で食堂内によく出入りするようになり小鳥のさえずりを生で聴けるようになった反面、衛生的な面で再び問題となりつつある。

浴室[編集]

非常に汚い。作業着のたたみ方まで憶えなければならない上に、自衛隊の風呂であるため水虫が飼育されている。まず1ヶ月もこの風呂に入れば、間違いなく足の裏の皮が剥げまくって痒くて授業どころじゃなくなる。なお、1年生は風呂椅子は用いてはならず、床に直接腰を下ろしての体を洗うのを余儀なくされる。蟻が大量発生しているので気持ち悪い。また、1年生は他にやることがあまりにも多いので、のんびり湯に浸かってくつろいでいる余裕は無い。2分程で入浴は終わる。なお、女子風呂は入るときに「お疲れ様です」、出る時に「お先に失礼します」と言い、全員で「お疲れ様です」と返さなければいけない。平日は混んでいるので、頭を洗っていようが顔を洗っていようが、常に「お疲れ様です」を連発することになる。非常に面倒くさい。作業着のたたみ方が悪いと整頓不良カードなる物が投入され、そのカードを返納に行かなければならないが、カードの返納のみで放免される事はまず無い。再度汗をかくことになる場合がほとんどであるが、最近廃止されたようである。だがたまにギャグで入れられていることも・・・

容儀点検[編集]

防大での最大のシバきのネタに容儀点検というものがある。単なる服装点検だが、絶対に合格しない仕組みになっている。例えどんなアイロンがけのプロであろうが、靴磨きのプロであろうが必ず落とされるというあまりにも理不尽な点検だ。そのために毎日何時間もの上級生の目を盗んではアイロン(これを防大ではプレスという)をかけ、落とされる。わずか1ミリのシワでも許されず、本当の完璧さが要求される(人間の能力では実質不可能と思われる)。また、朝方明るくなり上級生がまだ眠っているときを利用して毎朝プレスをするオハプレという高等技術も存在する。当然、オハプレしているところは絶対に見つかってはいけない。常装(普通の制服のこと)と作業着、両方のプレスは非常にに面倒なものである。そんな毎日の努力も報われず、点検のたびに「プレス! および着こなし! およびの汚れ! およびピカール不備!」などと何度も叫ばされるものである。このことからも、冒頭に述べたように防大がアイロンがけのプロを養成する学校であることがわかる。なお、稀に「ニオイ不備!」「目の輝き不備!」「全部不備!」などと宣告されることがあるが、少しでも笑うと死ぬ仕組みになっているため注意を要する。(絶対に笑ってはいけない防衛大学校参照)

ミーティング[編集]

入学式卒業式など比べ物にならないほどの防大最大のイベントといっても過言ではない。そこはまさに「屠殺場」。ある部屋に1学年全員集合させられ、その部屋には殺意を持ちみなぎった上級生が待機している。このミーティングでは普段とは比較にならないほどの大声で怒鳴り上げ、1学年は当然着こなしを完璧にしなければならないだけでなく、靴下の寸分の捻じ曲がりも許されない。特に部屋の一番最後列の1学年は、上級生が真後ろにいて攻撃の格好の対象となるからだ。背後でぶつぶつと上級生が文句を言っているのを聞くのは精神衛生上好ましくない。1学年は当然ながら無防備で最大の防具は「はい!」という大声のみである。姿勢は、大体厳正な体育座りが許可される(ただし、ズボンと靴下の間から皮膚が見えてはならない)。上級生の機嫌がすこぶる良い場合、お褒めの栄誉を授かることがあるが、それと同時に空気でできたパイプ椅子(背もたれなし)や空気でできたソファ(背もたれなし)に座ることが許可される。

2学年とのミーティングを「2-1ミーティング」、3学年だと「3-1ミーティング」、4学年だと「4-1ミーティング」などと呼ぶが、最近は「4-2ミーティング」「3-2ミーティング」も増えている。またごく稀に、「4-3ミーティング」なるものも存在する。

最近は指導の見直しからよほどない限りミーティングが行われることはなくなったが、修羅の形相を呈した上級生と彼らによるさまざまな制裁の現場に居合わせなくなったことにより下級生の規律低下・危機感の欠如等弊害も生まれている。

講義[編集]

寝るための場所である。特に一学年は教場が唯一、敵が存在しない非武装地帯であるため、講義中における熟睡率は壮絶極まりない。また、一学年時に寝る癖がつくことで、学年が上がっても寝る人は多い。

