電車でD
電車でD(でんしゃでディー)は、鉄道を使って行われるエクストリーム・スポーツである。
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[編集] 概要
電車でDは、鉄道線路をコースとして電車を競走させるというもので、出発からゴールまでの時間も当然ではあるが、繰り出した技による技術点も評価の対象となる。
[編集] 参加者
この競技に参戦できる人は限られていて、本職の運転士であるか、予選の電車ジャックを突破して運転席にたどり着いたものに限られる。ただし、一般人も競技の行われる列車に乗車して体験することができる無論、命の保証はないが。中には競技中の列車でトレインサーフィンをする猛者もいるという。 とにかく運転手も列車に乗車する人も鉄分がなくては話にならないので、乗車前にしっかりと摂取しておくことが必須。
また、たいていは複線の両側に競争相手となる車両を並べる、というコース設定が一般的だが(規格が違う車両同士が並ぶことも多いが、そのあたりは禁則事項です)、複数の線路がごく近接している場合、それぞれが自社の線路を使って競技することもある。
競技中の車両には種別として「競技」と表示されるのが一般的で、開催回数の多いJR西日本の一部車両では標準装備となっている。 ちなみに、この競技で無敗の最強車両が存在する。そう、JR西日本223系新快速のことだ。 223系に「競技」幕は無いが、代わりに競技する時は「新快速」幕でバトルをしている。
[編集] 技術点
先ほどの項で触れたように、電車でDでは技術点も評価の対象となる。電車でDを代表する、最も有名な技が複線ドリフトである。これは、カーブで電車の片側をわざと脱線させつつ、反対側の線路に着地させるというものであるが、この技をかけるには反対側の線路に何もいない、つまりライバルに対してリードしている必要があるので、そこまで含めて高レベルな技術が必要となる。
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[編集] 競技場
競技場として有名な路線は関西にあるものが多い。これはもともとJR西日本と私鉄陣営の仲が悪く、乗客の獲得でも競争していたので、自然な流れで電車同士も競争させよう、ということになったからである。 そこで頭角を現したのが、あの凄技運転士こと、股尾前科大先生である。
[編集] 品川~横浜
トレインサーフィンの舞台としても知られる京急本線と東海道線の併走区間であるが、電車でDにとっても有名な競技場となっている。こちらも京急・JR両者が会社の威信をかけて車両開発から行っている。近年に入ってからは横須賀線をスピードアップするという裏技でJRは京急に対抗しようとした。横須賀線が早着しそうになったら敵が居ない新川崎付近で時間調整をしてしまえば良いのである。しかしE217と2100では加速力にあまりに差があるために結局勝負になっていない。仮にJRが抜かしても切り札のウィング号が出た時点で敗北決定。ちなみに東海道線でE231を使用した通勤快速ならウィング号に勝てると思うかもしれないが、ほぼ不可能。てか無理。詳しく知りたいならアタマの固い人たちのページのE231系の起動加速度(近郊タイプ)と2100形の起動加速度の項を参照。
[編集] 戸塚~大船
たった一駅間ではあるが、路地裏の超特急こと京浜急行とのバトルから一呼吸を置いた横須賀線と東海道線が並走し、先のフラストレーションを解き放つかのように激戦が繰り広げられていることはあまり知られていない。乗客の連絡の為戸塚駅を同時発車することが多く、格好の競技場である。初めてこの競技場を訪れたものは区間の最初の東海道線のブッチ切りに競技場であるということを疑うが、いつの間にか後方から横須賀線に追い上げられている。並んでからは、並走することもあるが殆どの場合抜かされてしまう上、大船駅入線時は東海道線のほうがカーブがキツイため横須賀線のほうが突っ込み速度が速く大概勝つのは横須賀線である。
[編集] 根古屋信号所~成田空港間
