UnBooks:我が輩は爺である

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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自己紹介[編集]

我が輩はである。名前は忘れた。 ぼけているからいつ生まれたかとんと見当もつかぬ。何でも一億年前薄暗いいじめいじめしたところでジージー泣いていたことだけは記憶している。我が輩はここで初めて恐竜というものをみた。我が輩のぼけた頭ではこの頭にある恐竜のイメージを伝えることができない。だからいま人間どもがいっているティラノサウルスとは全く違うといっておこう。そもそも人間は化石を大事にしたがるがあれはほとんどがねつ造品である。誰がねつ造したか。簡単だ、イグアノドンを発見したあの男である。 我が輩は爺であるが、そのくらいのことはわかる。だからここには後で聞いたそのどう猛な恐竜の話はしないでおこう。 さて、そのころはぼけてはいなかったがなんというかんがえはあったのでこの恐竜はとても恐ろしいと思った記憶が今でも我が輩の頭に残っている。 然し恐ろしいと思ったと同時に、変だと思った記憶もある。第一白髪をもって装飾されべきはずのかおがふさふさしてまるでわかものだ。そのうえに恐竜の歯がとても大きい。 我が輩がこのようにおもっていると、いきなり我が輩を食ってきた。 我が輩は死ぬ。死んでこの呆けをうる。呆けは老いてなくては得られぬ。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい。