3cmの積雪

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索

3cmの積雪(3cmのせきせつ)とは、数年に1度の割合で日本を襲う大災害である。

概要[編集]

世界で一番降雪量が多い国は、実は日本である。毎年のように数メートルに及ぶ積雪が各地で観測され、東北北陸地方では数ヶ月に及ぶ忍耐の日々をすごすことが日常となっている。1日で1mを超えるような豪雪や降り始めからの合計が2mを超えるような連日のまたはしかし、ある意味、常識としてまったくニュースなどになることはない。けれど、そんな雪がひとたび東京もしくは関東地方で積もってしまうと、即全国ニュースとして報道され、雪国北国の住民にあたたかな笑いを届けることになる。

おそるべき3cmの積雪[編集]

タイヤ
関東以北及び裏日本住民
11月の段階でタイヤをスタッドレスタイヤに交換。3cmなどは積雪のうちに数えない。
東京
(良識人)チェーンってどうやって巻けばいいんだっけ?
(その他)すぐ溶けるから大丈夫
(結果)チェーンが外せなくなったの、JAFさん助けて!
自動車
関東以北及び裏日本住民
(用心派)今後予想される数十センチの積雪の前にワイパーを立てるクセをつけ凍結防止のためのスプレーをガラスに使用。運転も、雪の準備が出来ていない人間がいることを見越して安全運転を心がける。
(無用心派)手で払い落とす。この程度ではスタッドレスは滑らないので普通に運転し、雪に慣れてない地方の車からもらい事故
東京
(良識人)道路状況の混乱を事前に予測。車を使わずに各種交通機関を使用するか、道路の混雑に対応した裏道や抜け道を使用。
(その他の中の大勢)朝起きたら雪だったけど気にしないで普通に車を使って、幹線道路で交通機関のマヒにぶちあたる。訂正、自分も交通機関をマヒさせる一員となる。
(その他の中の一人)ひゃっはー&お前はもう死んでいる&後続車もつられて死亡確定&首都圏の経済に大ダメージ。
(結果)翌日、地方の小売業に商品が届かず。も届かず。お願いだから日曜日に事故ってくれ
自転車
関東以北及び裏日本住民
(普通)雪が降ってるのに自転車で来るバカがどこにいる。
(異端)5cm程度なら普通にラッセルして行けるわ。
東京
(良識人)転ぶと危ないから今日は早めに出発して歩いて行こう。
(その他)ちょっとぐらい積もってもぜんぜん平気だなー(ブレーキをかけるまで)。
学校
東京のみ
(いい学校)雪によって児童生徒の通学に支障が出たため、本日は休校にします。
(普通の学校)雪によって児童生徒の通学に支障が出るため、本日の授業は午前中だけにします。
(悪い学校)頑張って帰れよー(他人事)。
会社
関東以北及び裏日本住民
別に雪だからといって特に何もありません。但し一部の会社では除雪という名のサービス時間外労働があります。
東京
(いい会社)雪によって通勤並びに業務に支障が出る恐れがあるため、本日は休業にします。
(普通の会社)雪によって帰宅が困難になる恐れがあるため、本日は早めに帰宅してください。
ブラック企業)雪が何だ、今日も普通通りだぞ。え?電車やバスが止まって帰れない?なら会社に泊まれ
ピザの配達
慣れてる場所
30分以内とかアホな設定をするような店が存在しない上、天気見れば遅れるのぐらい誰だってわかる。
関東のとある場所
(良識人)こんな大変なときにすいません、ご苦労様です。
(その他)こんな天気だからこそ、外に出たくない
(業界人)そう思ってくれるお客さんが多いから、めっちゃつらいけど稼ぎ時。
朝日新聞)こんな大変なときにすいません。ささ、外よりはほの暖かい玄関先に入ってキンキンに冷えた缶ビールをどうぞぐいっと一杯やってください
(朝日の結果)女の子は少し大人になり内なるオーブンに火がともりほっこり。
(普通の結果)配達員は飲酒運転で検挙され、冷えた缶ビールを勧めた母親は幇助罪にさらされる。こんな新聞のコラムでいいのかとがっくり。
報道
東京以外
明け方にかけてうっすらと白い雪で覆われそうです。では、次のニュースです。
東京
(良識人)関東地方で積雪が観測されるかもしれませんので、厳重に警戒をしてください。また、交通機関の乱れが起こる可能性がありますので、少し早めの出発を心がけてください(以下、延々と注意喚起)
(良識人)これからも関東地方では強い降雪が見込まれますので、足元に注意してお出かけください。
(その他)関東地方では、今朝の雪で転んで250人の人が病院で手当を受け、そのうち3人が骨折などの重傷となっております。
バカ)見てくださーい、渋谷駅前ですがごらんのとおり真っ白になっていますー。
バカ)いやー、きれいですねー。とは言うものの、各地で交通事故が多発しているようです(以下、延々と点としての事故だけを抜粋して放送)
バカ)それでは、もう一度渋谷駅前から生中継でお送りしたいと思います、○○さーん。
バカ)はーい。ごっらんください、もう道路は真っ白で、道行く皆さんの傘も見てください、こーんなに雪が積もっています(以下、繰り返し)。
クソタワケ以下略、それでは皆さん、よい一日を!

本当に大事な情報[編集]

なお、このような報道を繰り返したせいで、本当の大災害のときにまともな情報発信体制を構築できずに醜態をさらしたメディアが多かったりもする。そのため、高速道路の状況やダイヤの乱れといった重要な情報をいかに正確に伝え続けるかを確認するだけで、報道機関の質が分かるようになっている。そもそも、滑って転んで百人以上が病院に行ったことを聞いて東京以外の住民が大笑いなんて話には、報道されない裏で雪による事故や体調の悪化で毎年数百人が犠牲になっている地域の住民が、低レベルな報道機関をバカにする笑いも含まれている。そんな情報を伝えるよりも、もっと重要な情報を伝えないといけないことを知っているからこそ、笑うしかない場合もある。

特に3cmの積雪が予想される季節には、各種スポーツ大会やセンター試験といった数十万人がかかわるイベントも多く、交通の乱れや突発的な停電といった不慮の事故で関係者の人生が左右されるなんて話も多い。そういった状況の中で、報道各社が軒並み滑って転んだだの、どこそこで交通事故があっただのという話をするにつけ、もっと大事な情報があることを知っている地方の人間は、笑うしかなくなってしまう。

本当に、笑うしかなくなってしまう。

最後に[編集]

これらは東京の人が雪に対する対策が未だに無頓着であり、日頃の行いの悪さを象徴するものである。

このように、日本のメディアは東京のことしか考えず地方の惨状など全く鑑みない阿呆の集まりなのだが、日本という国もまた、日本さえよければスリランカ人のメイドが過失による死亡事故が原因でサウジアラビアで斬首されようが、メキシコの麻薬戦争で何万人もの人が惨殺されようが、知ったこっちゃないという無知で無思慮な国家である。裏日本の豪雪を、モスクワやサンクトペテルブルグにいる君の友人に話した場合、その友人は笑いながらこう返すだろう。

「こっちは雪すら降らねえよ」

関連項目[編集]