JRと京成が6Kmにわたり、全国でも珍しくぴったりと並走している。 2010年より、京成が参入し始まった比較的新しい競技場である。 競争レベルは前代未聞の領域に突入しており、速すぎて外から観察してもはっきりと見ることは困難である。 在来線最高速度である130㌔まで出しているJR側からみても、後ろから追い越された160㌔の京成車は速すぎて人間の目には見えない。 他の競技場では旧国鉄に有利なようにコースが設計されているという指摘をうけ、全く同じ条件で設計されているのが特徴。違いはレール幅のみで、標準軌対狭軌の壮絶な戦いが間近で見れるように設計されている。
また、一部の目撃情報では上記の品川横浜区間で競争が加熱しすぎた結果、60キロ以上離れているここまで赤いの×2が突っ込んでくるらしい。
[編集] 京阪間
京阪間では、戦前から東海道本線の特急「燕」と新京阪(後の阪急京都本線)のP-6型がデッドヒートを繰り広げていた激戦区で、戦後になると電車でDの舞台として知られるようになった。JRと阪急は直線主体のコース設定となっているが、対岸の京阪ではカーブ主体のテクニカルコースと、スタイルの違うコースも存在する。
[編集] 阪神間
京阪間と同様、東海道本線と阪急神戸本線、阪神本線が併走しているため、古くから激闘が繰り広げられた。戦前は国鉄と阪急の争いがすさまじかったが、戦後になると線形が悪い阪神も無理して競争に参入し、三つ巴になっている。
[編集] 大阪~宝塚間
ここも阪急vsJRで熱い戦いが繰り広げられてきたが、2005年4月に福知山線で練習中の列車がマンションに突入する、という事故を起こした結果エクストリーム・謝罪へとエントリー変更がなされたため、現在この区間での開催は見合わされている。
[編集] 津田沼~幕張
ここは隠れ競技場である。一見すでに老齢に達し、枯れてしまったような京成電鉄の電車が、ここでは総武緩行線に牙をむく。子会社である新京成電鉄もこの区間では競技に参加している。お互いが我を忘れて突っ走るため、京成千葉線の京成千葉~京成津田沼と総武緩行線の千葉~津田沼は所要時間がまったく同じとなっている。京成のほうが2駅多いのに。
[編集] 豊橋~岐阜
ここでは東海道線VS名鉄名古屋本線のデッドヒートが繰り広げられる。名鉄電車は途中で急カーブに邪魔をされるため快速特急でもJRに勝てない。乗客数も互角なので近年激しいレースは行われていない。
[編集] 明石~須磨
JR西vs山陽電車として熾烈な戦いが繰り広げられる。特に明石~舞子は山陽も110キロ運転をするため、併走すると手に汗を握るようなバトルを拝むことができる。この区間のメインバトルは直通特急vs快速だが、時間帯などによっては新快速や特急はまかぜ、スーパーはくと、貨物列車など多彩な車種・種別とバトルをしたり、直通特急vs快速vs新快速の三つ巴スーパーバトルになったりする。おそらく日本で一番アツいバトルステージ。ちなみに山陽電車側が勝てるのは、直通特急orS特急vsJR普通、直通特急orS特急vsJR快速と、下り限定で直通特急orS特急vs特急スーパーはくとである。下り限定の理由は舞子ははくとが通過するからだ。言っておくがスーパーはくととの戦いははんぱではない!明石~舞子間ずっとバトる。
[編集] 京王(小田急)永山~京王(小田急)多摩センター
京王相模原線と小田急多摩線の併走区間である。スタートからレース中盤までは小田急が優位に立つが、京王の方が最高速度が上なので、最終的に勝つのは京王である。小田急が多摩線を走る多摩急行という種別を設定したことと、京王が相模原線内の特急を廃止してしまったことなどから、小田急が逆転するとささやかれたこともあった。しかし、京王の圧勝は変わらず、ロマンスカーが回送で多摩線にやってきても京王に抜かされている。ただ、両社とも高性能車の導入を急いでおり、小田急にいたっては新型ATS導入とともに覚醒するという噂もある。今後の白熱具合が楽しみな区間の一つである。
[編集] 北千住~南千住
たった一駅間ではあるが、つくばエクスプレスと地下鉄日比谷線とJR常磐線が並走し、ここで激戦が繰り広げられていることはあまり知られていない。3本とも1駅間であるが故に、性能の高い車両が勝利する(走行距離はほぼ同じである)。2009年1月現在、最も優勢なのはこの区間で高架を走り、加速度の高い電車を使用する地下鉄日比谷線である。3本とも本数が多めに設定されているため、3本の電車がバトルするシーンもしばしば見られる(但し、つくばエクスプレスは途中から地下区間に入るため、実に僅かな距離でしか見られない。)稀に常磐線の特急(両駅とも通過)が日比谷線の各駅停車に負けることがある。
