UnBooks:魔王
「どうしようもない記事執筆者」篇[編集]
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子「お父さんにはぼくに貼られた残念シールが見えないの。大きなテンプレートで、罵詈雑言が書いてある……」
父「それはたなびく霧だ……」
魔王「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。糞記事にはピンクの花が咲いているし、削除理由を私たちがたくさん用意して待っているよ」
子「お父さん、お父さん!きこえないの。魔王がぼくになにかいうよ」
父「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだよ」
魔王「いい子だ、私と一緒に行こう。私の娘たちがもてなすよ。お前に{{Fix}}や{{Expansion}}を貼りつけ、眺め、消すのだ」
子「お父さん、お父さん! 見えないの、ぼくに管理テンプレートが!」
父「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ」
魔王「愛しているよ、坊や。お前の醜い姿がたまらない。力づくでも消してやる!」
子「おとうさん、おとうさん! 魔王がぼくをつかまえる! 魔王がぼくをひどい目にあわせる!」
父親はぎょっとして、筆を全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで記事の編集ボタンを押した……
腕に抱えられた子はすでに削除依頼に出されて死んでいた。
「良い管理者・悪い管理者」篇[編集]
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父「息子よ、なぜ会話ページを消すのだ」
子「お父さんには魔王が見えないの。かんむりをかぶって、長い衣を着ている……」
父「会話ページの改竄は禁忌だ……しかし、お前は悪くない、無知は罪ではないのだ」
魔王「かわいいホワホワ坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。短時間ブロックは頻発させるし、ホワホワな投稿ブロック理由をたくさん用意して待っているよ」
子「お父さん、お父さん!きこえないの。魔王がぼくになにかいうよ」
父「落ち着きなさい、ページの白紙化をしてはいけないよ。ちゃんと元に戻しておいたから、次からは気をつけるように」
魔王「悪いホワホワだ、私と一緒に行こう。私の娘たちがホワホワ。お前を海兵隊の訓練のようにゆすぶり、殴り、ホワホワするのだ」
子「お父さん、お父さん! 見えないの、あの暗いところに魔王の娘が!」
父「見えるよ。だが、ソックパペットを作って自演しちゃ駄目だ」
魔王「愛しているよ、ホワホワ坊や。お前の弱い頭がホワホワでたまらない。力づくでもつれてゆく!」
子「おとうさん、おとうさん! 魔王がぼくをつかまえる! 魔王がぼくをひどい目にあわせる!」
父親はぎょっとして、ウィキメールを全力でしたためた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで魔王へ送信した……
腕に抱えられた子はすでに検閲により削除された上にすべての賞賛と栄光が与えられていた。
「俺以外全員ソックパペット」篇[編集]
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子「お父さんには魔王が見えないの。IPを偽って、長い靴下を着てる……」
父「あれはたなびく霧だ……」
魔王「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。CUは全員私のソックパペットだし、アカウントを私の母さんがたくさん用意して待っているよ」
子「お父さん、お父さん! きこえないの。魔王がぼくになにかいうよ」
父「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだよ」
魔王「いい子だ、私と一緒に雑居房へ行こう。私のソックパペットたちがもてなすよ。お前をゆっくりと嬲り、嘲り、嗤うのだ」
子「お父さん、お父さん! 見えないの、あの削除議論のところに魔王のソックパペットが!」
父「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ」
魔王「愛しているよ、坊や。お前の美しい姿がたまらない。力づくでもつれてゆく!」
子「おとうさん、おとうさん! 魔王がぼくをつかまえる! 魔王とそのソックパペットがぼくをひどい目にあわせる!」
父親はぎょっとして、馬を全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた……
腕に抱えられた子は父も魔王のソックパペットだと言い出し、恐怖で発狂死した。
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この本「魔王」は、著者の情報収集能力や執筆能力が低かったこともあり完成されていません。加筆して再出版してくれる人を探しています (Portal:スタブ) |