「訓練」「防衛学」などが存在する以外は、一般大学と何ら変わりないようなカリキュラムが組まれている。一般の大学生の如く自主休講を決め込むと、公務員の職務専念義務違反として事故(服務規律違反)となり、停学という重い処分が待っている。実際、授業の出席率は、医務室に通院している者以外ほぼ100%といっていい。そのため、授業をサボる代わりに授業中に居眠りする学生が多いという別の問題点が生じているのである。

ちなみに教官は民間人であるが、中には軍人以上に厳しい人もいる。むしろ制服自衛官の方が優しく、防衛学などは無条件で単位が空から降ってくる。しかし、化学実験など1つ単位を落とせば留年が決定する授業も存在するので注意が必要である。また、予算の都合上、危険な薬品を使用する際も白衣等の貸与が無いため、自前の作業服を着用せざるを得ない。飛び散った硫酸で2枚しか無い作業服の1枚に穴が開くのは悲惨以外の何物でもない。   早期より英語教育に力を入れてきたという点は評価できるが、予算の都合上YOKOSUKA Naval FacilityのOfficerのWifeに英会話のコマを依頼したりするため、学生は英語が理解できず教官は日本語を理解できずで、英会話の講義の筈が、実際はボディーランゲージの講義になっているという珍現象も発生していた時期も有る。

とはいえ、防衛省が力を入れているだけあって、大型の風洞、電子顕微鏡、汎用電算機、VAXマシーン等、設備面では1流の物を備えている事は評価されて良い。

なお、試験でのカンニングが発覚すると、その教科以外の物も含めたすべての単位は取り消し、性懲りもなく2回カンニングが発覚すると放校という厳しい処分が待っている。とはいえ、上級生から申し送りを受けた資料を活用すれば、そこそこの成績はとれるはずなので、カンニングに頼る者に対しては、冷ややかな評価をする者が多い。ちなみにカンニングをすると停学30日をくらい留年が確定する。停学中は服務室なる「精神と時の部屋」に泊まるのだが、宿泊費として一泊一万円が給与から天引きされる。

学科[編集]

一応、大学に準じているので理工学専攻、人文・社会科学専攻の学科がある。理系に比べ、文系は時間的、カリキュラム的な余裕が非常に多いためその間に軋轢が生じることもある(特に学生舎生活と校友会活動において)。

  • 理工学専攻
    • 応用科学群
      • 応用物理学科・・・“汚物”と呼ばれ、人気が無いので一部物理ガチ勢を除いて学生隊の落ち零れが集まる。
      • 応用化学科 ・・・青春“謳歌”と呼ばれ、女子学生の比率が高いが試験が難しい上に教場が遠く、人気は低い。
      • 地球海洋学科・・・“自習海洋”と呼ばれる。自習=(授業のオフ)が多い。防大においてオフは千金の価値がある。
    • 電気情報学群
      • 電気電子工学科・・・“電電”、または“できん電子”と呼ばれ、応用物理学科と同じく不人気のため、落ち零れが多く集まる。
      • 通信工学科  ・・・“就寝工学”と呼ばれ、オフが多く時間外就寝が盛んに行われる。なお時間外就寝は規則上禁止されている。
      • 情報工学科  ・・・謎である。しかし、この学科の面子は迫害されがちな2次元の住人が多く、学科の正式名称がもはや蔑称である。
      • 機能材料工学科・・・“無能材料”と呼ばれ、応物ほどではないが、落ち零れが多い。
    • システム工学群
      • 機械工学科  ・・・理系で最もヒマな学科。オフが多いため、人気の学科の一つである。
      • 機械システム工学科・・・機械工学と同じく、人気がある。が、機械に比べランクが下がるので“機械カステム”と呼ばれる。
      • 航空宇宙工学科・・・入学時は志望者が一番多いが、履修内容のレベルが高度なために人気はない。とはいえ、一般大学で航空工学を専攻できる大学は少ないため、これを目的に進学する学生も多い。
      • 建設環境工学科・・・“土木”と呼ばれる。建設環境学科の旧称。なお、所属する学生は土民と化し、猛烈な団結力を誇る。
  • 人文・社会科学専攻
    • 人文社会科学群
      • 人間文化学科・・・“だめ人間文化”と呼ばれ、カリキュラム的に楽である。落ち零れも多いが、実はスパイ養成機関。
      • 公共政策学科・・・“妥協政策”または“任拒政策”と呼ばれる。人間文化学同様楽であると言われるが、「就職率」が良いので将来に悩む学生もちらほら。
      • 国際関係学科・・・文系のブレーンが集まるが、時間割のわりに課題や試験、論文指導がやたらエグい。一部では“肉体関係学科”とも。ちなみに、ここの海上要員の学生は“変態”と称される。