[編集] 三鷹~中野
人身事故で有名な中央快速線と中央総武緩行線の併走区間の一部。何処かのプロ市民のせいで同じ停車駅数なので、よくバトルになる。E231系電車を使用している緩行線の方が低速域の加速がよく序盤はリードするが、E233系電車を使用している中央快速線は高速域の加速の伸びとブレーキの効き良さで巻き返し、ほぼ互角である。中央快速線のダイヤが乱れている場合は、よく中央総武緩行線のE231系電車が中央快速線のE233系電車をぶち抜いて行く光景がよく見られる。また、平日朝の通勤特別快速だと普通に緩行線に抜かれる。同じ会社の快速線と緩行線がバトルする珍しい区間であるが、中央快速線の速度引き上げに伴ない、中央快速線のE233系電車の方が圧倒的に速くなるので、近々平常運行時はバトルは見られなくなる見込みである。
[編集] 中滑川~新魚津
富山地方鉄道本線とJR西日本北陸本線の並走区間。かなりの激戦であるのにもかかわらず、知名度が低い。そりゃ、ローカル線だからだろう。JRのほうが停車駅の数が少なく、有利でもあるのにもかかわらず、富山地方鉄道の14760系の前では、すべての列車が一度はぬかされる。しかしながら、すぐ次の駅が来てしまうので、またJRがトップに躍り出る。そういういたちごっこが、ときどき繰り返される。しかし一弱小私鉄が、天下のJRを一度でも追い抜くのは圧巻である。とくにトワイライトエクスプレスとか。トワイライトエクスプレスとか。トワイライトエクスプレスとか。しかしながら、富山地方鉄道本線は中滑川で急に南に曲がったりして上市方面に行ってしまうので、終点富山(電鉄富山)で勝負すると、勝負にならない。あーえらいこっちゃ。えらいこっちゃ。
[編集] 香椎~貝塚
JR九州鹿児島本線と西鉄貝塚線の並走区間。JR九州の快速列車の主力、813系は編成中の1/3しかM車が無いこともあり大した速度が出せないが、しかし齢60を目前にした西鉄313系にとってはそれすらも酷な相手である。ちなみに千早で乗り換えられるよ。てってってー
[編集] 過去の競技場
残念ながら過去の物となってしまった競技場について羅列しておく。
[編集] 桜木町~横浜
たったの1駅間(東急は2駅)であったが、東急東横線とJR根岸線が並走し、元祖走ルンですと國鐵末期のステンレス車の元ネタが激走していた。残念ながら2003年1月に東急側から競技からの撤退が通告され、翌2004年1月には線路ごと無くなってしまった。現在では跡地として東急の高架が残るのみである。
[編集] メディア
JRや各私鉄の力がテレビ[1]、新聞、ラジオに及んでいる結果、これらの媒体では電車でDは存在すら報道されず、また公式に発表したり国土交通省の資料に現れない結果、資料を重んじる某百科事典にも掲載されなかったのだが、そういったものと縁のない同人誌によって初めてその存在が明らかとなった。
しかしながら、その内容があまりにも突飛だったので、「これは事実だ」と信じる人間がほとんど現れず[2]、そのためこの同人誌も頭文字Dのパロディということにされている。いや、さすがにあんな変人キャラは現実にはいないから、頭文字Dのパロディもあるよ。それを強引に電車でDと名前が似てるからと組み合わせたら…… その後、某百科事典にも掲載されたが、単なる同人誌という扱いに過ぎない。
だからまさかこの電車でDをゲーム化したものが「鉄1〜電車でバトル!〜」だとはだれも想像しないし、そもそもゲームがそんなに有名にならなかったのは鉄道会社の想定内であった。
また、上述の同人誌をゲーム化したものも存在する。こちらは、表向きは「同人誌のゲーム化」だが、実態は、同人誌の作者から「この競技を世に広めるため、ゲームを作ってくれ」と頼まれた結果である。
[編集] 脚注
- ^ ここでは、関西テレビの株式のうち19%を阪急阪神ホールディングスが持っている、という事実を指摘しておく。
- ^ 鉄道会社にとってもそのほうが好都合だった。
| この「電車でD」は、延伸の案が出ています。延伸して下さる協力者を求めています。 (Portal:スタブ) |
