UnNews:「『巨人軍』は違憲」――市民団体が抗議の声
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【2022年5月3日 配信】
日本国憲法施行から75年を迎えた憲法記念日の3日、憲法改正に反対する市民らが各地で集会を開いた。大型連休の折り返しは全国的に好天に恵まれ、主催者発表では1万人以上を集める会場もあったとされる。以前からの懸案だった中国の海洋進出に加え、今年はロシアのウクライナ侵攻など各国で情勢に大きな変化が生まれている中での憲法記念日。マスコミ各社の世論調査では9条を含む憲法改正に賛成する割合も年々高くなっているが、市民団体は「平和憲法を守り抜こう」「先の大戦の反省を忘れるな」「アベ政治を許さない」などと気勢を上げた。
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」とする憲法9条を守り抜くべきと主張する市民団体の中からは、「『読売巨人軍』は違憲ではないか」とする声が上がり、大規模な抗議活動が行われた。参加者からは「機動力は使えず、大砲だけを集めて勝利を目指す姿勢はまさに軍隊」「あの渡辺恒雄のもと、軍であると自認しているのを見過ごしてきたことがおかしい」「アベが去ったと思ったら今度は岸田、もう許せない」などと批判する声が相次いだ。
一方の巨人軍サイドは「ペタジーニやローズがいた頃ならまだしも、現状は大した戦力がいないのだから憲法違反にはならない」などと否定。その証拠として遊撃の坂本勇人が戦線を離脱した結果、4失策・12失点で大敗し防御力が著しく欠けている姿勢をアピール。今年は市民団体もさすがに呆れて引き下がった模様だが、来年以降も火種として残りそうだ。
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