校友会活動[編集]

防大ではクラブ活動のことを校友会と呼ぶ。たとえどんなに運動の苦手な学生でも、必ずどこかの運動部に所属しなければならない。文化部は任意であるが、必然的に運動部と掛け持ちすることになる。同じ校友会の上級生は、学生舎の上級生とは違いすごく優しい(一部除く)。普通にやっていればシバかれることはまずない。そこで、同じ大隊の鬼のような厳しい上級生のいるクラブにあえて所属することで、その上級生を味方につける、という裏技もある。清掃のときも校友会の上級生がたまたま長(清掃の監視(シバき)役)に当たるとシバかれることがないので楽。めったに機会はないが…。

ただし、武道系の校友会の上級生は学生舎の厳しい生活態度が求められる注意が必要である。空手部や少林寺拳法部などは上級生にあったら「押忍!」と叫び合掌礼を行う。

また、入校式を過ぎると校友会の勧誘が大量に来る。着校後に上級生からどの校友会に入るつもりかと聞かれたりするが、「考えている」などと曖昧な返事をすると後々しつこい勧誘を受けることになりかねないので、入りたい校友会は予め決めておくべきである。ちなみに、カラダがたてにも横にもデカい人(まぁ、ガタイがいいヤツ(?))はありとあらゆる校友会からの怒涛のような勧誘が待っているので自分を見失わないように気を付けてください。なお吹○楽部はその肺活量、指先の運動量から例外的に運動部と認められている。

ちなみに、勧誘の際には上級生もある程度は優しくなる(入部期間がが終わると同時にまた元の厳しさに戻る)。 なお、授業でも体育はあるが、いわゆる本当の体力作りはこの校友会に任されている。というのが実情である。したがって、何故? と思われるような校友会でもランニングは必須である。主に観音崎近辺まで走る事が多いが、外出が難しい1学年にとっては娑婆の空気に触れる良い機会と考えるものも有る。

また、校友会は学校公認のクラブ活動であるが、学校の訓練部に所属する儀仗隊(自衛隊音楽祭り等で鉄砲を振り回すアレ)や、カッター(短艇)と呼ばれる手漕ぎの救命ボート(映画「タイタニック」参照)を維持管理する短艇委員会も校友会として扱われている。

校友会にも食物連鎖の如きヒエラルキーが存在する。①肉体的にキツい②精神的にキツい③退部が極めて困難という条件を満たす校友会はヒエラルキーが高いということになっている。ヒエラルキーの最上位層は、應援團リーダー部、アメリカンフットボール部、空手道部、少林寺拳法部及び短艇委員会である。これらの校友会に入部する際には「退部が認められるのは退校するときか死んだ時だけ」ということを先輩から諄い程言い含められる。(肝炎やヘルニア等に罹患した場合は退部が認められる可能性もごく僅かにあるが、その後の学生舎生活を考慮して主務になるものが多い。)

その他ヒエラルキー上位層としては合気道部、柔道部、剣道部、サッカー部、ラグビー部(但し幽霊部員が多いため批判も少なくない)、ホッケー部、水泳部、ボート部等がある。

校友会に繋がりは卒業後も(主として自衛隊において)継続される。特に上位層の校友会については部員も多く、将官や高級幹部となったOBも多いため、(自衛隊においては)何かと融通が効く。

その他は通常の和気あいあいとした校友会だが、当然ヒエラルキーの最下層の校友会も存在する。

ヒエラルキー最下層の校友会は上位層から羨望も含めた貶みの対象とされるばかりか、1学年時においては各種作業要員として小間使いを押し付けられる。なかでも自動車部(蔑称シャブ)、ワンダーフォーゲル部(蔑称ワンダーフォーゲット部)、儀仗隊(蔑称騎乗位隊:女子学生が多いからか)への評価は不当に低い。余談だが、任官後、上司の防大時代の校友会がヒエラルキー下位の校友会だとわかった場合、ヒエラルキー上位にいた防大卒の部下は影でバカにしている。

防大生としてのプライドを選択するか、肉体的・精神的な「楽勝さ」を選択するかは個人の自由である。誤解のないように行っておくが、どこの校友会に所属しようが「体力・リーダーシップがない」「学業成績不信」「学生舎での生活態度不良」の者はそれだけでバカにされる対象である。

約3週間という、一般の大学からは考えられない程短い夏季休暇中に、集中的に校友会の合宿が行われる。合宿期間は長いクラブで2週間、短いクラブで3日間ほど。しかし3日といっても馬鹿にはできない。肉体の限界まで訓練するため、3日しか持たないといった方が良い。

大隊[編集]

防大は大きく分けて4つの大隊が存在し、それぞれの大隊の特徴を皮肉って「掃除1大隊」「カッター2大隊」「楽勝3大隊」「隠蔽4大隊」などと呼ばれている。1大隊は最も厳しく、女子中隊ではない11・12中が防大の中でも最大級の厳しさであったが新学生舎になり男子中隊は消滅したため現在中隊による差は指導官やその年の4学年次第である。しかし今でも2・3大隊は楽勝、1・4大隊は厳しめと言われることが多く、上級生もかつてのようにフリーダムな生活を送ることが難しくなった。ちなみに最近の風潮として、1大隊は総括指導教官室があることもあって規律が厳しく、2大隊の海上要員は年度末の術科競技会に向けて空き時間が費やされる。3大隊は事故がやたら多いと言われていた、4大隊はカッター期間や何かが起こった場合の制裁が非常に厳しいが、機密管理がしっかりしている。

遠泳[編集]

入校者は一学年時の夏季定期訓練において、一人も例外なく遠泳(つまり、東京湾横断)を経験する。まったく泳げないカナヅチも室内プールで期日までに泳げるようにする、というかなる。ただし、最大の難関は8kmという距離ではなく、東京湾独自のキュウリの風味や漂う無数のアカクラゲであり、吐き気や全身鞭打ったかのような一生ものの傷が残る。こうして幹部たる精神と戦場に行ったわけでもないのに傷だらけの猛者らしい肉体を培うのである。なお、遠泳後にある夏季長期休暇(いわゆる夏休み)に海に行きたがる一学年は存在しない。また、長時間日光に当たるため、海面からの反射で顔がずるむけになるほど日焼けするし、肩口も焼ける。日焼け止めは流れてしまってほとんど効果は無い。就寝するのも痛みとの闘いであるし、入浴ですら苦痛である。帝国海軍兵学校からの伝統で、遠泳準備期間中は午睡といって、昼寝が許可される。通常は課業時間中にベッドに横になる事は許されていないのである種の特権である。

遠泳中は隊列を組み泳ぐ。監視の船舶より乾パン氷砂糖を投げてもらえるので、池のの如く上手に拾うのも生き残るためのコツである。4乃至5時間の長丁場になるが、問題となるのは生理現象である。慣れてくると泳ぎながらでも排出できるようになるが、最初はなかなか困難である。自分の前の者が排尿しているという事は、必然的にその成分を含んだ海水を口にしている事になるが、気にしているものは皆無であると言って良い。浦賀水道は海流が早い上に複雑で有るので、訓練担当者がコース取りを誤ると、泳げども泳げども前に進まないという状況に陥る事も有る。

なお、長時間遠泳を続けていると思ったよりも体力を消費する。浜に上陸する時に足がもつれるものも多いため、胸が海底に接するまで立ち上がる事は禁物である。

カッター訓練[編集]

2年生の4月末に行われる、通過儀礼的行事。何が通過儀礼なのかというと、これを境に2年生はしばかれなくなると同時に、1年生をしばく権利が与えられる。このカッター訓練が終わるまでは、2年生は1年生をしばいてはいけない。これさえ終われば、2年生は髪を伸ばそうが廊下を偉そうに歩こうがタバコを吸おうがを飲もうが自由になるとともに、防大生活はもはや楽になるといわれる。

一方、これまで優しくて味方だった2年生がカッター訓練を境に敵へ豹変する様は、1学年にとっては脅威となる。また、2学年が長を務める以上、掃除もますます厳しくなる。

そういったなかでも、やはりカッター競技会で優勝したクルーの2学年は機嫌がよく、その後の中隊の2学年の雰囲気も自然とよくなるという噂を耳にした1学年は、カッター競技会の当日は、純粋な気持からではなく、あくまでも今後の自分達の生活ために本気で中隊の2学年を応援する。

とはいえ、カッター訓練の厳しさは類を見ない。あれこそ自分自身との戦いであろう。手のひらの豆がつぶれた上からまた豆ができる、尻の付け根の皮が破れ出血するなど日常茶飯事である。歩いて登るだけでもかなり辛いポンド階段を人を背負って登れるようになるとは想像もつかない世界である。逆にいえば、人間の肉体の可能性という物を体感する機会でもある。起床後にテーマソングとともにカッター訓練集合の号令がかかるが、二度とあのテーマソングは聞きたくないというものも多い。

自身は精神的にも肉体的にもボロボロになっていて余裕など無い時期に、なにも分からない対番の1学年の面倒を見なければならないという一番辛かった思い出であるとするものもある。このカッター訓練を乗り切れずに退校する者も少なくない。

退学者数[編集]

防大を語る上で最大の問題が、退校者数の圧倒的多さである。毎年、必ず100人以上の新入生が次から次へ辞めていく。最初は525人いた新入生も、ついた日から1日で辞め、入学式までに50人近くが辞めて行く。さらに、ゴールデンウィークまでには100人近くの新入生がやめ、卒業式を迎える頃には380名程度になっている。これは一般大学ではまず考えられない退学者数。つまり、4月1日の着校日に着校した人数の3割弱の学生が、4年後の卒業式を迎えるまでの間に辞めているという計算になる。辞める理由は様々だが、その9割以上を占めるのがおそらく「生活についていけないから」「上級生に毎日のようにシバかれるから」であろう。

専門用語[編集]

防衛大学校の専門用語を参照の事。

地連(地本)[編集]

これまで多くの防大生の道しるべを行い運命を変えた、いわばの使いの事であり、チレンジャー(チ・ホンマンもあり)として親しまれている。彼らは新入生のスカウトのため、第一志望の受験に失敗した受験生をあの手この手で勧誘しようとする。そのため、防大への進学をそこまで真剣に考えていない受験生はこれらの誘い文句にうまく乗せられないよう注意する必要がある。

例えば、以下のような誘い文句が存在する。勿論これらはすべてであるので注意が必要である。

  • 「下宿から通えるよ。」
  • 「学校の中でタダで免許が取れるよ。」
  • 「今は昔と違って全然甘いよ。一般大学と何ら変わりないよ。」
  • 「今辞める人の理由の大半は、勉強についていけなくなった人だよ。」
  • 「5時過ぎたら、平日でも遊びにいけるよ。」

その他[編集]

髪型[編集]

1年生は原則必ずスポーツ狩りなど短くしなければならない。長いまま防大に来ると、来たその日から髪を短く切られてしまうので注意が必要である。理由は「髪の毛の手入れをしている時間が無いため」である。2年生でのカッター訓練が終わればある程度伸ばすことができる。が、男子学生の場合は耳にかからない様に、女子学生の場合は肩までらしい。ま、悠長に朝シャンとかドライヤーでヘヤーをセットしている時間など無いが・・・。

恋愛[編集]

基本的に校内恋愛はアリだが、度が過ぎると指導される。防大の女子学生は人数が少ない上にお洒落する余裕のない人が多く、全体的にぽっちゃりしている(大抵はコンタクトレンズではなくメガネ)、必然的に校友会活動絡みの合コンなどが主となる。1年生は外出の時に必ず制服でないといけないので、ナンパは難しいと考えられる。ちなみに女子の寝室に入ればそれだけで事故扱いとなり、防大生同士が学生舎の寝室で本番やると停学になる。といっても一年に何件か起こる。上級生同士が図書館でヤっているところを発見した下級生もいる。

脚注[編集]

  1. ^ 支給される学生手当からは、共済組合掛金、福祉貯金、団体保険掛け金等が控除され、実際の受取額は約8万5千円程度になり、更に校友会費や中隊厚生費や果ては部屋のコーヒー代まで払わされる。
  2. ^ かつては肛門陰部の検査を含む身体検査も含まれていた時期もあり、キンタマを揉まれたり、ケツの穴の処女を捧げる必要があったが、現在は問診で代用されている。関係者の間では女子の入学が始まった際にどのような検査をするのかが密かな話題となった。http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/a_fd/1954/ax19540913_00014_000.pdf 自衛官等の採用のための身体検査に関する訓令](附表第3「11 消化器系の疾患(腹壁の異常を含む)」、「14 尿路、男性生殖器系の疾患」、「15 女性生殖器(乳房を含む)の疾患等」)を参照。

関連項目[編集]